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【読書記録】ファミリーランド

2023年52冊目。

『ぼぎわんが、来る』などで有名な著者の短編集です。SFマガジンで連載されたもので、近未来を舞台にした作品が収められています。

新しいテクノロジーやガジェットが生まれたときに、それが人々の心にどのような影響が出てくるかに焦点が当てられています。

たとえばロボットでもターミネーターのように直接襲ってくるようなホラーではなく、ロボットが当たり前に受け入れられている中で、ロボットを気持ち悪いと思う人の葛藤が描かれていたりします。

自分の価値観が周囲に受け入れられない焦りや気持ち悪さがダイレクトに感じられ、不快に感じる人もいそうですがこれもホラーの醍醐味ですね。

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