2024年61冊目。

『少女小説を知るための100冊』で紹介されていて気になっていた作品。コミカライズは読んでいましたが、本編が完結したと聞いて、いよいよ読んでみることにしました。

一巻はベンノとの出会いのシーンまで。紙を作るのにパピルスと粘土板を試していますが失敗しています。ここら辺で諦めない執着がすごいですね。コミカライズの感想でも書きましたが私なら吟遊詩人とか物語を知っている人に尋ねていくと思います。マインは物語よりも知識系の本が好きなんでしょうか。

マインが計算して驚かれるシーンがありますが計算技術の歴史が気になりました。十進法を採用していてもローマ数字だったら筆算は難しいと思いますし、採用されている文字とかが影響してきそうです。