地球温暖化と「エッジコンピューティング」先端技術傾向と「2030年以降の社会の仕組み」の違い(「エッジAI」搭載スマートフォン「Galaxy S24」発売など)

現在、大体「2030年」以降に主流となるだろう「AI関連のハードウェアや社会システム構築」について、大雑把な技術目安が出てきて、その1つが、「エッジコンピューティング」だそうです。
ちょっと前までは、「エッジコンピューティング」に注目が集まっていたが、現在は、さらに進んで、「エッジAI」というハードウェア技術が、おそらく今後の主流になっていくだろう1つの兆候として出てきている。
それで、ついこの間、「韓国サムスン電子エッジAIスマートフォン「Galaxy S24」発売」というニュースもやっていて、この辺りの最近の大体「2030年」以降に主流となるだろう「AI関連のハードウェアや社会システム構築」について、細かく説明を書いていきます。

<「2030年」目安技術革新の内容>

いろいろと細かい技術ニュースや、社会時事ニュースを見ていくと気がつくのだが、
・「2030年」を目安に大幅に技術革新や社会システム構築の大きな変革期が来ます。

どうして、「2030年」と断言できるのか?というと、そもそも、「世界の持続可能型社会への移行目標」の「SDGs(Sustainable Development Goals)」達成期限が、「2030年」だからで、いつもの国際会議と「SDGs」との1番大きな違いが、最後に、「Goals」=「ゴール」と入れている事で、20世紀の多くの国際会議の内容は、「目標実現の期限無し」だったので、いつまで経っても実現しなかったわけですが、最近の地球温暖化や地球規模の異常気象発生などで、「地球が人が住むのには適さない環境になりつつある」と最近のインドの夏場気温50度などで評価されたりしたからです。
要するに、「もう先送りが不可能な所まで地球環境は悪化してしまった」ので、今回の「世界の持続可能型社会への移行目標」の「SDGs(Sustainable Development Goals)」達成期限が、「2030年Goals」と明確に実現期限を決めたからです。

いろいろと、細かい技術情報ニュースや社会時事ニュースをたくさん見ている人達は、
・「2030年」を目安に大幅に技術革新や社会システム構築の大きな変革期が来るという所へ向かっている。
と気がつく事ができる。
それで、特にわかりやすいのが、「NTT」や「NEC」の先端技術革新の次の「IOWN(NTT) フォトニクス(光)ベースの技術社会の実現」、「エッジコンピューティング」なんかを見ると、どれだけ今までの社会と違う社会システムを構築しようとしているのかがわかります。

<「2030年」目安技術革新の内容のわかりやすいホームページ>

((NTT)2030年実現目安 IOWN(NTT) フォトニクス(光)ベースの技術社会の実現)
https://www.rd.ntt/iown/

・NTTの「光イジングマシンLASOLV」という従来のコンピュータ原理とは全く違う仕組みで動くコンピューターの導入。

((NTT)デジタルツインコンピューティング(DTC: Digital Twin Computing))
https://www.rd.ntt/iown/0003.html

「デジタルツイン」というのは、「現実世界と密接にリンクしたデジタル空間内に再現したそっくりの社会」の事で、すでに実用化されている例としては、「中国の港のコンテナの位置を、現実世界のカメラ映像から、リアルタイムで、3DCG空間上の港のコンテナの状態と密接にリンクしたデジタル空間再現」というのを利用して、最も効率のいい輸送の実現を、今この瞬間に起きている交通事情などのビッグデータなんかを見ながらリアルタイム計算でやる」みたいな事はすでに実現していて、それの社会全体版みたいな事をしたいみたいな計画の事で、通常は、「花火大会などの人ごみの流れの移動予測と事故予測」なんかに利用されると思われるが、さらに最終的には、「ヒトの意識や思考をデジタル表現する挑戦」まで広げたい計画と書いてある。

(<国土交通省>プラトー(PLATEAU)計画)
https://www.mlit.go.jp/plateau/

日本政府は、「デジタルツイン」に似た考え方で、「プラトー(PLATEAU)計画」という、「東京などの地下構造3Dマップ」まで含めた詳細な地図を作る計画をやっているが、この主な目的は、「津波や洪水時に、コンピューターシミュレーションで、どこまで東京の地下街が浸水しそうなのか?の即時把握をしたい」という目的に主に使われるようです。

((NEC)エッジコンピューティング)
https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/sp/contents/column/20220225_edge-computing.html

((NTT)量子ニューラルネットワーク 、量子と脳を光でつなぐ)
https://group.ntt/jp/ir/library/presentation/2019/pdf/20190926_2.pdf

(<内閣府>ムーンショット計画、2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現)
https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/sub1.html

この日本の「<内閣府>ムーンショット計画」の1つの出資に、「BMI=ブレイン・マシーン・インターフェース(脳と機械を直接繋ぐ)」開発というものがあります。

(<文部科学省>BMI(ブレイン・マシーン・インターフェース)技術)
https://www.nips.ac.jp/srpbs/missionBMI/index.html

(埋め込み型「低侵襲BMI」で脳活動を計測、ALS患者の意思伝達やリハビリに応用へ)
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01666/00002/

『脳とデバイスをつなぎ脳活動の情報を活用する技術のブレインマシンインターフェース(BMI)。BMIを治療やリハビリに応用する研究開発が再び注目を集めている。きっかけはイーロン・マスク氏が2016年に設立したベンチャー企業の米Neuralink(ニューラリンク)だ。設立からわずか数年で、脳活動を計測するための小型埋め込み型デバイスを発表。実際にブタやサルに移植して動物実験を進めている。』

この「BMI=ブレイン・マシーン・インターフェース(脳と機械を直接繋ぐ)」開発は、イーロンマスクの「ニューラリンク」社も積極的に開発を行っている。

<地球温暖化と「エッジコンピューティング」>

現在の段階で、ほぼ確定で決まっている「2030年」以降の社会システムの方針としては、
・地球温暖化と「エッジコンピューティング」
という重要なキーワードがあります。
なぜ?現在の段階で、ほぼ確定で決まっている「2030年」以降の社会システムの方針と断言できるのか?というと、

・地球温暖化がこれ以上進むと、「クラウドコンピューティング」の中央サーバーの放熱処理がうまくできなくなるので、それで、現在、「北海道などの寒い地域に、大型サーバーのデータセンターを置く」などしか今後なかなかできなくなってくる事がわかっているからで、それが、「大型サーバーなどの通信インフラの持続可能社会への移行」の方針となっているからです。
それで、「NTTでは、IOWN(NTT) フォトニクス(光)ベースの技術社会の実現」という、「ICチップの中身の配線だった構造の箇所を、光通信で信号を送れるチップに変更する事で、大幅に、放熱を抑える先端技術」というのをやろうとしている。
現在のCPUやICチップは、これ以上、高速化をしようとして、チップ内部の線を細くしてしまうと、線は細くなればなるほど抵抗が増すので、莫大な放熱処理がさばけなくなるからで、「もう古いICチップ方式では開発に限界が来ている」のです。
さらに、
・「ビットコインなどの仮想通貨や暗号資産と呼ばれる仕組みの限界」が、この地球温暖化問題と、「コンピューターの熱暴走問題」があってできなくなっていく事がわかっている。
この
・地球温暖化問題と、「コンピューターの熱暴走問題」
の対処方法の1つとして、
・「エッジコンピューティング」という技術が少し前から注目されている。

<「エッジコンピューティング」とは何か>

下の「(NEC)エッジコンピューティング」のホームページの説明がわかりやすい。

((NEC)エッジコンピューティング)
https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/sp/contents/column/20220225_edge-computing.html

『従来のクラウドコンピューティングでは、全ての情報をクラウドに集約しクラウド上の高性能サーバーでデータ処理を行いますが、地球温暖化や、5Gなどで、どんどん増え続ける通信容量の影響で、中央サーバーのみで全てを受け止めるには限界が来ている。
そこで、「エッジコンピューティング」が、今後必要となる。
「エッジコンピューティング(Edge Computing)」とは、コンピュータネットワークの周縁(エッジ)部分でデータを処理するネットワーク技術です。
エッジコンピューティングでは、
・エッジデバイス(スマートウォッチなどのウェアラブル端末や監視カメラ、ドローンや工場の制御装置など)
・ロケーションエッジ(工場や支店オフィスなど特定のエリアに設置されたサーバー機器など)
・ネットワークエッジ(通信基地局やWi-Fiのアクセスポイントなど)
このように、どのような形態をとるかには厳密な決まりがありません。目的に応じて役割を分担させてエッジコンピューティングを機能させるため、多様な活用パターンが存在します。』

という感じで、要するに、20世紀の「オフラインコンピューター」とか「スタンドアローン」とかの感覚の説明の方がわかりやすい人も多いが、「クラウドコンピューティングが主流になった現在、全部を、クラウドでやるのは、もう限界だから、末端のオフラインでできるような事は末端端末で分けてやる」みたいな考え方ですが、20世紀の「オフラインコンピューター」とか「スタンドアローン」とは少し違って、現代の技術も混ざっているのが、「エッジコンピューティング」です。

それで、ついに、「エッジAI」搭載スマートフォン「Galaxy S24」発売となったというわけです。
この韓国サムスン電子エッジAIスマートフォン「Galaxy S24」というやつの「エッジAI」搭載というのは、「チップ上のハードウェアの中に、AIごと入れた」という技術の事なので、サーバーへ通信せずに、オフラインで、いろいろな「AI」技術が部分的に使用できるというものです。

1番わかりやすい「エッジAI」搭載の恩恵は、
・ハードウェアチップとしての「エッジAI」搭載により、「リアルタイム翻訳通訳」のまま外国人と電話を会話でしているのに、翻訳した結果が文字で表示される。
というもので、さらに、「これらの機能はデバイス上でのAI処理で実現しており、クラウドにはデータを送っていない」ので、電話通話のセキュリティー面での安心感が高い。
という機能で、こういった事が、ハードウェアチップとしての「エッジAI」搭載とか、「エッジコンピューティング」という、「2030年」には標準の主流になっていくだろう先端技術です。
一方で、「AI」としての問題点もいくつか出てきてしまっているので、順番に解説していく。

(韓国サムスン電子エッジAIスマートフォン「Galaxy S24」発売)
https://www.samsung.com/jp/smartphones/galaxy-s24/

(韓国サムスン電子スマートフォン「Galaxy S24」の「エッジAI」がしている事)
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00745/040800184/?P=2
『韓国サムスン電子スマートフォン「Galaxy S24」には、「Galaxy AI」という「エッジAI」をハードウェアとしてチップに実装しているので、サーバー通信しない、オフライン環境でも、様々な「AI」の機能を利用できる。

(1) リアルタイム通訳
海外の人と音声通話をする際に、自分の声を相手の国・地域の言語に、相手の声を自分の国・地域の言語にリアルタイムで翻訳する機能だ。対応する言語は日本語や英語など13言語。翻訳した内容は文字としても表示する。外国語を話せない人でも、海外の人と通話できるようになる。
これらの機能はデバイス上でのAI処理で実現しており、クラウドにはデータを送っていないという。このためセキュリティー面での安心感も高い。

(2) カメラ機能に、「生成AI編集」機能が入っている。
最近のテレビCMのGoogleの「Pixel」シリーズが有名だが、「撮影した写真の中のオブジェクトを移動したり、消したりする機能。消した部分を埋め合わせることなどもできる」
これは、「動画」でも、「生成AI編集」機能が使えるので、「自分の指定した動画の区間だけ、スローモーションにしたい時に、足りない動画フレームを、「生成AI編集」機能がコマを補完する」機能。
(ただ、たしか、前に、アメリカ政府のGAFA叩きの結果、「Google社員のリストラ」の時に、「ChatGPTの先行AI投入に、Googleが遅れを取ったので、まだGoogleのAI開発には、法的な問題など未解決のトラブル事案を抱えるので、GoogleのAIは、まだ市場投入するべきではない」などと言っていたインタビューをしていた記憶があるので、この「カメラ機能に、「生成AI編集」機能が入っている」という機能は、ただのフェイクニュース写真、動画増産装置にしかならず危険性も高い。この機能を使うと、写真内の人物の位置などを簡単に移動できてしまうフェイクニュース写真を簡単に作る事ができる)

(3) かこって検索
こちらはグーグルが提供する機能。ホームボタンを長押しした後に画面上の調べたいものを丸で囲むと、それに関する情報を検索できる。』

((BBC,2024年3月12日)英キャサリン妃、写真の編集を認め謝罪)
https://www.bbc.com/japanese/articles/czqzd7lxwqyo

「スマートフォンのカメラ機能に、「生成AI編集」機能が入っている」という「フェイクニュース写真」法的問題に関する箇所は、最近有名になった事件の上の「英キャサリン妃、写真の編集を認め謝罪」という感じの「AIフェイクニュース加工写真」が、「ユーザーが意図せずに知らない間にやってしまっている」トラブル多発の時代の到来を意味し、かなり問題がある。
きちんとメーカー側は、「フォトレタッチ」が、「フェイクニュース写真」トラブルにユーザーが巻き込まれる危険性などの周知を書く必要がある。
例えば、町中でタレントを見かけて、「タレントの人物の位置の隣に自分を配置する」などの「フェイクニュース写真」トラブルをユーザーがやれるので。
「キャサリン妃の写真の編集」事件は、おそらく、スマートフォンのAI機能を使ったわけではなく、普通に、レタッチソフトと思われるが、「自分の見たくないものには加工する」というクセが付いてしまうと、最近の「Z世代」、「アルファ世代」のように、極端に、精神や心が弱くなってしまう人々の増産となってしまう。
最近のスマートフォンが産まれた時から存在している世代(デジタルネイティブ世代)の「Z世代」、「アルファ世代」のように、極端に、精神や心が弱くなってしまう傾向としては、下の「マルハラ」なんかや、「フィルターバブル、エコーチェンバー」なんかの精神衛生上の問題が発生してしまう事が指摘されている。

(マルハラ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2883ea7ff061af155f6491339a42cb75f8648092
『LINEで句点「。」は誤解を招く… “マルハラスメント”とは? 若者世代「冷たい、怒ってる、冷めてる、もう会話が終了という意図なのかなと」』

最近のスマートフォンが産まれた時から存在している世代(デジタルネイティブ世代)の「Z世代」、「アルファ世代」では、「SNSなどのデジタルテキスト文面から、空気を読む」能力が高いというか、「考え過ぎ」や「被害妄想」に近い発想をする傾向が強くなってきている。
「マルハラ」というのは、例えば、LINEなどの文面で、
・「すぐ来てください」
・「すぐ来てください。」
が「違う印象がある」と主張する問題で、主に、「短文の最後の「。」が極端に怖く感じる」という精神衛生上の問題が発生してしまっている問題です。
「マルハラ」という、「考え過ぎ」や「被害妄想」に近い発想をする人達は、次のような心象イメージで自己内には見えているという。
・「すぐ来てください」(普通)
・「すぐ来てください。」(怖い。相手は、「怒っている」か「このテキスト文面を最後に、この話題を切りたがっているのではないか?」と感じる)

こうした「主観主義」というか、「自己内精神のみで生きている人達」という特徴が、最近のスマートフォンが産まれた時から存在している世代(デジタルネイティブ世代)の「Z世代」、「アルファ世代」では、増えてきてしまっている。
SNSでは、文字入力が極端にしづらい機器を使っているので、入力する時のクセで、「1文字でも減らす」クセが付いてしまっているので、例えば、
・「了解」→「りょ」→「ry」
など、その状況の文面ならば、いちいち相手に言わないでも理解できるだろうという「主観主義」を優先して、コミュニケーションを取るようになっている。
それで、「あえて書く必要が無い、1文の短文のみのテキストの最後に、「。」を入力したからには、相手には意図があるのだ」と考えてしまうようです。
ただ、一般的には、そういう精神状態を「被害妄想」といって、「自己内のみで完結している心の状態にある」危険な状態で、よく電車内で、いきなり「放火」をしたりする犯人の多くが、「被害妄想」という、「自分の心の内側しか見なくなる」病気にかかっている。
当然、精神病は治療しないといけないので、ネットで、「マルハラ」で検索すると、「自殺相談窓口の係員のマニュアルには、「マルハラには配慮して下さい」と書かれている」とか書いてあった。

「自殺相談窓口の係員のマニュアル」の方では、どうして「マルハラ」を重要視しているのか?というと、主に、例えば、「自殺相談窓口の係員」の方がチャット応対で、「へえそうなんですか。」みたいに書き込むと、「マルハラ」を過剰に意識している相談者側は、「ああ、もうこの人も真剣に自分の話を聞いてくれていないんだ。適当に相づちを打っているだけのはずだし、最後に「。」が付いているので、「ああ、面倒だな。早く話を切り上げたいな」と思っているに違いない」と考えを巡らせる相談者が多いそうで、要するに、「。」を応対で頻繁に付け加えていると、「相談者が過剰に空気読みをしてしまい、自殺相談窓口の係員を気遣って、早めに相談を切り上げて"何も悩みを聞き出せていない"内に、相談者が話を打ち切りにしてしまう」ケースが多いからだそうです。
「自殺相談窓口」に相談にくる学生なんかの場合には、「ネガティブ思考」になりやすい人が多く、「過剰ストレス生活を長期間続けている人は、脳の扁桃体(へんとうたい)という「恐怖、不安」を感じて処理する部分の脳のシナプスの足のような部分が物理的に伸びてしまっていて、それで、もの凄い小さいストレス刺激を受けただけでも、すぐに、「恐怖、不安」を脳が感じてしまう。という段階に入ってしまっているケースが多い」
この「過剰ストレス生活を長期間続けている人は、脳の扁桃体(へんとうたい)という「恐怖、不安」を感じて処理する部分の脳のシナプスの足のような部分が物理的に伸びてしまっている」というのを治すには、「ストレスの無いリラックスできる環境での療養生活を、ある程度長期間過ごす」と、この「扁桃体のシナプスの足が伸びてしまっている」部分は、徐々に短くなっていくようです。
さらに、この状態を治さずに、「過剰ストレス生活を長期間続ける」期間がもっと長くなってくると、この「扁桃体のシナプスの足が伸びてしまっている」という物理的な長さが危険な長さにまでなってしまうと、「脳の「恐怖、不安」の処理が、ほぼ物理的につながったシナプスでもの凄い速度で起きてしまう」ので、「パニック症候群」を引き起こしてしまい、「自分の脳ではもう制御できないで、脳と体の制御の信号が分離されて切れたようになってしまうので、いきなり脱力して筋肉に力を入れる事が不可能になってパタンと倒れてしまう」
それで、最近の、特に、「コロナ禍テレワーク過労」の発生以降には、「情報過多シンドローム」の危険性がよく指摘されるように最近ではなってきた。
「情報過多シンドローム」の治療方法は、「まずは、スマートフォンや、ネットなどから離れる」期間が必要で、「1日に自分の脳ができる考えるなどの脳の仕事量の限界を超えていないか?」という事を知る事からです。
脳は使わないと、この「1日にできる脳の仕事量の上限」部分も衰えていってしまうが、まずは、この「扁桃体のシナプスの足が伸びてしまっている」というものが治らない限りは、「もの凄く短時間しか考えたりする脳の活動可能時間が、すぐに過労になりやすい体質」に変わってしまっているので、「とにかく、まずは、過労をやめて療養に徹する」しかない。

どちらにしても、日本語の国語教育でも、普通の言語学でも、
・「すぐ来てください」
・「すぐ来てください。」
の2つには、「まったく意味の違いは無い」ものなので、「考え過ぎて、どんどん自己の精神を病んでいく」という、スマートフォンが産まれた時から存在している世代(デジタルネイティブ世代)の「Z世代」、「アルファ世代」は、とても可哀想に思う。
ただ、「マルハラ」という傾向が生じてしまっているのであれば、学校教育の「スマートフォン」などのデジタル教育をする場面で、日本語の国語教育では、この2つに意味の違いは存在していないときちんと教えてあげる事で、こうした児童の「勘違い」、「考え過ぎ」が発生しないようにする必要がある。

ちなみに、「マルハラ」という最近のSNSユーザーの精神衛生上の問題は、海外でも同時に発生していて、「英語圏では、1文のみならば、最後のピリオドは書かない」人が増えていて、心の感じ方も、日本の「マルハラ」と大体同じような傾向のようです。

最近の「コンプライアンス」過剰社会では、「主観主義」が過剰になってしまい「私の心の内側で嫌だと感じた事」を訴えれば何でも通ってしまうので、そんな事をしていたら、自閉症になってしまうか、もの凄く心や精神の弱い人物になってしまう。
「主観主義」の前に、
日本語の国語教育でも、普通の言語学でも、
・「すぐ来てください」
・「すぐ来てください。」
の2つには、「まったく意味の違いは無い」と教える事が正常なはずで、何でも、「自分の心の内側しか見なくなってしまい、本当の他人を見なくなる」という事は、「自閉症になってしまっている」段階です。
「被害妄想」事件の実際の事件例を書くと、過去に、「被害妄想」の女性が、「私の心の内側では、あの人はストーカーに違いないから、電車の中で、催涙スプレーをかけてやった」という事件が起きたが、警察が調べると、「ただ同じ時間帯が通勤、通学の時間帯なので、毎日、同じ列車にただ鉢合わせするだけだった」そうです。
「自分の心の内側しか見なくなってしまう」という心の傾向を「自閉症」といって、悪化すると、「被害妄想」事件とかを引き起こす加害者側になりやすい。

スマートフォンは便利だが、特に、韓国人に多く韓国で問題になっている「スマートフォン中毒」、「SNS中毒」問題は、人生を狂わしたり、健康を致命的なまでに損なう人達が急増しており、最近では、「デジタルデトックス」といって、「スマートフォンを完全に使用できない状態で、旅行へ行く」などをする精神衛生上のリハビリ生活をする人達が増えている。
それで、最近、日本へ訪れる外国人観光客の中で、「デジタルデトックス旅行」というパターンも流行っていて、「スマートフォンを家に置いてきて旅行へ出かける」スタイルで、1週間完全に、スマートフォンに触る事ができないでいると、精神的に健康な状態に戻っていくそうです。
「デジタルデトックス旅行」に出かける外国人の多くは、「あえて、Wifiが存在していない、日本の村落などの宿屋に泊まる」そうで、最近、そういう外国人が増えている。
1つには、「日本人がハワイへ行っても、日本人しか見えないので面白くなく、海外旅行へ行った気分がしない。というか、むしろ気分が悪い」という気持ちを、最近の中国人なんかは思っていて、「中国人観光客がいない、日本の田舎に行く」人も増えてきている。

「デジタルデトックス旅行」では、はじめの初日~3日目位までの間は、旅行中にベッドなどで、「手が勝手にスマートフォンを探し出す」、「スマートフォンが無いと、自分が何をしたいのか?わからない」という空虚で退屈な時間に直面するが、次第に、「スマートフォンが無くても、やりたい事、やるべき事がたくさんあるのだ」と気がつくようになると、そういったスマートフォン系の精神衛生上の問題は、「そもそも存在していない」という事に気がつくようで、せっかく旅行へ行って美味しい物を食べているのに、「全部の旅行中の景色、美味しい料理を見た記憶が、全部、スマートフォンのインスタ映えカメラ越しにしか、今まで見ていなかったから、"記憶にすら正常な外界の記憶が存在していなかった"」という事に気がつくそうで、「カメラのファインダー越しの景色」では無くて、「本当の自分の目で見て、自分自身の記憶として残った旅行中に見た美しい景色や桜などの花が、とても美しいものだった」とようやく、「自分自身の心の内側しか見れない」状態から解放されるようです。
「GoogleなどのSNSの広告事業に加担する」事だけに踊らされてしまっている内に、自分自身の精神まで破壊されていってしまうという事に気がつかなかったわけです。
この状態の精神状態にまで疲弊してしまった人達を、「インスタ疲れ」とか「SNS疲れ」と言いますが、問題な事は、そういった「スマートフォン中毒」、「SNS中毒」になってしまった人達は、「いったい普通の生活とはどのようなものだったのだろうか」と、「元の健康な精神状態に戻れる、きっかけがわからない」そうです。
「スマートフォン中毒」、「SNS中毒」で、もっと悪化した精神状態にまでいってしまった中国人の「インフルエンサー」が、昔「仏門に出家してしまった」というテレビのドキュメンタリーをやっていた。
その人の言い方だと、「私は、スマートフォンの奴隷ではない。もう嫌だ。私は、「インフルエンサー」としては成功したが、人生の大半と、自分自身の心を失った。とにかく心の平穏が欲しい」だった。

このような感じで、技術的には凄くなってきてはいるものの、逆に、「人間の側が機械に頼り切りになる事で心も脳も弱くなる」傾向が最近の社会では、如実に現れてきてしまっており、
・「シンギュラリティが起こるのではなくて、むしろ人間の側が機械に頼り切りになる事で脳が衰える結果、"機械の方が人間よりも賢くなる"」だけなのではないか?
・最近のスマートフォンが産まれた時から存在している世代(デジタルネイティブ世代)の「Z世代」、「アルファ世代」では、特に、「心が弱くなる」という傾向が如実に見られていて、「機械のスマートフォンに頼り切りで、自分自身の生身の人間の精神性などが鍛えられていない」など悪い影響も出てきてしまっている。

(まとめ)
覚えておいて欲しいキーワードとしては、
・「2030年」を目安に大幅に技術革新や社会システム構築の大きな変革期が来るという所に、いろいろな技術革新の目標の時期が向かっている傾向にある。
・「地球温暖化」、「CPUのこれ以上の高速化の為に内部の線を細くすると抵抗が爆増して、熱暴走を処理できなくなる」、「北海道などの寒い地域に大規模データセンターを置くなどの世界の流れがある」とかの影響の結果、「エッジコンピューティング」技術は今後避けられない技術テーマとなっていくので、「2030年」以降には、今回書いたような先端技術が主流となっていくだろう。
みたいな傾向が、大体確定でわかってきた。というわけです。

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