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クリエイティブに生きる方法ここにあり『どんなことでも「すぐやる技術」』石川和男著

最近アンテナを立てている「クリエイティブ」という言葉。AIの導入により、これからはクリエイティブな人しか生き残れないと思っているからです。

けれども、これが私には難しい。これまでもクリエイティブに関する書籍を読んだことがありますが「海外旅行がおすすめです」「新しいことに挑戦しましょう」と書かれているものをよく目にします。クリエイティブって、お金がかかることなんだ…今の私には無理だなぁと思っていたのが本音です。

ある種それは個人の能力であり、自分には手に入れられないものであると。私は言われたことを期限内にやるのは得意なのですが、アイデア出しは本っっ当にしんどくて、できればやりたくなかったり。それはもう自分の力ではどうにもできないから他人に頼ったり。けれども、本書を読んで、少しほっとしたのです。

クリエイティブな能力は、鍛えることが可能であるということ。それも、お金をかけず、日常で訓練することができるというのです。アイデアとは、何もないところから生み出すのではなく、既存のものを上手く組み合わせたり、大きくできないか、小さくできないかなど考えていくことで最初の一歩を踏み出せるのだそうです。

私は、そうですね…noteに記事を書いていますが、音声記事も組み合わせてみるとか?誰かと一緒に記事を書いてみるとか?まだまだ慣れないので、ポンポンとは出てきませんが、今まで思い浮かばなかったものが2つ出てきました。

そしてもう一つ、質より量を重視するということ。完璧を目指さなくても軌道修正しながら地味な努力を積み重ねることで、クリエイティブな仕事が完成するのだと著者は述べています。

どんな成功者も、動きを止めず作り続けている。となると、「私はクリエイティブじゃない」とか弱音を吐いている暇なんてないんですよね。結局のところ、お金をかけなくても、特別な経験を積まなくても、日々コツコツと作り続けることが、生き抜く力ということになるのです。

成功者とは「自分の一番やりたかったことをやれている人」であると、著者は言います。そのために、まずは動くことであると。私は、自分の人生に後悔したくありません。「もっとできたはずなのに…」とは決して思いたくありません。動けないで足踏みしている状態も、私にとっては大きなストレスです。

まだ、何を成し遂げたいのか、よくわかっていませんが、とにかく書くことは続けたい。周囲との差別化も意識したりもしましたが、意識よりも書き続けることの方が重要であると本書で学びました。動いて、動いて。自分の可能性を切り開き、やりたいことがやれている自分は、幸福そのものだと思うのです。

ちなみに、本書の「迷ったときは五円玉に聞け」、私もやってみよう~。


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