2024.03.02 Rides In ReVellion @池袋EDGE
THE MADNA vs Rides In ReVellion 2MAN TOUR
「抗いたい漢達と抗わせない漢達」
出演はRides In ReVellionとTHE MADNAの2組。
読み方は「ライズインリベリオン」と「マドンナ」。
池袋EDGEはステージ・フロア共に横に広く、
池袋駅からアクセスが良いライブハウスである。
多くのヴィジュアル系バンドがライブを行う場所でもある。
池袋EDGEはテナントビルの地下2階にあり、入場者は近隣店舗の迷惑にならないよう、ビル敷地内の空きスペースで待機することになっている。土曜日ということもあり、会場時間の前には多くの来場者が待機場所に詰めていた。
この2バンドで、これまで大阪・名古屋とライブを重ねていた。その東名阪ツアーの最終日ということもあり、幕が開くとオープニングSEに応えてフロアを満たした観客の腕が上がる。
今日は我らがRides In ReVellionが先攻のようだ。
セットリスト
1.モアザンワーズ
2.衝動DIRTY
「モアザンワーズ」でフロアを華やかに惹き付け、「衝動DIRTY」でリズムに乗せて盛り上げていく。会場の温度が上がり、どちらのファンも関係なく拳を上げ、この空間を楽しんでいるのが見て取れる。
3.最終列車 桜通り 手を振るキミへ
別離を描いた曲でありながら、バラードではなく、疾走感と力強さを併せ持つ楽曲である。コールアンドレスポンスの部分でも、フロアから力強い声が上がっている。
4.HORIZON
前を向いていこうというメッセージを打ち出し、フロアの一体感が高まったところで、
5.GREED
6.Allergy
7.MIRAGE
8.Close.
ここまで一気に畳みかける。ジャンプし、拳を掲げ、コールアンドレスポンス、ヘドバン、モッシュと、フロアの動きも変化に富む。
対バンイベントではモッシュに参加しない観客によって流れが阻害されることも稀にあるが、この日はそんな様子もなく、フロアの観客たちは一様にそうした動きを楽しんでいるようだった。
ステージではドラムの志雄が立ち上がったり、フロントのメンバーが横に広いステージを存分に使って移動したりと、観客たちを息つかせず煽っていく。
9.夜明け最前線
ボーカル黎に促され、フロアがシングアロングするのが美しい。
フロア全体が高らかに声を出し、強い一体感に包まれた。
THE MADNAのメンバーを呼び込み、次の曲へ。
10.Eternal〜渇望の空〜
この2マンツアーのタイトルである「抗いたい漢達と抗わせない漢達」の元ネタが、この「Eternal〜渇望の空〜」のサビで登場する「抗うこと許されない」というフレーズである。どちらが「抗いたい」のか「抗わせない」のかと発表時は双方のファンの間でざわついたようだったが、どうやら
Rides In ReVellion→抗いたい
THE MADNA→抗わせない
ということだったようだ。
そんなネタにもなるほどに有名なRides In ReVellionの代表曲である。
11.カレタソレイユ
MCでメンバーが話していたように、Rides In ReVellionとTHE MADNAが深く交われたこのツアーで、ファン同士も双方を盛り上げようという気持ちを強く持ったのかもしれない。この曲にはコールアンドレスポンスやシングアロングこそないものの、既に一つになった会場からは暖かい笑顔が見られ、充足が感じられた。
「またこの2バンドでツーマンライブがしたい」というメンバーの言葉にも会場からは歓声が上がり、幕が下りた後も次なる予定を期待するざわめきが広がっていた。
今月は「hide tribute 2024 Beauty Side Produced by RYUICHI KAWAMURA
〜hide追悼 & 日本骨髄バンク、メイク・ア・ウィッシュ・オブ・ジャパンへのチャリティー及び、理解普及〜」への
O.A.出演も決まっているRides In ReVellion。
新曲のリリースやワンマンツアーも控えている。
今後の予定も楽しみである。
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