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第16回|牛農家さんのトリコ!@那須は牛乳名産地!

こんにちは!TSUKIです。

栃木は生乳生産本州一!
那須といえばミルクタウンです!
那須といえば那須牛&とちぎ牛です!

今年、またまた念願叶って
牛農家さんのお友達ができました♡

そしてなんと!
このたび牛舎へご招待頂きましたー‼︎

赤ちゃんから妊婦さんに、黒毛ちゃん。
一頭一頭個性があって、とても愛らしい!

そして誕生と別れが繰り返される
場所でもありました。

父から子へ、代々受け継がれた
素晴らしい職業を子どもと体験して来ました!

【目次】

[1]生後1歳半〜お母さん牛
[2]生後2日!赤ちゃん牛
[3]生後2ヶ月!こども牛
[4]生後3~10ヶ月!こども牛
[5]まとめ


[1]生後1歳半〜お母さん牛

この可愛い牛のお母さん達、平均600㎏
みんな模様やお顔が違うのわかりますか?
一番右のお母さんはおでこがハートです♡

なんと100頭ほどいるそうです、
こんなに大きいのに牛農家さんの中では小規模なんだそうですよ!

一頭一頭おっぱいの大きさや形も違います。

乳牛はみんなお母さん牛なので、
新米母からベテラン母まで年齢や経験も様々。

人間と同じで体型や個性も色々だそうです。

なるほど〜!

初めての妊娠は1歳半頃から
10歳頃まで人工授精&出産を繰返し
私たちに牛乳を届けてくれるそうです。

こちらはなんと妊婦さん!!
やっぱりちょっとぽっちゃりしてますね!

平均50㎏の赤ちゃんをおなかで育てるそうです。
大きい〜!

牛の出産と言えば、前足に縄をくくって引っ張る…
なんて聞きますが稀なんだそうで。

夜中、お母さん牛が無事出産を終えて
産後母子が寄添って待ってることが多いそうです。

そしてやっぱり十月十日、身籠るそうですよ!

へ〜!!
知らないことばっかりです!

[2]生後2日!赤ちゃん牛

この日はラッキーなことに
生後2日のベビーに会うことができました‼︎

少し小さめ40㎏だそうです、
スリムで仔馬ちゃんのよう!

2日で立ってる〜!動物ってすごい!

赤ちゃん専用牛舎の1人部屋です、
ママは乳牛用牛舎で別々に過ごしています。

大勢のお母さん牛から絞ったお乳を
赤ちゃんは哺乳瓶で飲んで育つそうです。

自分のお母さんのお乳を飲むこともないなんて…!

いつも製品で並んでいる牛乳は
仔牛の命の源を分けてもらってるんですね。

[3]生後2ヶ月!こども牛

お隣は生後2ヶ月の白黒ちゃんと黒毛ちゃん、
赤ちゃんより胴回りがたくましいです。
だいたい80㎏くらいだとか!

目が可愛い〜、うるうるです。

もう牛乳は飲まずに仔牛用のごはんを食べてるそうです!

[4]生後3~10ヶ月!こども牛

そのまたお隣は3〜10ヶ月頃の仔牛ちゃん達。
もうほぼ成牛の大きさに見えますが、300㎏くらい
まだまだ成牛の半分です。

こちらの農場では、この牛舎来たら(3~10ヶ月)

・オスの白黒の牛   [ホルスタイン種]
・オスメスの黒毛の牛 [黒毛和種]

は次のステップ、肥育農家さん(食肉用)へ
売られて行くそうです。

食肉工場へ出荷されるのは平均2歳過ぎで、
乳牛も10歳程度で食肉用へ売買するそうです。

本当の牛の平均寿命は20歳。

一頭一頭の個性を把握して、
触れ合っている友人牛農家さん。

経済動物という呼び名があるそうですが、
やっぱり淋しい気持ちを持ちながらお仕事されているそうです。

[5]まとめ

牛の生涯

・0~2ヶ月:母子別室で哺乳瓶で授乳
・2~3ヶ月
哺乳瓶から子ども用ごはんへ
・3~10ヶ月
肥育農家さんへ引越し(オス&黒毛)
・1歳半頃~
人工授精、10ヶ月後出産(メス)
・2歳頃~ 
肥育農家さんから食肉出荷(オス&黒毛)
・2~10歳頃
コンスタントに出産&搾乳(メス)
・10歳前後~
食肉出荷(メス)

当たり前に、いつも食べているお肉と牛乳。

もっともっと大切に、もっともっと感謝して、
学んで子どもに伝えていかなければならないなと思いました。

小さい頃から、農場で働く家族を見ているお子さんたちは
きっとすごくこころ豊かに育っているんだろうと思います。

私やうちの子どもが持っていない、
経験値をずっと積み重ねてきていると思うんです。

牛農家さんのお父さんも、
目に見えない豊かさと大きなこころの素敵な方でした!

本当に今回ご招待いただけて良かったです、
ありがとうございました。

本物を見てみて、知っていたはずのことも
とてもこころ打たれるものがありました。

子どもも私も本当にいい経験をさせてもらいました。

これからも感謝して
那須のお肉&牛乳を地産地消します!!

私は牛農家さんのトリコ!

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