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アラサー無免のサラリーマンが、頭文字Dに触発されて免許をとった話~心を動かされる作品との出合いを大切にしよう~

30歳になるこの歳まで自動車免許をもっていなかったのですが、ふと手にとった頭文字Dに触発されて、仕事の合間に教習所に通い免許を取るに至りました。

やはり免許は学生時代に取得する方がほとんどだと思いますが、社会人から免許を取ろうとする方もおられますと思います。

今回はそんな自分の体験談から、心を動かされ作品との出合いを大切にしようという話をしていきたいと思います。

なぜ今まで免許をもっていなかったのか

なぜそもそも運転免許をもっていなかったかですが、大学生時代は部活を掛け持ちし、通学も2時間かかって、バイトの余裕もあまりなかったので、結果的に取らずに終わってしまいました。

また、就職の際には、運転免許を必要としない職についたもので、結局のところ就職にあたって取るということもなく、さらには都市部に住んでいたので結局公共交通機関でいいのではないかと、若い自分はズルズルと取らないまま大学を卒業します。

今になって、今後の子育てなどの中で免許があったほうがいいのだろうと思いつつ、でも、現に困っていないし、、、と結局のところ強い動機はない状態でした。特に活用頻度が高い身分証明としても正直なところマイナンバーカードで足りていたので。

頭文字Dに触発されて〜きっかけは何でも構わない〜


大きな転機となったのは、たまたま頭文字Dの数話を限定で無料公開されている漫画アプリで見たことからでした。言わずとしれた名作ですが、いざ読んでみると、緊張感がありでもスカッとするような爽やかなストーリー、とても疾走感のある車同士のバトルの描写・画力、バトル以外での人間同士のやりとり、それらを包括した青春ストーリーにはまってしまい、せっかくなら紙で読みたいとちょうど新装版が刊行されているので買い集めるにいたりました。

そんな頭文字Dを見ていて、車を運転できるって(もちろん、何も峠でバトルするんじゃなくても)とても世界が広がるんじゃないか、別にそれがすごい腕でなくても楽しいことなんじゃないか。そう思えてきたんです。

そこからの行動は早く、視力を満たしたメガネにすべく買い替え、すぐに教習所の門戸を叩きました。そして2月に入所、せっかくなのでMT免許を取ろうと仕事の合間に通いながら、5月に免許を取得するに至りました。

行動を起こしたいなら作品の力をかりるのもありかもしれない

この数ヶ月を振り返ってみると、長年これまでの人生でなかなか取ろうとおもっていなかったものが、たった漫画を読んだだけで動かされてしまった。自分自身というのも影響されやすい質だと思うとともに、一方で、それだけの作品に出会えたということにとても幸せを感じます。

何かしらの作品に動かされる、若い頃はよくあるものだと思います。キャプテン翼やメジャー、テニスの王子様等々、スポーツ漫画に触発されてチャレンジすることもあるでしょうし、はたまた好きな作品から音楽にチャレンジしてみるということも学生時代ならよくありますよね。でも、大人になった今ではなかなかそんな感情になることも少ないかもしれないです。

そんな中で、漫画に感情を動かされ、行動に移す、なんだか久しぶりでしたがとても気持ち感覚でした。

たとえ大人であっても、ふと手にとった作品が思わぬきっかけになるかもしれません。読みたい・見たいと思って出会った作品に対して、影響されるなんて子供っぽいなんて思わずに、そのまま影響されてみるというのも面白いかと思います。逆を言えば、一歩踏み出すことに迷っているときは、その分野の作品に触れてみるというのもいいかもしれないですね。

今後も読みたい・見たいとおもった作品は、思わぬきっかけになる可能性を秘めているんじゃないかと、別にいいかと拒まずに受け入れて、それでそこで感じたことからの行動を大切にしていきたいと思います。

※今後、実際の教習所ライフなども書いていこうと思います。







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