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梅雨ってやばくない

もとい、梅雨に生理が被るともうHPが無くなって、しょうがなくない?
という皆さんへの問いかけです。

注:現在鍼灸の学生をしています。話を聞ける環境には居るものの、実体験を書きたいので、ちょっと学術上おかしいところもあるかもしれません。精進します。訂正あればお伝えいただきたい。


梅雨と生理とわたしと

梅雨と生理。
このふたつは、東洋医学で言うところの『血(けつ)』に関係が深いです。
気血水(きけつすい)と言う言葉がありますが、その中の一つです。

血(けつ)は、色々な言われ方を聞きますが、西洋医学で言われるところの『血(ち)』とノットイコールです。(ニアリィかも?)

では血(けつ)とは?

今まで話を聞く中で、一番しっくりと来たのは、『精神的な栄養』という言葉です。人間は喋ろうが、考えようが、何しようが、血を費やすものだそうです。つまり全ての行動と感情は血を費やす。そう考えるとその言葉では、表しきれていないとも思うけれど、自覚症状として出てくるものは、この言葉でしっくりとくる。

女性は、なかなかコンスタントに血を余計に費やします。生理前に起きるであろう体調の変化としては、なんだか不安になったり、イライラしたり。感じたことある方も多いのでは。心に余裕なくて、気付くとその日が来ていたりする。気づいたら家族と月1で喧嘩してたりする。

今回、私が感じたこととしては、頭の中で考えが固まりにくいなと。元々その気がありますが、ここ数日はひどい。言葉がスッと返せないなと感じること数回。(3日前の夜更かしを皮切りにだけど、ちょっと回復遅い感じする)

血虚という、血が足りなくなる状態を示す言葉がありますが、頭の中の対話が止まらないタイプが多いと聞きました。頭に血が巡らないと、考えは残念ながら纏まらない。漠然とした不安感は、考えが纏まらないことから派生しそう。

では梅雨に何が起きるか?

梅雨時期に起きるであろう体調の変化について。
胃腸などの消化器(東洋医学では『脾』と表現する)は、湿気が嫌うという考え方があります。よって湿気の高い梅雨は、消化器系のさまざまな症状が出やすい。食欲不振、吐き気、下痢、食の欲と口が別の意志を持って食べていたり。

色々な結果がありますが、大事なことは、脾が血を作る出発点であるということです。つまり脾の元気がないと、供給源が滞るということ。ただでさえ血が少ない生理の期間はHPも削られていくわけです。

この数日、実際に吐けないものの、なんだか吐きたいような…そんな自覚ありでした。鍼灸の勉強をしてるくせに、結構軽視してました。ふと家に帰って漢方の薬効リストを眺めていて、『梅雨の吐き気』の言葉が目に入り、コレじゃん…ってなりました。

また今日先生に診ていただくと、胃周辺のお腹を叩くとタプタプと音が鳴る。これは痰飲といって、なんというか水が溜まっている感じ。脾は水をさばく所でもあるから、これが消化機能がうまくいってない指標になる。
そして、この水なる物が吐き気をにつながるという記述を発見。(遅い)

とりあえず、いつも飲んでいるほうじ茶に、『梅雨の吐き気』対策としてカルダモン、『血虚や不安感』対策に竜眼を入れて飲むに至るのでした。あとは寝るのも大事。(血は夜に作られるらしい。もう寝なきゃ。)

生活をしていると

会社員時代の私だったらそもそも気付かないだろうな、と思ったりします。体調が悪くても、すぐに治るだろうってスルーして知らない間に忘れている。

皆其々の状況で、いつもだったらなんて事なく過ごせることが引っかかってたりするのだろうか。もし、私もこんなんあったなーとかあれば、あーだこーだお話聞きに行きたいなと願う私です。