【読書記録】本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部 兵士の娘Ⅲ
2024年65冊目。
第一部の最終巻です。
コミカライズの感想でも書きましたがマインの身喰い対策の話であらかじめ教会の話が出てこなかったのはなぜなのでしょう。教会の内情(貴族が足りていないなど)を知っているベンノなら検討してもよさそうに思います。
おそらく教会を頼ることは貴族に隷属するのと同じことと考えたのでしょう。とはいえマインが教会に取り込まれそうになったときの対応をみるとできる限りの対策を行なっていますし、それができるのであればマインにあらかじめ話をして相談することもありだったのではないかと感じました。
マインは家族に前世のことを話していないのも少し気がかりです。マインは元のマインが死んで自分が乗り移っていると思っているようですが、元のマインの記憶が残っているので単純にそうとも言い切れない気がします。とはいえ言いにくいのも確かなので悩ましいところですね。
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