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作ったシステムが使われないのは、全て構造のせいだ!

目の前がうまく行かない、チームが中々成果が出ない、作ったものが使われない、そんなことは日常茶飯事です。そこで概ねやられるのは、ふりかえって事象と原因を紐づけ、一個ずつ潰していくというアクションです。

もちろん、これは正攻法でうまくいくこともあります。でも、同じような問題を繰り返してしまうこともありませんか

起こる問題というのは、事象と1つの原因が繋がっているわけでなく、複数の原因や別の事象が絡み合っています。お互いに影響しあっており、目の前の原因を解決したとしても、別の原因や事象が影響してきて、少し見た目は変わったとしても同じような問題が起こってしまうのです。

それはつまり、問題は「構造によって起こっている」ということなのです。なのでその影響しあっているつながりを断ったり、別の新たな事象に繋げたりすることで、構造を変える必要があるのです。

シングルループ学習とダブルループ学習という考え方がありますが、事象に一つの原因を紐づけて改善するのがシングルループ学習、構造的に捉えて根本的に近い部分を変えていくのがダブルループ学習とも言えるでしょう。ダブルループ学習が起こるチームというのは、本当の意味での改善が行えるチームです。

そんな話をこの勉強会でしてみようと思います。問題の構造が見えると、アハ体験レベルの発見が生まれます。是非一緒に味わいましょう。


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