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映画業界に、希望の灯りを。マーベル・スタジオ社長のツイートに奮い立たされる。

今、未曾有の危機に直面している映画業界。

さまざまな映画の公開が延期になるばかりか、新作の撮影や製作も延期・中止に追い込まれている。悲観的なことを言ってしまえば、2020年代の映画史が数年単位で「空白」となってしまう可能性すらあるかもしれない。一人の映画ファンとして、とても胸が痛い。

現行エンタメ界の覇者であるマーベル・スタジオも、今まさにかつてない逆境に立たされている。現在発表されている情報として、MCU「フェイズ4」に当たる5作品の公開延期が決定している。『アベンジャーズ/エンドゲーム』の「先」に広がる光景を観る日は、残念ながら遠のいてしまうこととなった。


悲しい報せばかりが続いているが、僕は、ある一連のツイートを見て、とても勇気付けられた。

まず、はじまりとなったのは、4月7日に投稿されたこちらのツイート。1年前、『アベンジャーズ/エンドゲーム』公開初日の客席の熱狂的なリアクションを録音した動画である。

Just stop what you’re doing and enjoy listening to the #AvengersEndgame opening night crowd react to Captain America wielding Thor's hammer.


それに対する、ケヴィン・ファイギ氏(マーベル・スタジオ社長)のリアクションがこちら。

A nice reminder of what we were all doing together almost exactly 1 year ago. A nice reminder of what we will all be doing together someday again.

意訳だが、「(この動画は、)約1年前、私たちが一緒に熱狂していた時のことを思い出させてくれる。そして、いつか再び、私たちは一緒に熱狂できる日が来ることを信じさせてくれる。」というメッセージが汲み取れる。


そして、この投稿に対して、マーベル・スタジオのオフィシャルアカウントはこのようにリアクションをしている。

We are groot.


どんな時も、愛とユーモアと希望を見失いはしないケヴィン・ファイギ氏、そしてマーベル・スタジオの映画製作スタッフたちは、まるで、10年以上にわたって僕たちを勇気付け続けてくれたマーベル・ヒーローのようだ。僕自身、彼らの眩い信念を表した言葉に、一人の映画ファンとして強く奮い立たされた。

この一連のツイートが灯してくれた希望の光を、たくさんの方たちと共有できたら嬉しい。



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