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ポートフォリオ①特産品開発・製造販売

 ちょ〜久し振りにNoteを書いてる。
こちらは、私の講座のことを知って頂くために書き始めたんだけど、
今、私の活動は色々で、
やっているうちに内容もそれぞれ深まってきてて。
分かりにくいだろうな
そのままだと不親切だな
と感じたので、
Noteでそれぞれの活動について書いていくことにした。


奈良県川上村の特産品
「山香るチョコレート」
「山沁みるコーラ」
の製造販売

「山香るチョコレート」のこと

川上村の特産品「山香るチョコレート(柚子ピールチョコ)」

今の私の活動の軸になっているのが、特産品の製造販売。
元々、私がWSなどでお伝えしてきたオリジナルの「カカオバターから作る無添加チョコレート」と、村のものをコラボさせて何か作れないか、と色々試作するうちに、最終的に「山香るチョコレート(無添加の柚子ピールチョコ)」になった。

WSやYoutube動画などでお伝えしてる無添加チョコのレシピは溶けやすく、だから口溶けがいい、という部分はあるのだけど、販売には向かなかった。なので、材料は一緒だけど、販売用に配合を変えている。

お菓子作りは元々好きだけど、ピール、というものを作ったことがなく、ピールチョコを好んで買うこともなかった。だから思いつきもしなかったのだけど、特産品作りで新聞に掲載されたのを観た村の方が「うちの柚子、何かに使えるようやったら使ってよ」とお声掛け下さって。それから、マーマーレードやピールを作り出した。

ピールは、しっかり下処理しないと苦味が強く残り、少しずつ糖度を上げないと硬くなってしまう。美味しさ重視で試作を繰り返し、最終的に決まったレシピは、下処理〜乾燥まで2週間以上かけて柚子ピールを手作りし、無添加チョコレートを2度付けする、という方法だった。

開発には、川上村が完全バックアップして下さり、特産品開発メンバーや村の方々、友達、家族、デザイナーさんなどの意見をいっぱい伺い、完成させることができた。

ピールを自分で作ることも買うことも無かった私が、
自分の商品をパクパク食べちゃう、そんなものに仕上がっている笑

コーヒーや紅茶のお供にはもちろん、
ウィスキーなどお酒のお供にも合う、
気付いたら一箱食べちゃってる、
と嬉しいお声をたくさん頂いている。

販売期間は気温に左右されるが、大体、11月〜3月。
2023年現在、販売店舗は、
道の駅杉の湯川上
匠の聚
オンラインショップ

チョコ好きな方、ウィスキー好きな方には是非お試し頂きたい。

「山沁みるコーラ」のこと

川上村の特産品「山沁みるコーラ」スタンダード&マイルド

川上村の特産品第2弾で作ったのが「山沁みるコーラ(クラフトコーラ)」。

2年前(2021年)の5月、市販のコーラ好きの夫に「コーラ作って!」と言われたのがきっかけ。ミカヅキカンからツクルテウムテに屋号を変えて、開業届を出して間も無く、ツクルテウムテとしての仕事がまだほとんど無い状態の時、仕事の一つとして依頼された。

その頃は、”コーラって作れるらしい”というのが知られ始めた頃。
私に与えられたミッションは、
「市販のコーラの代わりに飲めるクラフトコーラ」。
コーラを買わなくていいように笑

味はコーラに近づけつつ、かつ、
安心して飲んでもらえる原材料で。

そんな思いで、市販のコーラの原材料、昔のコーラの原材料などを調べ、市販のコーラに近いものを手作りした人の動画、クラフトコーラの作り方動画やサイトなどを調べまくったり、販売しているクラフトコーラを取り寄せたり。

コーラには昔、コーラナッツというスパイスが使われていたそうで、現に、販売中のクラフトコーラの多くに、コーラナッツが使われている。私もコーラナッツを使うことを考えたが、コーラナッツは珈琲の10倍以上のカフェインが含まれているとのこと。私はそれほどのカフェインはいらないな、と思い、珈琲豆を使用することにした。そして、自宅でいつも使用している、大好きなオーガニック&フェアトレードの珈琲豆(まだゆめのつづき)を焙煎したてで使用。

更に、コーラっぽい色と苦味を付けたい、と思った私は、カラメルを作って入れることに。カラメル色素ではなく、本物のカラメルだ。

上白糖、グラニュー糖、粗糖、黒糖、甜菜糖、甜菜糖のグラニュー糖、と、様々な砂糖でカラメルを作って試作。

体にいいとか悪いとかももちろん大事だけど、「美味しい!」と飲めることが一番の目標。それも、コーラ好きの夫からの依頼。そこを基準にして、グラニュー糖でカラメルを作ることが決まった。カラメル以外の糖分は、さとうきびのミネラルが残る種子島産の粗糖を使用。

コーラは元々、薬のような役割の飲料として作られたそうで、クラフトコーラもその筋が通った商品がほとんど。でも私は、調達可能な材料で、市販のコーラに出来るだけ味を近付ける、ということを目標にしていた。
何度も何度も、試作を夫や子ども達に飲んでもらい、
同年7月に夫が
「久し振りに売ってるコーラを買って飲んだけど、美味しいと思わなかった。
 このコーラの方が断然うまい!」と言ってくれて完成!
「山沁みるコーラ(スタンダード)」の原型だ。

その年の秋から、特産品としての試作が本格的に始まった。
試作会で作ったコーラを、柚子ピールの時からご指導頂いていたパティシエ先生に飲んでいただいたり、先生が持ち帰ってパティシエ仲間の方に飲んで頂いてご意見を頂いたり、特産品開発メンバーにも飲んでもらって意見をもらったり。

珈琲が苦手な方が、ちょっときつい、と意見をくれたことをきっかけに、
珈琲豆の代わりに、川上村の焙じ茶を使用したのが、山沁みるコーラのマイルド。以前お伝えしていた「子どもも食べられるスパイスカレー」のレシピにもあるように、子どもにきついスパイスを省いて、代わりに生姜を加えた。

今でも夫は、「ほんまにこれをよう作ってくれた!」と言ってくれるし、
お風呂上がりなどには「コーラ入れて!」と夫も子ども達も言ってくれる。

特産品開発を全面バックアップして下さった川上村に、少しでも恩返しが出来るよう、どんどん川上村外に旅立たせて、川上村のことを知ってもらうきっかけになったら、と考えている。

2023年8月現在のお取り扱い店舗
道の駅杉の湯川上(販売)
匠の聚(販売)
喫茶ホラ!あな(販売&ドリンク提供あり)
暮らす宿HANARE(販売)
KAWAKAMI GATEWAY(販売)

発酵と、スパイスと(大阪・豊中)(販売&ドリンク提供あり)
さかな農園(和歌山)(販売&ドリンク提供あり)

オンラインショップ

次回予告

次回のタイトルは、時期はさかのぼるのだが、
今の活動の始まりにもなった、
「カカオバターから作る無添加チョコレート」
「子どもも食べられるスパイスカレー」
についてお伝えします。

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