ツンザキ

保育士、幼稚園教諭、支援員、主夫業、でヲタ、S&PSファン、Uruさんファン(…

ツンザキ

保育士、幼稚園教諭、支援員、主夫業、でヲタ、S&PSファン、Uruさんファン(サバカナー) 2児の父(育児は育自)、嫁、メダカたち お絵描き、音楽、LEGO、雑貨集め、流木、料理、ものづくり、 スキー、スケボー、NFTアート等 これらを混ぜてぺたぺたすると出来上がる者です。

最近の記事

【第15回 ぬのっと えほん 12ぺーじめ】

第15回 ぬのっとえほん 12ぺーじめ 前の駅を出てから、次の停車駅までは距離があり、 電車の車窓から見えるお外は、とっぷりと日が暮れています。 前の駅でこの電車に乗り込む前に、 今夜泊めてもらえるホストファミリーを紹介してもらった 布製ロボ ヌノットは、 車内の床をズズズ…と移動する 円形のお掃除ロボを見つめていました。 キレイな まんまるボディに、 雑に貼られたガムテープと、その上に書かれた文字。 『お脚元を失礼します。終点までお掃除を続けます。※脱走癖あり』

    • 【第14回 ぬのっと えほん 11ぺーじめ】

      第14回 ぬのっと えほん 11ぺーじめ 車窓の外はとっぷりと日が暮れて、 街並みは寒色だらけに。 隣のボックス席には、 凛とした高齢男性が独り。 手元にはお弁当と、缶入りのお酒。 口元に軽く笑みをたたえ、 嬉しそうにおかずを頬張ると、 お酒をちびり。 そして、車窓から外の景色を眺める。 また笑みと共におかずを頬張る。 故郷では大家族に囲まれ(13体家族) ご飯を食べていたヌノット… 『おじいさん、寂しくないのかなぁ?』 ぼんやりそんな事を考えていると、 その

      • 【第13回 ぬのっと えほん 10ぺーじめ】

        【第13回 ぬのっと えほん 10ぺーじめ】 次の駅へ向け電車に揺られる ヌノットは、先程から少しばかりの居心地の悪さを感じていました。 それと言うのも、ヌノットの隣に座っている男子学生風の2人組が、言い合いになっているからです。 坊主頭の学生A『だから!お前もダセーと思ってんだろっつーの!!』 ツーブロックの学生B『笑っただけだろ!?何が不満だよ?』 学生A『どうせ、失恋して髪刈るとか、女々しいとか思ったんだろ!?』 学生B『へっ。』 学生A『思ってることある

        • 【第12回 ぬのっと えほん 9ぺーじめ】

          電車に揺られるヌノットは、 手元にある便箋の文字をジーッと見つめていました。 先刻出てきた 前の駅で、 電車のドアが閉まる直前… 『よ、良かった間に合った…ゆ、郵便ですヌノットさん…ハァハァ』 と郵便屋さんに渡された、手紙の中身です。 文面にはこう。 『やぁ!ヌノット!お噂はかねがね。 筆を執ったのは、次の駅に我々の社屋があるから。 社会科見学でも兼ねて、遊びにおいで。待っているよ!』 そうかそうか、社会科見学! これまで学校で、工場なんかは見学したことがある

        【第15回 ぬのっと えほん 12ぺーじめ】

          【第11回 ぬのっと えほん 8ぺーじめ】

          ぬのっと えほん 8ぺーじめ 電車はガタンゴトン、先を目指して進みます。 電車に揺られるヌノットのお隣には、 若い男女のカップル?お友だち?が会話を弾ませています! 『田植えの時期と言えば、やっぱりこれだよね?!』と浴衣姿の女の子。 『だねー。夏ももうすぐって感じ。』と甚平姿の男の子。 少し照れながらツーショットを自撮りする2人の姿に、 ヌノットは故郷で暮らす、意中の人を想いました。 『ロボみみちゃん、元気かな…?』 ヌノットは寂しさと共に、少ししょんぼり… 暗

          【第11回 ぬのっと えほん 8ぺーじめ】

          【第10回 ぬのっと えほん 7ぺーじめ】

          ぬのっと えほん7ページめ 次の駅に向け、電車に揺られる ヌノット… 同じ車両には、幼稚園?保育園?はたまたこども園?の団体さんが、先生に連れられ、思い思いに過ごしています。 持参したお弁当や、おやつの話、 家族の話や、手遊び… あちらこちらで話に花が咲いているのを ヌノットは微笑ましく見つめていました。 『家に残してきた妹、弟たちは元気かなぁ?』 ちょっぴりのホームシックを感じていると、車内アナウンスが。 『次の停車駅は~ クロココレ~ 間もなくぅ~ クロココレ~

          【第10回 ぬのっと えほん 7ぺーじめ】

          【第9回 ぬのっと えほん6ページめ】

          ぬのっと えほん 6ページめ 前の駅のコーヒーショップで、目の覚める美味しいコーヒーを飲ませてもらい、シャキッとしたヌノット。 気持ちは高揚しています! 目の前に座るマダム2人が、何やら世間話… 『そうなの!隣町にたくさん出るらしいわよぉ~』 『まぁ!触らぬ神に…かしらねぇ~?』 ヌノットは盗み聞きは良くないなぁ、と思いながらも、その話に興味が湧きました。 『あなたもお気をつけなさいよぉ~?』 『そうねぇ、何でもニコニコ近付いてくるとか?』 マダムたちの会話に耳

          【第9回 ぬのっと えほん6ページめ】

          【第8回 ぬのっと えほん 5ページめ】

          ぬのっと えほん 5ページめ ヌノットの旅は続きます… 昨晩夜更かししたせいか、とても眠い… そこに持ってきて、電車の揺れはまた、眠気を誘う… コクリコクリ…と船を漕いでいると、 お隣に座るおばあちゃんから、話し掛けられました。 『あんた、随分と眠そうだ…つぎの駅に立派な商店街があるから、そこで精のつくものでも摂るとええ。』 と、そこへ車内アナウンス。 『次の停車駅はぁ~ おと屋~ 間もなく おと屋ぁ~(Twitter ; @ottoy6882)』 車内アナウン

          【第8回 ぬのっと えほん 5ページめ】

          【第7回 ぬのっと えほん 4ページめ】

          ぬのっと えほん 4ページめ ガタンゴトンと、また電車は次へと進みます。 荷物からガソゴソと本を取り出すヌノット… 小さい頃からよく読んでもらっていた、少年がかいじゅうのいるところへ冒険する お気に入りの絵本。ニコニコ懐かしみながら、絵と文章を味わいました。 それと、 ヌノットのお父さんが持たせてくれた 『共に生きる』という難しそうな本… ペラペラとめくってみますが、 まだヌノットには早かった様子。 『なんだかよくわからないなぁ』と、そっと荷物の中へ戻しました。

          【第7回 ぬのっと えほん 4ページめ】

          【第6回 ぬのっと えほん 3ページめ】

          ぬのっと えほん 3ページめ 次の場所まで、ガタンゴトンと電車に揺られるヌノット… 片手には、キオスクで買った、ナット🔩ドーナツ。小腹が空いていたけれど、大好きなお寿司やハンバーグまではもう少し我慢ガマン、と決めたもの。 車窓から見える風景を ぼんやり眺めていると、一瞬 目の前を恐竜が通り過ぎて行ったような?! ボタンで出来たまぶたをゴシゴシこすっていると、 車内アナウンスが聴こえてきました。 『間もなくぅ~ やまりょう~ 次の停車駅は~ やまりょう~(Twitte

          【第6回 ぬのっと えほん 3ページめ】

          【第5回 ぬのっと えほん 2ページめ】

          ぬのっとえほん 2ページ目 次の場所を目指して、電車に揺られるヌノット。 片手にはお気に入りのオイルジュース。 心地よい電車のリズムに、うつらうつらし始めた頃、車内アナウンスが流れました。 『間もなくぅ~ omayu~ 次の停車駅は~ omayu~(Twitter @kecy0220)』 改札を抜けると、誰かの声が聴こえてきました。 『こっち… こっちだよ…』 そう呼んでいる気がします。 声のする方へ歩いていくヌノット。 『そう、こっちだよ…』 『もう少しだ

          【第5回 ぬのっと えほん 2ページめ】

          【第4回 ぬのっとえほん 表紙、中表紙、1ページめ】

          ぬのっと えほん ヌノットは ヌノット村の真ん中の大きな家に住む、ロボット。 ただのロボットではなく、布製ロボット。沢山の布やふわふわの綿と、少しの機械で出来ています。 ヌノット(10歳)は、両親と、9つ子の妹、1人の弟と 幸せに暮らしておりました。 ヌノットには、夢がありました。 様々な人やものになりきることの出来る、一流のコスプレイヤーさんになること。 ある日、ヌノットは決意します。 『もっと広い世界で学びたい!』 愛したふるさとや家族たちと離れるのは名残惜し

          【第4回 ぬのっとえほん 表紙、中表紙、1ページめ】

          【第3回 ヌノット減産体制へ 建設的な試みか】

          親愛なる皆様、おはよう?こんにちは?こんばんは? 布製ロボ🤖ヌノットと、 その発案者 ツンザキです!毎度どうも! 今回は、ヌノットにまつわることというより、 事務的なお知らせです! 前回の記事に書きました通り、 家族4人による #ヌノット作戦会議 は想像以上の3時間ミーティングに!! そこで、アレコレと意見が飛び交い、尚且つTwitterのフォロワーさん方からのアドバイス等も考慮して… 諸々、ヌノットの今後が取り決めされました✍️ まず、 アルファベットと、カタカナ五

          【第3回 ヌノット減産体制へ 建設的な試みか】

          【第2回 ヌノット自由研究】

          ツンザキ家族(ツンザキ、嫁、長女、次女)による、3時間にも及んだ第1回ヌノット作戦会議が、無事に閉会致しましたことを ご報告致します🙇‍♂️ 事務的な今後の展開は、次回記事に書きますので、そちらも合わせてご覧くださいませー 本記事では、 長女が取りまとめた『ヌノット自由研究』のレポートを 親愛なる皆様にご覧いただきます📝✍️ 『ヌノット自由研究』 著者 ツンザキ長女(10) 布製ロボ🤖ヌノット 【誕生日】 6月10日(ロボットの日) 【家族】 続柄 / 名前

          【第2回 ヌノット自由研究】

          【初回】ヌノット誕生秘話

          はじめまして?毎度どうも?お世話になります、ツンザキと申します。 NFTアートの世界で、 自家製オリジナルキャラクター 『布製ロボ🤖ヌノット』を主軸に展開しています。 今回は、そんなヌノットが産まれた経緯を 文章としてしたためます✍️ 〜〜〜〜〜〜 布製ロボ🤖ヌノット… 彼が誕生したのは、ツンザキが大学生の頃… その当時お付き合いしていた方(後の奥さん)に宛てた置き手紙に、彼のイラストが描かれました✍️ そのオリジナルキャラは、大変気に入られ、後の奥さんの手によってぬ

          【初回】ヌノット誕生秘話

          インストールはしてあったけれど、放置であった。 ロングにしていた髪の毛を20cm以上バッサリ断髪式して、初のヘアドネーションをしたのを機に… noteを活用せん、と決意する。

          インストールはしてあったけれど、放置であった。 ロングにしていた髪の毛を20cm以上バッサリ断髪式して、初のヘアドネーションをしたのを機に… noteを活用せん、と決意する。