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猛暑の時ほど和食!

最近つくづく思うのは、この酷い暑さの時ほど 和食を食べたらカラダが喜ぶという事。

前にも書いたと思うけれど、人間のカラダは 先祖が代々食べてきたもので構成される。

遺伝子に組み込まれているわけだ。

日本人ならば、魚や貝、海藻、米、大豆製品など

いわゆる、"まごわやさしい"


ま=豆
ご=ゴマ
わ=ワカメ(海藻)
や=野菜(根菜)
さ=魚
しい=しいたけ(きのこ)


先日、お昼を食べようと思って
何にしようかと考えてたのだけれども、
連日のこの暑さ。 特に食べたいものもない。…

そう私は夏バテになっていた。 だから、スーパーで昆布のおにぎり1つとお茶を買って スーパーの外の日陰で食べていた。

そしたら、どうだろう。
気分がミルミルよくなり 真夏に吹いてくる熱風でさえ爽やかに感じるほど体調が上向いた。

その時思ったのは、やはりカラダは正直で
自分のカラダに合ったものを食べると
そうそうこれこれ、これが欲しかった。
と言ってるようで妙に納得した。

厳しい季節の時ほどカラダはシンプルなものを 要求する。
それが日本人がミャクミャクと食べてきた。 ごはんを中心とした食事。

これしか無いのだと35°C以上の屋外で 私は悟った。 あと、緑茶というのも日本人にはとても合った飲み物だと思う。


ある学者の話だとあと200年は気温は上昇し続ける。もしかしたら、これから、よりコメを中心とした食事が欠かせなくなる。

それが温暖化を生きていくカギになるかもとも思っている。

なぜかといえば、平安時代は今の気温より2度ほど高かったのだ。おびえる必要もない。我々の先祖は今よりも暑い日々を経験済みだ。心強いではないか。 そんな環境の中、和食で命を繋いできた。


本当にあのおにぎりとお茶を摂ったときの爽快感は 他にないものだった。 魂の記憶なのかもしれない…  

もちろん、パワーをつけたい時の肉もたまにはいいだろう。しかし基本的に必要な食べ物として

海に囲まれた島国である日本に住んできた我々の祖先が何を食べてきたのかを考えると
選択肢は自ずと決まってくる。

栄養のあるものとか
〇〇にはこれが効くとか
あと流行りの食べ物。
そういったものを一回横に置いてみて

自分には何が必要な食事かを常に考えながら 暮らしていかなければと今自分にも言い聞かせている。

30を過ぎて異様なほど魚がおいしい事に気づいた。ご飯と質素なおかず。これがあればあと一踏ん張り、この夏を乗り越えられるだろう。

そしたらまた、美味しい秋が実っている。…

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