記事一覧
【第13回 ぬのっと えほん 10ぺーじめ】
【第13回 ぬのっと えほん 10ぺーじめ】
次の駅へ向け電車に揺られる ヌノットは、先程から少しばかりの居心地の悪さを感じていました。
それと言うのも、ヌノットの隣に座っている男子学生風の2人組が、言い合いになっているからです。
坊主頭の学生A『だから!お前もダセーと思ってんだろっつーの!!』
ツーブロックの学生B『笑っただけだろ!?何が不満だよ?』
学生A『どうせ、失恋して髪刈るとか
【第12回 ぬのっと えほん 9ぺーじめ】
電車に揺られるヌノットは、
手元にある便箋の文字をジーッと見つめていました。
先刻出てきた 前の駅で、
電車のドアが閉まる直前…
『よ、良かった間に合った…ゆ、郵便ですヌノットさん…ハァハァ』
と郵便屋さんに渡された、手紙の中身です。
文面にはこう。
『やぁ!ヌノット!お噂はかねがね。
筆を執ったのは、次の駅に我々の社屋があるから。
社会科見学でも兼ねて、遊びにおいで。待っているよ!
【第11回 ぬのっと えほん 8ぺーじめ】
ぬのっと えほん 8ぺーじめ
電車はガタンゴトン、先を目指して進みます。
電車に揺られるヌノットのお隣には、
若い男女のカップル?お友だち?が会話を弾ませています!
『田植えの時期と言えば、やっぱりこれだよね?!』と浴衣姿の女の子。
『だねー。夏ももうすぐって感じ。』と甚平姿の男の子。
少し照れながらツーショットを自撮りする2人の姿に、
ヌノットは故郷で暮らす、意中の人を想いました。
【第10回 ぬのっと えほん 7ぺーじめ】
ぬのっと えほん7ページめ
次の駅に向け、電車に揺られる ヌノット…
同じ車両には、幼稚園?保育園?はたまたこども園?の団体さんが、先生に連れられ、思い思いに過ごしています。
持参したお弁当や、おやつの話、
家族の話や、手遊び…
あちらこちらで話に花が咲いているのを ヌノットは微笑ましく見つめていました。
『家に残してきた妹、弟たちは元気かなぁ?』
ちょっぴりのホームシックを感じていると、車
【第9回 ぬのっと えほん6ページめ】
ぬのっと えほん 6ページめ
前の駅のコーヒーショップで、目の覚める美味しいコーヒーを飲ませてもらい、シャキッとしたヌノット。
気持ちは高揚しています!
目の前に座るマダム2人が、何やら世間話…
『そうなの!隣町にたくさん出るらしいわよぉ~』
『まぁ!触らぬ神に…かしらねぇ~?』
ヌノットは盗み聞きは良くないなぁ、と思いながらも、その話に興味が湧きました。
『あなたもお気をつけなさいよ
【第8回 ぬのっと えほん 5ページめ】
ぬのっと えほん 5ページめ
ヌノットの旅は続きます…
昨晩夜更かししたせいか、とても眠い…
そこに持ってきて、電車の揺れはまた、眠気を誘う…
コクリコクリ…と船を漕いでいると、
お隣に座るおばあちゃんから、話し掛けられました。
『あんた、随分と眠そうだ…つぎの駅に立派な商店街があるから、そこで精のつくものでも摂るとええ。』
と、そこへ車内アナウンス。
『次の停車駅はぁ~ おと屋~ 間
【初回】ヌノット誕生秘話
はじめまして?毎度どうも?お世話になります、ツンザキと申します。
NFTアートの世界で、
自家製オリジナルキャラクター
『布製ロボ🤖ヌノット』を主軸に展開しています。
今回は、そんなヌノットが産まれた経緯を
文章としてしたためます✍️
〜〜〜〜〜〜
布製ロボ🤖ヌノット…
彼が誕生したのは、ツンザキが大学生の頃…
その当時お付き合いしていた方(後の奥さん)に宛てた置き手紙に、彼のイラストが
インストールはしてあったけれど、放置であった。
ロングにしていた髪の毛を20cm以上バッサリ断髪式して、初のヘアドネーションをしたのを機に…
noteを活用せん、と決意する。