ぽちっとしてくださり、ありがとうございます。

前回の続きの記事です。
もし、よろしければ①からお読みくださいね。

体調を崩しながらも、変わることに怯え、仕事を辞めた後の自分に希望が持てずに薬を飲みながら仕事を続け、1年と10か月も経っていました。とっくに、うつ病と診断されていました。そして仕事がひと段落したタイミングで覚悟を決め、休職をしました。

そこから数か月は休んだ気にはなりませんでした。ただ「○○しなきゃ」と思わないように意識して過ごしていました。半年くらい経って初めて『今、この瞬間に自分がしたいこと』を選択できるようになりました。

「今日は何を食べようかな」
「パンが食べたい」
とか
「何して過ごそうかな」
「本を読みたい」
とか

もちろん、小さな目標を決めたり無理のないルーティンを作るって暮らしをまわす為だったり自分を鼓舞するために必要なことだと思います。ですが、『今この瞬間を生きている私の気持ち』を大切にすることはもっと必要なのだ思いました。特に新しい環境やできごとが起きるタイミングや繊細さんは。

『今』を生きる私の声を聴かないふりしても、なかったことにはなりません。だから、変化があったり意気込んでいたりする時こそ自分へ問いかけてその声に素直に従うようにします。そうはいっても、元々の性質もあるので癖で「すべき思考」に流れることも多いんですけどね。

よく「自分を大切にして」という言葉を見たり聞いたりするけれど、この経験で初めてその意味がちゃんとわかった気がしました。たぶん、「自分を大切にする」って『今この瞬間を感じている自分』を受け入れて認めて尊重し従うってことなんじゃないかなと思います。

未来は『今』の積み重ねだから、ワクワクする未来には『今』この瞬間こころが満ちてることが大切なんだと信じているし願っています。