Tsuyoshi Sakamoto(阪本剛)

医用画像(X線・CT・MRI等)研究用ソフトウエア開発・販売会社PixSpaceを20…

Tsuyoshi Sakamoto(阪本剛)

医用画像(X線・CT・MRI等)研究用ソフトウエア開発・販売会社PixSpaceを2016年起業。広島県立保健福祉大学で放射線技師免許を取得→AZE(Canon)→今。MTG配信「アグロスペース」の管理人。「黒」「アグロ」「ハンデス」をキーワードにデッキ構築検討しています。

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CT・MRI画像の立体表現

CTやMRIというものをご存知でしょうか?どちらも「輪切り」と表現されていて、体の中の臓器を生きたままにしてみることができる特殊な大型機械です。CTはビートルズで有名なイギリスEMIが開発し、かつての東芝とCTを共同で開発しました。MRIは電子レンジで用いられる技術(水が熱くなる原理)とリニアモーターカーの技術(金属を限界まで冷やすと電気抵抗がほぼ0で永遠に回り続ける)を応用しています。開発者はどちらもノーベル賞。どちらも得られた画像を数えるときに「枚」「スライス」と呼びます

    • 白菜のパスタ(Barillaの使用感)

      今年に入ってからパスタをバリッラ(Barilla 1.6mm)に変えた。前はディチェコ(De Cecco 1.6mm)を使用していた。これまであまり気にしなかったけど、結構違いがあることがわかった。加えて、10年ほど前はガロファロ(Garofaro 1.7mm)を使用していた。これもまた絶妙に違う。 ディチェコとガロファロはブロンズダイスという製麺法を使っており、バリッラはテフロンダイスだそう。特徴は色々解説されているが、個人的な印象として、バリッラは吸水が遅く、ディチェコ

      • 【MTGA】ネクロドレイン【タイムレス】

        アグロスペースもそろそろ4年目に差し掛かります。ちょうど昨年末に「タイムレス」という環境がMTGアリーナに実装されました。MTGアリーナに実装されているカードを全て使えるフォーマットということです。そしてMTGアリーナといえばかつて一世を風靡したあのカードが収録されております。 ネクロポーテンスです。子供の頃は使用したことがなかったのですが、使えるならどうしても使用してみたいカードでした。で、タイムレスで使えるということで早速デッキを作ってみました。 デッキ 4 暗黒の儀

        • 新調したオフィス・パスタ環境

          昨年末の中盤くらいに、10年使っていたパスタクッカーが故障した。 調べてみたけど同じものはすでに販売されていなくて、中古品すら出回っていなかった。原理的には「スイッチで中の湯が沸いて、その中にパスタを入れる」というもので「こんなもの、他のメーカーでもあるだろ」とタカを括っていたら、どこのメーカーも作っていなかった。なんでだろうか。 兎にも角にも、パスタを茹でることができなければオフィスで飯を食えない、ということで、なんとかアイディアを広げて代用品を探した時、一番最初に目に

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        CT・MRI画像の立体表現

          オフィスでパスタ

          9月初めに血液検査でとんでもない数値を叩き出して以降、本格的に自炊を進めております。これまでは玄米と味噌汁を準備してオフィスで食べていたのですが「パスタも作れるかも」と、自宅にあった機材を持ち込んで、簡単なサラダとパスタを作るようにしております。今回の記事では使用している機材と食材を紹介します。 まず、パスタを茹でる器材を10年前に購入していました。 円筒形の機材で、スイッチを入れると湯が沸きます。パスタはもちろん夏場はそうめんなどもいけるので、麺好きの一人暮らしには強力

          玄米生活 再開しました

          昨年末頃から玄米の生活を始めていたんですが、4〜7月に出張があまりにも多くてサボり気味でした。出張から返ってくると冷蔵庫の野菜が全部終わってて、それを捨てるのにうんざり。独身出張族はこれがあるから自炊が続かない。 というわけで、最近はそれを鑑みて、色々と調整してみましたので紹介します。 そもそも私にとっての自炊とは「夜お酒を飲みに行く前にある程度飯を食って、腹を満たしておきたい」というものです。その延長程度の話です。 献立は「玄米」と「味噌汁」だけに絞ります。昼+夜で自

          玄米生活 再開しました

          成長のジャンプアップ

          「人は年齢と共に成長する」というのは大きな誤解で、成人以降の人間は、成長をしようとするから成長する。やめてしまえばその時間は成長しない。 成長を求める人でも、もう一つ誤解がある。「成長は時間に比例する」という点。実際の成長は階段的であり、比例ではない。連続的に滑らかに伸びない。 人はあるタイミングで大きな情報量を獲得し、それを消化した瞬間に「飛び抜けた成長」を見せる時がある。私はそれを「ジャンプアップ(Jump up)」と呼んでいる。そういう若手社員を見たことはないだろう

          成長のジャンプアップ

          カードバトルと商談

          ビジネス上の交渉の場とトレーディングカードゲームのプレイは似ていると転がると思う。少しこじつけかもしれないが、時折そういうことを感じるのは、ともに2人の非完全情報ゲームであり、相手の持つ選択肢をどのように予想するか、選択肢最後まで残して置けるか、適切なタイミングに適切な提案をできるか、などはカードプレイと比較しても、よく似た状況であることがわかる。 結論から申し上げると、トレーディングカードゲームはビジネス交渉術を学ぶ上でとても気軽にスキルアップできる良い手段だと感じる。ま

          カードバトルと商談

          日記と内なる声

          かつて、私が高校生だった2001年頃、インターネットは電話回線を使って情報を得ており、今ほどカジュアルに使えるものはなかった。高校時代だった私は、その頃にパソコンを買ってもらって、適当に遊んでいた。通信の速度は今に比べると100倍以上も遅く、一つの画像を表示させるにも何秒とかかっていた。今でいうと「使いすぎて通信制限がかかった状態」のようなものだろうか。そのころ「ネットでなるべく早く画像を表示したい」ということで生まれたのがJpegでありGIFやPngという画像形式だった。そ

          仕事で自信をつける

          社会人になるまでは、私は自分に自信がない人間だった。しかし社会人になって1年経ったあと、人以上に自信を持てるようになった。自分への自信とは何だったのか。 やはり情報量の少ない田舎で生まれ育って、その上「それほど勉強できない」「女にモテない」という学生時代は、人を測定する尺度がそれしかなかったのだ。ところが、社会に出るともう一つ軸を加えることができる。「仕事ができるかどうか」。この面において、自分の能力はさておき、運は良かったと思う。 自分が自信を持つきっかけ。実は私も新社

          仕事で自信をつける

          知らないことを知る

          「頭の良さ」とはいろいろな角度から語ることができるけど、少なくとも「知っている言葉の量」が基礎になっていると考えている。まずは言葉を知らないと、頭の中で考えられないからだ。人間は脳内で、自分の言語で考えて世界を作る以上、それなりに言葉を知っていないと頭の中は広がらない。さらには、知っている言葉が自分の経験や他人の経験に基づく言葉を噛み砕いて、自分の知識へと吸収させる助けになる。言葉を知っているからこそ、あらゆる情報を自分のものへと収めることを可能にする。 新しいことを知った

          知らないことを知る

          ラーメンアーカイブその2

          前回は2020年末までの写真を掲載しておりましたので、今回は2020年〜2023の4月までに記録したラーメンの写真と店舗をご紹介。出張や旅行の参考にしていただければ幸いです。順番は適当です。

          ラーメンアーカイブその2

          オフィス自炊生活

          最近、特に健康を意識しているわけでもないのですが、自炊したくなって自炊を始めました。参考にしたのは「一汁一菜で良いという提案(土井善晴先生)」という本です。 以前より玄米を購入していて、おにぎりにして食ってたのですが、それなら一食を完全に作ってみようと思い至りました。で、オフィスですので火と油は使いたくないということで、鍋にもなるケトルを購入し、そこで味噌汁を作り、玄米と一緒に食べております。 いま季節は冬ですので、大根やごぼう、きのこ類に加えて、適当に豚肉を合わせており

          医療機器認証獲得への道

          PixSpaceの代表 阪本です。PixSpaceの製品は2022年の12月に医療機器としての認証を受けました。そこに至るまで、今となっては分かる「不明な部分」がとても多かったので、起業した小さな会社の製品が医療機器を認証するまでの流れを紹介します。 1.会社のプロフィール PixSpaceは常勤役員2名、非常勤役員1名の会社です。医療機器の認証を受けるためには二つのパターンがあります。「医療機器製造業として、医療機器製造販売業に卸す」「医療機器製造販売業を取得する」。弊

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          【MTGA】ラクドス ヴァンパイア(2022/10スタンダード ミシック到達)

          こんにちは。アグロスペースのプレイヤーです。今月もなんとかミシックへ到達しましたのでデッキをご紹介いたします。 デッキ 4 ヴォルダーレンの投血士 (VOW) 137 4 憑依された峰 (MID) 263 4 税血の収穫者 (VOW) 232 2 硫黄泉 (DMU) 256 4 ヴォルダーレンの美食家 (VOW) 182 3 電圧のうねり (NEO) 171 2 一切れの利益 (SNC) 72 4 鏡割りの寓話 (NEO) 141 2 ファルケンラスの先祖 (VOW) 11

          【MTGA】ラクドス ヴァンパイア(2022/10スタンダード ミシック到達)

          ステータスレポート その2

          前回の続きでございます。 最も難しい問題 起業してサービスを構築した後、最も難しかった問題が「値付け(プライシング)」です。マーケティングにおける最重要課題ですが、まわりに自社サービスと一致する業態がなかったことで、いうなれば「気まぐれ」で値段をつけました。ただ、その後に業務を続けるにおいて知った知識、例えば「研究者の予算の幅」などを目標に値段をつけられるようにはなってきました。 すでに存在する製品であれば一度値段をつければそれを基準にすれば良いですが、オーダーメイドで

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