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泣きたくなって映画を観るって、なんだかリストカットみたい

ぽちっとしてくださりありがとうございます。

GWが始まりましたね。

私は新しいお仕事を初めて2ヶ月が経ち、体も心も疲れが溜まっていたのでやっとひと息つける時間がやってきそうです。

皆さんは、自分に負荷がかかり過ぎてどうにも消化しきらない気持ちを涙にすることはありますか?

わたしは心の負荷のタンクが容量を超えて溢れるときにポロポロと涙になることが多くあります。「号泣してすっきりしたい」と思う日があれば、まれに泣きたいのになぜか涙にならないなんてこともあります。そんな時は映画の力を借りて涙を流します。

自分が家族に対しての思い入れが強いのと一番感情移入しやすいので、大概家族がテーマの映画を選びます。

医学的にも証明されていることですし、やっぱり泣くとすっきりしますよね。タンクの容量に少し隙間ができるくらいになります。ただ、その30分後くらいに
「すっきりはしたけど、抱える問題は変わらないんだよなぁ…」
と虚しさと現実に戻される感覚に陥ります。

泣きたいけれど泣くことができないから、外的な刺激を自分に与えることで涙を流す。悩みや問題になっていることから少し距離が遠ざかる。

このことについて考えていたら、リストカットに似ているかもしれないと思ったのです。(実体験はありませんが)

もちろん一人ひとり理由は異なると思いますが、どうしようもなく心が苦しくて、どうにもできない苦しさがある時ってその苦しさを「痛み」という苦しさに置き換えてしまいたくなるのではないのだろうか。「痛み」という刺激が強い為にそちらに意識が向いて、その間だけは心の苦しさが薄まるのかなと思います。ただ、こちらも同じように元々の悩みや問題は時間の経過とともに戻ってくるところまでがセットであるんじゃないのかなぁとか。それが他の人にとっては恋愛であったり、食べることだったりお酒だったり買い物だったり手段が異なるのではないのかなとぼんやり思いました。



どれが良くてどれがよくないなんてことはないのかもしれないけれど、自分の機嫌を良くする処方箋は1種類じゃなくて何種類も持っていた方がきっと便利です。

刺激的なものを見たり聞いたり選んだりする時は自分からの黄色信号だと思います。毎日流れるように過ぎてしまうけれど、一時停止を押して自分を癒すことを忘れがちだよなぁとふと感じました。もし自分で止められないなら信頼できる方に定期的に一時停止をお願いするのもいいですよね。

私も刺激的なものを選択しているここ最近なので、意識的に気持ちが緩まることをしようと思います。
タイミングよくまとまってお休みが取れるので、地元で自然を思いっきり体に浴びてきたいと思います。沢山土に触れて、虫の声を聞いてお布団で寝たいと思います。

自然の力で癒されていると
「あぁ、私ってほんとに生き物だわ」
と思います。

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