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「伝わる」とか「伝える」よりも

何を書けばいいかわからず、ただただ時間がすぎてしまった。

あるいは、思ったことを率直に書けるようになりたいとか、自分が綴った言葉で誰か一人でも多くの人に勇気づけたいとか、そんな願望が強すぎて色々考えすぎてしまった。

その結果こちらの世界へと参加したのはいいが、何にも更新していなかったり他の人が書いた記事ですらまともに見てない現状であった。

そもそも一体何のために書こうとしたんだっけ?と愚考する始末だ。

それよりも、私自身のことをこの場で紹介するならば、まず筆不精であって本などの文字媒体をほとんど読まない性格であり、ましてや自分の意見を相手に伝えることをものすごく苦手としている人間である。

いざ自分の言葉で相手に伝えようとすると、言い方は間違っていないか?失礼な言葉は使ってないか?自分の頭で考えた通りに伝えられているか?などと、考えた出したらキリがないほどに頭の中でごちゃ混ぜになってしまった。
ある意味平坦な道なのに、なぜか渋滞が発生しまうような状態に陥ってしまうのだ。

そんな自分が非常に嫌いでこのままではいけないと思い、最近は自ら書店に足を運び、今の自分に足りていない要素を補ってくれるような自己啓発本を買って読んだりしている。
だが内容によっては、もちろん一回では脳裏に焼き付くことができず、何回か読み直すこともある。

それらを吸収したつもりで表現を試みるも、どうしたことか自分で書いた文章であれ自分の口から発した言葉であれ、どこか違和感だらけになり最終的には経験不足だと行き着いては痛感する一方だ。

ネットが普及して以降、ここ数年で様々な記事やブログなどが進出し、昔と比べて相当充実してきたなとつくづく思っている。

私も過去に、どこかの媒体でブログのようなものを書いていた時期があった。
ただ書き続けるたびに文章力がないだとか、伝える要素がないだとか、他人から批判を受けたわけじゃないのに自らを責め続ける。
その繰り返しで、再び負のスパイラルに嵌ってしまっている。

おそらく今もこうして書き続けているうちに、私の頭はまた違和感というよりも何かしでかしたわけでもないのにも関わらず、至る所から滲み出る罪悪感だらけで再びパンクしていることだろう。

ある意味年齢や社会での経験を重ねても、こういう思考においてはまるで時が止まったのと同じ状態だ。

だとしても、このままではいられない、立ち止まれないというのが本心だ。
私自身30代になってから、何かを通して伝えていきたいという気持ちが徐々に大きくなり始めてきたからこそ。
文章なり表現なり多少雑でいい加減だとしても、この場を通じて自分なりの言葉でまとめられるよう、やがて毎日更新ができるようにこれから発信していければいいと思う。

そもそも私は全く持って大したことを伝えていないのだから。

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