全国制覇の旅
ちょうど20年前に旅をする生活を始めて、ようやく最後の街に辿り着きました。
久しぶりに本当に旅してるなって感覚を感じる事が出来たし、人って本当はこうだよなってのを再確認出来ました。
全ての人がそうな訳じゃないけど、今居るこの街を本当に出ようか真剣に悩み始めてます。
旅するのは良いけど、現実を見れば仕事の事とか年齢とか身体の事とかたくさん不安要素もあるから、現在地で落ち着いて生活しようかと思ってたんだけど、この街が国内で如何に特異なのか、今回他の街や人を感じてきてハッキリ分かった。
このままじゃ本当に人間不信になってしまうような気がする。
信頼していた人も結局はそれらの人間と同じだったと確信した。
もう少しで今後の身の振り方を決める答えも出るようだし、それが流れたらもう出て行こうと思う。
金は無いけどなんとかなるだろう。
この20年の旅生活で、死なない限り全てはなんとかなっているという思考を手に入れているから大丈夫だろう。
やっぱり他所をたまに見に行く事は大事ですね。
狭い世界だけで行動していると、価値観や思考も極端に偏ったものになり、自分が他所とどれだけズレて居るのか気付きもしないし、それが正しいんだという思考が物凄く強固なものになってしまっているんじゃないかと思います。
ズレているのに気付いても、それが正しいんだと思い始めてしまったなら、それはもう完全に他所とズレています。
俺はこんなの嫌なんでね。
とにかく返答しだいで希望する答えとは反対だった時は現在地から離れようと思います。
どっちに転んでも良いように今後のプランは二通りちゃんと考えてます。
俺は俺らしく生きていきたいだけなんです。
一喜一憂せず、心を無駄に揺さぶられない。
静かに淡々とゆっくり流れる清流の如く。
決して激しく燃え盛る炎には成らず。
47都道府県の最後の街で色々と気付かされました。
人生の余暇を過ごす街として最後に取っておいたけど、早めに行っておいて良かった。
気付きが多い街でした。
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