つっきー

社会人になりました

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最近の記事

「断られにくい誘い方をする」が苦手

小さい頃から、心理学の本を読むのが好きだった。 人の心がどのような状況でどう動くのかを学ぶのは、純粋に面白いだけでなく、知識が生活の中で直接的に役に立つ場面もあり、勉強していて楽しかったように思う。 (もっとも、中学生くらいまでは「〇〇っていう心理テクニックがあって〜」とドヤ顔でうんちくを垂れているだけではあったが。) 心理学の本には様々なテクニックが紹介されているが、有名なものの1つに「ダブルバインド」がある。 これは、1度に2つの選択肢を提示することで、相手に断ら

    • 「捨てる技術」を磨いてきたけれど

      ここ数年で自身が磨いてきたスキルの1つに「捨てる技術」がある。 小さい頃から、断捨離は嫌いではなかった。極端に綺麗好きなわけでも整理整頓が得意なわけでもないが、「いらなくなったものを捨てる」行為と、「いらないものを捨てて部屋がスッキリする瞬間」に心地よさを感じていた。 大学生になってからは、趣味のポーカーを通して「捨てる」という判断をより躊躇なく下せるようになった。 ポーカーには、「既にこれだけお金をかけているんだから、もう後には引けない・・・」と考えてしまうような状況

      • 「若いうちに労働時間でゴリ押しする」戦略が使えなくなった時代

        「サイバーエージェント 突き抜けたリーダーが育つしくみ」を読んだ。 活躍する社員に行ったインタビューをベースに、サイバーエージェントならではの仕組みやカルチャーが紹介されている。サイバーエージェントのことを知るにはベストの1冊だと思う。 本書の中で印象的だったのは、社員に行われたインタビューの中で「今ではありえないが、当時はかなり長い時間働いていた」という記載があったことだ。それも1人じゃなく、複数名が同じようなことを言っていた。 彼らが新人の頃は、「深夜も休日もお構い

        • 『自分を突き動かすエネルギー』の消費期限を想定しておく

          定期的に読み返す記事の1つに「【新入社員の皆さまへ】圧倒的な結果を残す人間は三種類しかいない」がある。 『優秀』という抽象的な言葉を解像度高く整理していて、なるほどと思わせてくれる。 本記事では、優秀な人間の三大パターンの1つに『人生の総エネルギー量』があると書かれている。 一つ目は「人生の総エネルギー量が高い人」です。みなさんの周りにもいると思います。どんなに動いても疲れない人。ずっと元気な人。どんなことにも興味を持ってやり始めちゃう人。あの類です。これは恐ろしく人間

        「断られにくい誘い方をする」が苦手

          なりたい自分になるためにnoteを使う

          先日、こんな記事を書いた。 SNSは使わざるを得ない状況もあるため禁止にはしていないが、いちいちBlockSiteを開いてブロックを解除しなくてはならないため、無意識に開く回数が極端に減った。当然スマホのアプリも全て削除した。 まだ始めて数日だが、今のところは上手くいっている。 このような記載があるが、実際にこの記事を書いている時はまだ「SNSを開く回数を減らすためにBlockSiteを使ってみるか」と試し始めた段階であり、これが上手くいくかも分からなかった。 分から

          なりたい自分になるためにnoteを使う

          自意識とプライドを捨てる

          noteの毎日更新を始めて一番良かったことは「プライドと自意識がなくなったこと」かもしれない。 もう少し正確に言うと「自分の文章が拙いものであることも、世に出したところでほぼ反応が得られないことも分かった上で、躊躇なく公開ボタンを押せるようになったこと」だろうか。 noteの毎日更新を始める前は、とにかく自分の実力不足が露呈するのが嫌だったし、SNSに投稿して誰もリアクションしないことを想像するとそれだけで恥ずかしくなった。 それが、いざ毎日文章を書き始めると、これらの

          自意識とプライドを捨てる

          「やらない力」を育ててみる

          以前、こんなnoteを書いた。 やらないことをルール化しておくと、迷うコストが減るので楽になるよねーという内容だ。 これからはやることよりも、やらないことを少しずつ増やしていこうと思う。 現時点で、やらないこと/今よりも距離を置くことと設定したは下記の通りだ。 【やらないこと】 ・Netflix ・Prime Video ・ゲーム 【距離を置くこと】 ・YouTube ・SNS全般(Twitter , Facebook , Instagram) ・漫画 「目標のた

          「やらない力」を育ててみる

          『内向き』の価値と『外向き』の価値

          noteの毎日更新を始めてもうすぐ1ヶ月になるが、特別多くの人に記事が届いているわけではないし、自分自身に大きな変化や成長もない。 それでも、継続することには価値があると感じられているし、頭の中を整理しながら言葉を選ぶ作業は思っていたよりも心地良いので、無理のない範囲でこれからも続けていこうと思う。 価値を『内向き』と『外向き』に分類するなら、自分にとってnoteの毎日更新は『内向き』の価値になる。 「私は価値を感じている」という主観だけで成立するのが内向きの価値だ。

          『内向き』の価値と『外向き』の価値

          「文章力を伸ばしたい」と思うまで3週間かかった

          なんの目標もモチベーションもなく始めたはずのnoteだったが、流石に3週間以上も毎日書いていると、「文章力を伸ばしたい」という気持ちが少しだけ湧いてきた。 「やりたいことはやってみないと分からない」とはよく言うが、本当にその通りだ。 自分の場合は3週間以上も毎日文章を書いて、ようやく「文章力を伸ばしたいなあ」という前向きな感情を見つけることができた。 「文章書くことを仕事にしたい」とは到底思えてないけれど、目標もモチベーションもなくダラダラ書いていた時と比べれば、僅かで

          「文章力を伸ばしたい」と思うまで3週間かかった

          「自分は頑張れないタイプ」とハードルを下げるのはもうやめる

          文章を毎日書く習慣さえ身につければ、楽に文章を書けるようになると思っていた。 「アウトプット」の場を強制的に設ければ、「インプット」の効率は勝手に上がっていくと思っていた。 頑張れない自分にとって、環境や仕組みさえ構築してしまえば、あとは勝手にできる自分になれるだろうとたかをくくっていた。 そんなことは、全くない!! 3週間毎日noteを続けても文章を書くのは億劫なままだし、なんなら今が一番苦しい。 インプットが枯渇して、テーマを決めるだけで30分以上かかる日もある

          「自分は頑張れないタイプ」とハードルを下げるのはもうやめる

          『良い調子』を定着させる

          まだ20日程度だが、毎日文章を書いていると、数行も書き始めるとその日の調子が大体分かるようになった。 いつも朝起きてすぐにnoteを開いて書き始めているのだが、タイピングの手が止まらずスラスラ書き進められる時はその1日が上手くいくことが多いし、逆もまた然りだ。 ちなみに今日は後者で、noteを開いて数十分間何も書けない日だった。ずるずると時間だけが過ぎていって悲しくなるんだけど、「noteを毎日更新する」と決めたの自分なので、なんでこんな大変なこと始めちゃったのかなあと自

          『良い調子』を定着させる

          『コントロールできないもの』を無視し続けてきたけれど

          物事を『コントロールできるもの』と『コントロールできないもの』で切り分けて考えられるようになってから、大袈裟ではなく、生きるのが幾分楽になったように思う。 少し前まで、「なんであの人は俺の言ってることを分かってくれないんだろう」「この組織のやり方がそもそもおかしい」というように、『自分がコントロールできないもの』に対して不満を募らせていた。 『他人の感情や行動』はコントロールできないものの筆頭だ。 「他人をコントロールすることなんて無理なんだから、相性が悪い人とはサクッ

          『コントロールできないもの』を無視し続けてきたけれど

          「すみません」で楽をしない。

          物心がついた時から「『ごめんなさい』と『ありがとう』はすぐ言える人になりなさい」と親から教えられてきた。 その教えのおかげで、救われた場面は数多くあったように思う。 例えば道端で人とぶつかった時に、反射的に「すみません!」と言えたおかげで、無駄なゴタゴタに発展せずに済んだことがあった。 相手に明らかな悪意や敵意があれば別だが、どっちもどっちで片方が先に謝りさえすれば場が丸く収まるよね、という状況で「ごめんなさい」を機械的に言えるのは、自分の長所でもあり短所でもある。

          「すみません」で楽をしない。

          休息日

          noteの毎日更新を始めて17日目。今日はビックリするくらいに何も書けない日だった。 ストックしているネタはいくつかあるものの、いざ書き始めると数行でタイピングの手が止まってしまう。いつもなら着手さえしちゃえば作業興奮でなんとか書き進められるのに、頭の中に霧がかかったような感覚で、言葉が全く浮かんでこない。 というわけで、そんな状態をありのまま書くことにした。 今日はやりたいと思っていたことの3割もできずダメダメな日だったけど、そういう時もあると割り切って、明日の自分に

          米津玄師のツイキャスが心の拠り所だった時の話

          初めて聴いた米津玄師の曲は『アイネクライネ』だった。 2014年の高校に入学した春、教室でYouTubeを開いて「ステキな曲調とMVだなぁ」と心がほっこりしたのを覚えている。 そこから、ボカロ好きだった友達が「米津玄師ってボカロでは『ハチ』って名義で活動しててさ...」と教えてくれて、『パンダヒーロー』『マトリョシカ』『ドーナツホール』を知り、「メロディーが頭にこびりついて離れない」という感覚を初めて味わった。 当時、米津玄師は不定期でツイキャスをしていた。月1くらいの

          米津玄師のツイキャスが心の拠り所だった時の話

          「将来のビジョンがない」というコンプレックス

          サイバーエージェントの社風もあるかもしれないが、「将来のビジョンとか、やりたいことってある?」とカジュアルに聞かれることが多い。 その度に、「今は特にないので、20代のうちは経験の幅を広げて出来ることを増やしたいと思っています。」と答えている。 自分は「20代前半で、将来のビジョンとか生涯を通してやりたいことが見つかってる方がレアだよね」と思っているので、一応自分の答えには納得はしている。 一方で、周りには「将来のビジョンは〇〇です!!そのビジョンを叶えるために××をし

          「将来のビジョンがない」というコンプレックス