見出し画像

写真と散文を一冊の本に ~東京で初めてのモデル撮影をしてきます~

 今週末の土日を利用して、東京まで写真撮影に行ってくる。撮影してくれるのはTwitterで知り合ったカメラマンのじわりさん(@jiwaru_sora )。私から声をかけてコラボをお願いしたのだ。

 なぜいま作家の私が自分の写真を撮ってもらおうと思ったのか。
 私は感覚人間だから、誰かを納得させられるような理由は持ち合わていない。ただ、十代の頃から「自分の写真を挿絵代わりに入れた本を作ってみたい」という想いを持っていて、偶然にもそれが私の満足できる形で叶いそうな環境が整ったというだけのことに過ぎない。

 環境というのは、たとえばコンスタントに作品を生み出していく自信がついたとか、自分の作品にそれなりの価格をつける覚悟ができたとか、それから、自分をさらけ出すことが怖れから快感に変わってきたとか、そういう類のものだ。それから、もちろん、撮影に協力してくれるカメラマンさんの存在も。 

 カメラマンのじわりさんに興味を持ったのは、私のTwitterの通知欄に彼からの『いいね』履歴が並んでいたことが理由だった。
「この人、いつも『いいね』をくれるけど、どんな人なんだろう」と思ってプロフィールを見に行ったら、たまたまカメラマンさんだったのだ。
 ツイートに上がっていた写真を何枚か見て、惹き込まれるものを感じた。プロフィールに書かれていた『人生を撮りたいけれど、まだ撮り方がわかりません。』という一文、それから『他人に評価される作品ではなく、自分がいいと思える作品を創りたい』といった旨の創作に対するツイートを読んで、声をかけてみようと思った。

 ダイレクトメッセージを送ってみたら、すぐに快諾して下さった。
 だけど、その時点ではそれ以上話を進めることはなかった。すぐには動けないのが私の性質なのだ。

 本格的に話を前に進めるきっかけになったのは、友だちのまゆしぃから「まちは容姿を生かした方がいい。カメラマンに撮影してもらって、小説に写真をつけて売って見たら?」という助言をもらったこと。
 今月の私の課題のひとつが「自分でお金を稼ぐ」だったということもあって、行動を起こすなら今だと思った。

 そこから、メッセージを通した感性のぶつけ合いが始まった。ふだん相手に合わせることの多い私は、徹底して自分の意見を出すように意識した。ここで自分を引っ込めたら、中途半端なものになってしまうと思ったからだ。
 感性のぶつけ合いは思った以上に刺激的で、化学反応も起こったりして、深く話し込むうちに「やっぱり私の直感は正しかった」と確信した。単なる思い込みだと言われればそれまでだけど、直感なんてそんなものでしょって思ってる。

 この人と全力でぶつかり合ったら、絶対におもしろいことになる。その直感が本当の意味でのGOサインになった。

 ということで、私は今週末東京まで出張撮影に行ってきます。
 交通費や宿泊費を含めた費用はざっと見積もって三万円程度。もっと安く済ませる方法はいくらでもあるけど、体調面や精神面のことを考えて、自分が一番リラックスできるものを選んだ結果これくらいになりました。
 自分で負担しても目先の生活に困ることはないけど、こういう時くらいしか「お金ちょうだい」って甘える機会がないから、現在、polcaで撮影にかかる費用の支援を募っています。
 応援してくれる人は支援してくれると嬉しい。お礼に、写真集に使わなかった秘蔵写真数枚または撮影に関するエッセイをプレゼントします。(はっきりとは決まってません)
 私の背中を押して下さい!!!!

※polcaがめんどくさい人は、この記事の下部にあるサポートボタンから支援していただいてもOKです。その場合も、1000円以上支援して下さった方にはpolcaと同じお礼をさせていただきます。(ご希望の方のみ)

 ちなみに、私のTwitterアカウントはこちら。けっこうな頻度で発信しているので、私のファンはフォローするように('ω')


ここから先は

0字

¥ 100

いつもサポートありがとうございます。 『この世界の余白』としての生をまっとうするための資金にさせていただきます。