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私にとって小説とは『読む体感型アトラクション』である

 仲谷史子さんの文章講座を受講して以降、小説に対して『読む体感型アトラクション』というイメージが強くなった。読み手は、小説という仮想現実の中で、登場人物たちの意識の中に入り込んで、様々な感情を味わって楽しんでいる。そういう認識だ。 

 読み手により強く作品世界を体感してもらうためには、書き手である私自身が登場人物たちの中に深く入り込んで、彼らの感情をなるべくリアルに体感する必要がある。
 そう感じるようになった今、私の意識は、読み手に何を体感させたいか、いかにして体感させるかに向かっている。

 体感させる技術については仲谷先生に教えていただいたので、ここからは体感する技術の方を中心に磨いていきたい。
 その一環として、『演技力』を身につけたいと思っている。私は身体で表現するわけではないので、正確には、『自分の中にある種の感情を呼び起こす能力』の方を引き出していきたいなと。
 そのために、『”役を生きる”演技レッスン』という本の読書メモを引っぱり出してきて、研究し始めているところだ。
 友人のサカキミヤコちゃん(⇒彼女のnoteアカウントはこちら)からインプロ(即興劇)というものを教えてもらったので、それに参加することも検討中。(テンションが高まっている今月中に飛び込むぞー!)

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