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朝令暮改に二足のわらじ


タイトルの言葉はどちらもネガティブに使われることが多い言葉です。
先に断っておきますが、今日はどうにか私の行動を正当化しようとグダグダと書きつらねます。

まずは『朝令暮改』
朝に出した令を夕方には改める、という意味で方針がコロコロ変わり信用できない、振り回される、という意味の言葉ですよね。
確かにコロコロと条件が変わるときには私も文句の一つでも言いたいときはあります。というか「我慢せずにいつも文句を口にしているでしょう?」と言われそうです。

ところが、私もつい先日の打合せの最初と最後で、見事に180度意見を変えました。「朝令暮改」どころか「15時令16時改」です。
打合せ前は私の中で「A案に決まり!」のつもりでしたが終わりの方で「A案はない!」に変わってました。「B案もありかな」ではなく「A案はありえない」です。自分でもびっくりの手のひら返しでした。

誰かからの指示に「前は〇〇って言っていたのに!」って思ったことがあるかもしれないけれど、前も今も間違っているわけではないのかもしれません。その時の状況下での最適解が『A』だったけど1時間後の最適解が『B』であることもあるのです。そんな時「さっきこう言ったから」にとらわれて今の最適解でないものを選ぶのは賢い選択とは言えないのかなと思います。

つぎに『二足のわらじ』
1人が二足のわらじを同時に履くことができないように、どっちつかずで中途半端という感じで使われることが多い言葉ですよね。
高校時代友人が二つの部活に入ったとき、片方の部活の顧問の先生から「二足のわらじを履くのか」と非難めいた口調で言われていました。

わが社(というか私が)では、階段好きが高じて建築金物の製作図を描いていた時期がありました。それから建築に関わる調査業務および企画提案というちょっと特徴的な仕事をしているし、そして今はシェアキッチンの運営もしています。やることなすこと同業の先輩から「それは我々のやることじゃないな」と言われたりします。

ありがたいアドバイスなので検討はさせていただきますが、それでも私は変化はするものだと考えていたいですし、先日の中学校の講演で「これまでの当たり前を疑おう」なんて子供たちに言ってしまいましたので、言った本人の私も大人としてそれを守ろうと思います。

最近は建築士としてのことを全然書いていないので、これではますます建築士枠からはずされてしまいそうです。


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