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魂開き(たまびらき)⑨

このエッセイは、わたしが自身の魂をひらくために描いている一枚の絵について、それを完成させるまでの心の移り変わりを記録したものになります。魂をひらくための絵を描こうと思うに至った経緯については『魂開き(たまびらき)①』をお読み下さい。

前回から一日空いて8日目の加筆。メンタルが復活してから、キャンバスに向かうことが楽になりました。

だいぶ念が蓄積してきたらしく、絵を眺めているだけで意識が強く引き上げられるというか、心のざわつきが凪いでフラットに戻されるようになってきた。

今日の仕上がりはこんな感じ。

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二時間かけて下のカエルしか描けなかったことが信じられない。この子のどこに時間を吸収されたのか。

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でも、すごくお気に入り。たぶん、まだもう少し付け足すけど。

この絵を描いている時は、魂で生きる感覚を取り戻した自分だけを見つめ、それが達成される未来だけを感じている。
この、自分が到達したい未来だけを見つめて、そこに行くこと前提で目の前に集中している状態こそが、魂で生きている状態なのだと最近気がついた。

この感覚が、絵を描いている時だけでなく、現実のあらゆる場面で持続できるようになること。それが今月の最終的な到達点なのかもしれない。

完成まで、あとひと息。


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