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創作は時に、ライフハック・サバイバル術かもしれない~44才のおばちゃんが小説書き始めたってよ、その後~

どうも、コロナ渦で中止されていたハンドメイドイベントがぼちぼち再開の動きが出てきて、とはいえ、人混み怖い、三密怖いで、どうにも出かけるのに迷う日々を送るツルカワです。ハンドメイド変態たる気概を持って出かけたいところですが、持病持ちには危険指数高し……という悩ましさ。

そんなこんなで前のnoteかいてから(以下の記事ね)2ヶ月半が経過してしまいました。

この記事、note公式さんよりピックアップしていただいた経緯もあり、大変多くの方にお読み頂きました。新しくフォローして下さった方も数少なくなく、ありがとうございます。ここでお礼を述べさせて下さい。

さて、その後、創作活動がどうなったかというか、という話を今日はします。(今回もハンドメイドから話それまくりですみません)

結果として、小説書きはツルカワの生活の杖になりつつあります。つまりまだ懲りずに書いてます。短編含めて10作品くらいは書いたかな。おかげでTwitterが創作アカウント化し、それにビビった方からはフォロー外される事案なんかも起きて、それは悩ましいんですけど、まぁ、自分の好きなことやっているんだから仕方ないか。アカウント分けるのもなんか自分を否定するみたいで嫌だし。それ以上に小説書き仲間として新しい出会いがあったしね。

とかなんとか書いてると優雅な小説書きライフみたいですが、実はこの3か月ほどツルカワ、体調不良と身内の不幸その他に追っかけられまして、精神的体調的に人生何回目かの危機的状況でした。うきうきと日々書いていたというより、調子の良いときに書き溜めた小説を、ぼちぼち日々、投稿サイトにアップする日課を作ることでなんとか乗り切れたというのが本当のところ。生活の杖だったとはそういう意味です。小説書きやってなかったら、生き延びてたかどうか。というのは大げさかも知れませんが、日々それを頼りになんとか乗り切ったここ3か月だったのは確かです。

そんなもんだから、こう実感しました。先の記事で「セラピー」と書きましたが、創作活動はときに、人のライフハック・サバイバル術にもなり得ると。何かを作り出して人に見せていく行為、それに対して感想や評価をもらい、その喜び・悔しさをまた生きる糧に変える、そしてまた何かを生み出す。その繰り返しでなんとか人間、苦境にあっても、生き延びることが出来る。自分の可能性を見失わないでいられる。そう、創作活動は、人間の生きる羅針盤になりえるんだなあと。それを強く強く感じたのでした。いままでのように理屈・頭でなく体感・経験値として。

ただこの評価というのがやっかいで、言葉に対しては言葉で評価頂けるのは嬉しいんですが、ことに投稿サイト等に作品出し始めちゃうと、ランキングやPVが気になってしかたなくなる。で、他人と比べちゃったりね。数字に左右されすぎるクリエイティブというのは、つくづく功罪あるなあとしみじみ感じました。(そういう意味でnoteは優れたプラットフォームですわ…)

ネットという環境が発達して、数々の投稿サイトで自分や他人の作品を書いたり読んだりと、発表の場が増えたのはとってもよいことだと思うのですが、数字に振り回されると精神的に地獄を見る。そういう意味では特にいまの若いクリエイターは、場を持つ自由がある分、数字でのみ評価される自分も受け入れざるを得ず、ときに、とっても苦しい思いをするんじゃないかと危惧するところであります。クリエイティブと数字の関係については、ハンドメイドの世界にも大きく通じるので、これからも意識して考えていきたいですね。どうやって自由に生きるか、にも通じますから。

というところでなんですが、先日、数字だけではないとある「評価」を頂けたので、一応報告しておきますね。エブリスタというサイトでは月二回くらい「超・妄想コンテスト」という短編小説のコンテストがあるのですが、それの「ひと夏の思い出」というテーマのコンテストで、佳作をいただけました。これには数字で評価されるのとは違う喜びがあり「やったぁー」と心から思いました。あ、即デビューとかそういう華々しいコンテストじゃないのよ。ほんとささやかなコンテスト。

こちらが受賞した作品です。

エブリスタは「小説投稿サイト界のミクシィ」的な古き良き雰囲気があるサイトと感じるのですが、こうやって、すぐに華々しい成果に繋がらずとも、地道に創作意欲のモチベーションを高めてくれる意味では、とっても良いサイトだと思います。こちらエブリスタの私のページね。

あと、今使ってるサイトは、まったく趣が異なる、カクヨム。
こっちでは「つるよしの」名義で書いてますが、自分の作風からいうと……うーん、メインはどっちなのかな、と迷うところ。

まぁ、気になりましたら、ツルカワどんな小説書いてるか、のぞいてみてくださいな。ちなみにエブリスタでいま連載してる『煉獄にて光あれと』という異世界ファンタジー恋愛もの(多少エロあり)は、明日更新したら、終わってしまう。さあその後どうする。書くものが思いつかないぞ。
でも、なんだか、緩急はあるとはいえ、小説書きという創作活動は、これからの人生において、ツルカワの新しい芯を作ってくれるように思います。
だから、これからも書き続けるでしょう。きっと。
あ、でもハンドメイド変態としても生きるから、そっちもよろしく。

……なんか贅沢な人生だな。うん。金にはならんけど、うん。うん。

いろいろがんばって日々の濁流の中生きてます。その流れの只中で、ときに手を伸ばし摑まり、一息つける川辺の石にあなたがなってくれたら、これ以上嬉しいことはございません。