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魂開き(たまびらき)⑥

このエッセイは、わたしが自身の魂をひらくために描いている一枚の絵について、それを完成させるまでの心の移り変わりを記録したものになります。魂をひらくための絵を描こうと思うに至った経緯については『魂開き(たまびらき)①』をお読み下さい。

3月8日、5日目の加筆。この日は細かい描き込みを中心に。

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こうする、と決めたら、その先どうするかは考えない。その瞬間は、筆を進めることだけに集中する。
遠すぎる未来のことを考えると、迷いが生じて今の一歩が踏み出せなくなる。

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細い糸が絡みつく、ぶら下がる、揺れる、ぶつかり合って音を奏でる。

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薄皮一枚を隔てた向こう側。

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うさちゃんもいるよ。

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