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楽しいのだから仕方がない

声が枯れています。
先週から今週にかけて、セミナー講演、コンテストのプレゼン、キャリア講演と人前で話す事が立て続けにありました。

もともと私は人前に出るタイプではないし、人前で話せるような何かをもっているタイプでもなかったですし、今も日頃はあまりしゃべらない方なのです。だからこのくらいで声が枯れてしまいます。

今回は起業セミナーだけでなく、キャリア講演ということでなんと中学校でもお話しました。そういえば去年はなりたい職業の人にインタビューするっていう小学生とお話する機会がありました。

新しい世代の人には伝えるより教わりたいことの方が多い私には気恥ずかしいというのが本音です。

その中学校の依頼なのですが、ほかにも様々な職業の方がいて、事前に聞いたら、他に建築士の方がいらっしゃるとのことでした。
「ならば私は?」と思ったら「起業家(シェアキッチン)枠です」という事でした。ところで起業家って職業なんでしょうか。

当日、他の職業の方が集まる控室での名刺交換は、さながら異業種交流会のようです。そんな中ある方に「やはり、アーティスティックな装いで」と言われてしまいました。「え!何が失敗??こんなに大人になってもまだ学校で服装の注意をうけるなんて」と思い次の日にスタッフに聞いてみました。

スタッフは前日の私の服装は覚えていないと言います。そうでしょう、だって学校に行くからと思って黒のタートルに紺色のシャツ、紺色のジャケット、茶系のチェックのパンツ、とシンプルでそこそこちゃんとしていて目立たない様にしたつもりです。記憶に残るような恰好はしていない。

「他の方はどんな格好をしていたのですか?」とスタッフに聞かれ、それぞれの職業の制服かスーツであったことを思い出しそう告げると「たかはしさんの場合スーツを着ている方が『何事だ!?』と私は思いますからね、いいんじゃないですか」と言われます。

スーツはね今だに持っていないのです。女性経営者の仲間の中には「スーツがあればそれを着ていけば良いから楽なのよ」と言っている方もいました。スティーブ・ジョブズも同じ服装をしているのは「決断の回数を減らすため」と言っていたそうですね。

そう言われれば私は前の日や朝に服を選ぶ時間は人生の中でどれだけ費やしているのだろう。経営者ならば時間を無駄にしないこと、決断をする回数を減らすことも大事ですね。

でも服を選ぶ時間も楽しいんですよね。


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