高いところから街の灯りや人の往来を眺めていると、自分に戻ってくる感覚がある。

ここ数日はfamily shipシェアハウス・ノアに滞在させてもらっていて、基本ずっと心地いいんだけど、ひとりでゆっくり自分を内観する時間を取っていなかったせいさ、変に考えてしまう瞬間もあって。

ノアの屋上で風を感じながら、移り変わってゆく景色をぼんやり眺めていたら、そういうノイズが除かれて純粋な世界だけが残った。

お師匠様から『天に佇み　天に舞ふ』という言葉を受け取ってから、自分にふさわしい『高い場所』を探していたんだけど、この場所のように、ひとりきりでこの世を見下ろせるところが正解だったみたい。

ノアではすでにたくさんの気づきをもらっていて、それだけでも来てよかったと思ったけれど、今日この体験ができたことでさらにその気持ちが強くなった。

いまは関東旅の途中で、まだまだ後半も素敵な体験がありそうな予感がするけど、今日でひとつの章が完了した感じがするよ。
ありがとう、世界。