『天気の子』を祝福する、5つの「愛」の唄
本日、映画『天気の子』の「スペシャル予報」映像が公開された。
『ほしのこえ』から『君の名は。』まで。新海誠監督の過去作品を象徴する「愛」の言葉たちを、RADWIMPSの”スパークル”に合わせて、美しく、リズミカルに編み上げていく。そして最後には、最新作『天気の子』へ輝かしいバトンを手渡す、圧巻の5分15秒。
新海監督の祈り、願い、誓いは、あまりにも見事に一環している。そのことを鮮やかに証明する素晴らしい映像だ。
そして同時に、RADWIMPSが手がける主題歌5曲のタイトルと歌詞の一部が発表された。
《君がくれた勇気だから 君のために使いたいんだ/君と分け合った愛だから 君とじゃなきゃ意味がないんだ》(”愛にできることはまだあるかい”)
《夢に僕らで帆を張って 来るべき日のために夜を越え/いざ期待だけ満タンで あとはどうにかなるさと 肩を組んだ》(”グランドエスケープ”)
《笑われないくらいの愛で 変えられるくらいの世界ならば/はじめから用などない 僕には必要ない/僕らの 持て余した正義を 使わせてよ》(”風たちの声”)
《聴きたい曲も見つからない 憂鬱な一日の始まりが/君の大げさな「おはよう」で すべて変わってしまう不思議》(”祝祭”)
《君の「大丈夫」になりたい 「大丈夫」になりたい/君を大丈夫にしたいんじゃない 君にとっての「大丈夫」になりたい》(”大丈夫”)
『君の名は。』の主題歌4曲”夢灯籠”、”前前前世”、”スパークル”、”なんでもないや”が、作品の物語とメッセージと密接にリンクしていたことを踏まえると、今回の5曲の言葉たちも、『天気の子』の本質を射抜いていることが想像できる。
もちろん、本編を観るまでは断言できない。しかし、この5つの「愛」の唄に彩られた『天気の子』は、きっと、晴れ晴れしい恋愛映画になるのだろう。
公開まで、ついに3週間を切った。
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