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PDCAだけじゃない、DCPAの世界

みなさんこんにちは。
強ニューです。

noteを書き始めてはや22記事目の投稿になります。
思い立ってから隙間時間を見つけ、日々コツコツとここまで来ました。
21日間続けると習慣化され、やらないことの気持ち悪さだったり罪悪感が出てくるのですが、今まさにそんな感じです。

今日は本業の話を少し書こうと思います。

強ニューは製造業でプロダクトプランナーという仕事をしています。
言うならば、商品化を一番最初に考える人。そして自らが考えた商品をデザイナーや調達部隊と協力して工場に発注し形にしてもらう役割です。
製造業にとってはある意味花形と言っても過言ではなく、事実この部署に来て1年足らずですが、同僚は非常に自分たちの仕事に誇りを持っていると見ていて思います。

プランナーという仕事に求められるスキルは多岐に渡っています。

市場を見通すマーケティングスキルであったり、
社内外を調整するコミュニケーションスキルであったり、
自分のやりたいことを具現化して説明するプレゼンスキルや
SWOTから商品特徴を構築するためのロジカルシンキングなど、
今まで自分が学んで来たこと、経験して来たこと全てをぶつけても追いつかないほど日々フルスロットルで仕事に向き合っている状況です。

売れる商品を生み出すためには、日々市場を観察し、顧客のニーズやウォンツ、シーズがどこにあるのかを貯めておく作業が必要です。そうすることで自身の考え(=仮説)や企画する商品が顧客の求めるもの(≒確信)に近づいて行きます。限られた時間の中でいかに確度の高い情報とそれに即した意思決定ができるかが売れる商品を生み出す上でとても重要になって来ます。

売れるかどうかは究極発売してみないとわからない

強ニューが展開するビジネスは企画から発売日を迎えるまでのリードタイムは結構長く、その時点でトレンドが変わってしまったりします。そのため、100%ニーズが顕在化していてそこに向かっていけるということは、この不確実性の大きい世の中かなり難しい作業となっています。究極発売してみないと、目標通りに物が売れるかはわからないと言っても過言ではないです。
わからないからやらない、確度があがっていないうちは出さない!というような思考を身につけてしまうと、結果売れなかった!という事実さえいつまでも見つけることができません。
強ニューがnoteを日々更新する理由は、そんな思いから来ていると思います。

アホな権力者ほど恐ろしいものはない?

少し話が飛躍しますが、
ロシア・ウクライナの戦争の話を連日ニュースで見ます。日々心痛めています。NEWS ZEROでパネリストの落合陽一氏が自身の父親の言葉を引用して発した言葉が印象的だったので転載させていただきます。

戦争はいつだって老人がはじめ、若者が犠牲になる

落合氏はこのことが「理不尽」という強い言葉で非難していました。
強ニューもそう思います。
氏は続けて、

片方を徹底的に叩くというわけではなく、両方を理解した上で自分たちの意思決定をすべき。なぜならば若者もいずれ老人になる。対話の可能性を常に探り続けることが重要。

とおっしゃっていました。これにはとても響きました。
サラリーマンで働いている以上ビジネスにおいても通ずるところがあるなと思います。

会社人としての宿命ですが、上司や経営者の「鶴の一声」でプランになかった商品を作らされる事がたまにあり、最近その鶴声に振り回されています。
老人もアホではないと思うので、何かしら我々が見えていない視座で自社他社のアウトプットを見て指示を出して来ていると思いますが、事細かにその視点(目的・目標・手段)を説明してくれないので、限られたリソースを割く我々は、老人の理不尽さの犠牲になっていると感じざるを得ません。
挙句、鶴の一声の意味を現場自らが考え、目的化し、目標を作り上げて手段に置き換え、関係各部署とコンフリクトを繰り返しながら磨き上げているうちに、そんなに時間がかかるなら見直したほうがいいのでは?という話になってしまいます。こうして現場は混乱と疲弊の渦に巻き込まれて行くのです。

ただ最近その域から少し抜けて来たのか、鶴が見えていた世界を想像し、今現場に不足している視点やモノそのものに目を向けさせ、考えさせ走らせるところまで鶴達は考えてたんではないか?と、受け止められるようになって来ました笑
それはさながらまず動かして(Do)、振り返って(Check)、構築し直して(Plan)、そして再び動く(Action) DCPAとでも言いましょう。

走りながら考えることの重要性

繰り返しになりますが、ビジネスにおいて、不確実性の高い状況下で意思決定をすることが多々あります。
その時に持っておかないといけない視点は、ベースシナリオ、最高シナリオ、最低シナリオ、の3点だと強ニューは考えています。
ビジネスにおけるリスクとは損失の可能性とか、命の危険ではなく、良くも悪くも不確実性という意味で、仕事ができる人は、不確実下での意思決定を迫られた時、3つほどシナリオを準備して来やがります。そうすることで、予想が外れても最高最低の間の枠内で判断できるので、スピード感を落とさず進むことができます

ビジネスは、綿あめ機みたいなもので、極論真ん中の綿あめでいう砂糖を入れる中心点にリソースをぶっ込み、持ち手を経済活動に例えると、綿あめ=自社製品を何周も回して作って行くことだと理解しています。多少いびつな綿あめができるかもしれませんが、回して行くうちに角が取れ大きなものになって行けると信じてやって行くしかないんでしょうね。。

明日、夕方、老人との対話があります。。これ以上若者のリソースを犠牲にしないように、そして自らが老人になったときに若者と対話できるように強ニューがまず鶴上司たちと対話をしていかないと良質な綿あめを作ることはできなさそうです。。

話があっちこっち言ってしまいましたが、
本日伝えたかったのは
①ビジネスは不確実な世界の中で計画を立てて進めていかなければならない
②アホな権力者が計画とは違う世界の時間軸でねじ込んでくる場合がある
③その場合実は我々が見えていない視座で意思決定をしている(こともある)
④対話をしないと理不尽で終わるため、老人との対話が大事
⑤不確実な中で3つのシナリオを考えてスピード感を持って進む必要がある

どれも大事なことなので、noteに書くように!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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