『自分を突き動かすエネルギー』の消費期限を想定しておく

定期的に読み返す記事の1つに「【新入社員の皆さまへ】圧倒的な結果を残す人間は三種類しかいない」がある。

『優秀』という抽象的な言葉を解像度高く整理していて、なるほどと思わせてくれる。

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本記事では、優秀な人間の三大パターンの1つに『人生の総エネルギー量』があると書かれている。

一つ目は「人生の総エネルギー量が高い人」です。みなさんの周りにもいると思います。どんなに動いても疲れない人。ずっと元気な人。どんなことにも興味を持ってやり始めちゃう人。あの類です。これは恐ろしく人間として有利です。
【新入社員の皆さまへ】圧倒的な結果を残す人間は三種類しかいない

これは非常によく分かる。特に内定先のサイバーエージェントはこういう類の人間が大半を占めている。

自分が習慣化のスキルを身につけようと思ったのも、膨大なエネルギー量を持つ人に勝つためには、エネルギー消費を少なく、低燃費で走れる身体を作れるようにする必要があると考えたからである。

そんなことを考えているうちに、ふと「エネルギーにも消費期限があるのでは?」という疑問が生まれた。

自分の場合、物事に取り組む際の原動力になるものとして『承認欲求』や『知的好奇心』がある。

誰かに褒められたい、認められたい、という承認欲求がそのままエネルギーになるタイプだ。

承認欲求がまるで悪者のように扱われることも多いが、個人的には、承認欲求は上手くコントロールできれば自分を支える優秀なエネルギー源になるものだと思っている。

一方で、承認欲求によるエネルギーがいつまで持つか?というのは考えておいた方がいいかもしれない。

今の自分は、誰かに褒められる、認められることにある程度の価値を感じている。でも、25歳になったら?30歳になったら?40歳になっても承認欲求は十分なエネルギーとして自分を支えてくれるだろうか。

これは感覚的な予想でしかないが、承認欲求はおそらく年齢を重ねていくうちに薄れていくものだと思う。つまり、承認欲求をエネルギー源として頼りにしておくのは、長い目で見ると危険かもしれない。

一方で、『知的好奇心』は恐らく40歳になってもずっと強いままだろう。断定は出来ないけど、自分の中で「新しいことをやりたい、知りたい」という欲求が尽きる姿が想像つかない。

過去の経験から「自分のエネルギー源が何か」を見つけるだけではまだ不十分で、「そのエネルギー源は何年先まで稼働してくれそうか」をぼんやりとでも想定しながら、人生設計やキャリアプランを練っていきたい。

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