【大切なことは全てドラゴンボールに教えてもらった】
*ブログ移行に伴い、10年前の記事を成仏させていこうと思う。
以前のブログを閉鎖すべく、一旦こちらにお引越し。
サイヤ人の血が欲しい。
最近、『ドラゴンボール改』をものすごいペースで見返している。
そこで改めて気づくこと。
私の教養はすべてドラゴンボールに詰まっていた!
世界中の92%は私に共感してくれることは自負している。
前は敵だったのに、もっと強い敵が現れたら、
必然的に仲間になる。
敵の敵は敵ではなく味方。
一概には言えないが、そうゆうことも示唆しているんだと思う。
サイヤ人は、どんなに強い相手でも自分より強い相手がいたら
「わくわくすっぞ!」つってさらに修行を積んでもう戦闘力えらいこっちゃになる。
余談だが、
「えらいこっちゃ」といえば、
昔のバイト先で店長がものすごくエロいDVDを「えらいこっちゃ」という代名詞で呼んでいた。
「今日もよく働いたからえらいこっちゃ見ようかな〜!」なんて案配。
本当にどうでもいいことを話してしまったので今度出会い様に一本背負いを私にお見舞いしてください。
もとい、
そんな、サイヤ人はさらに強い敵「壁」を乗り越えようと必死で修行する姿にいつも胸を打たれる。
私も、執筆作業をかなり怠けていたので、
現在、精神と時の部屋でこのブログを書いている。
そんなサイヤ人願望が強めの私が
最近乗り越えた「壁」の話をしよう。
私は以前、日本語教師という名の日本語学校広報マネージャーを仰せつかっているのだが、
先日、臨時で授業を代講することになった。
「あたふた」とはっきりした口調で発するほど、焦っていた。
なにせ、日本語を教えるのは1年ぶり。
もうどう逆立ちしても24時間後には授業が始まってしまう。
託された任務は、
・作文
・漢字10個導入
・リスニング
あとは煮るなり焼くなり自由気まま!
漢字導入とか、どんなに簡単な漢字でもどうやってできたかとか、1つ1つの意味を理解しないと
きっと生徒もついてこない。
絵を描いて漢字と成り立ちをリンクさせて覚えさせるのに必死。
といっても、1時間は自由に使えるのでベトナムでの日本語教師アシスタント経験を生かして結構楽しく教える事ができた。
「生」という漢字。
学生はスペイン人2人、ロシア人1人、韓国人1人の4人編成。
彼女がいる学生をターゲットに、
「“あなたを一生愛します。”の“生”やから覚えてくださいね〜」というと、
きれいな字で「あなた」の部分に彼女の名前を置きかえて書いていた。
あとは、
「一生のお願い!」の「生」です〜。とも教えた。
私「人生で最も大切なお願いをするとき、このように使います。
でも、私が小学校のときは“一生のお願い”を1000回くらい使いました。〜
それに、「生」の字は「生ビール」の「生」ですね〜!」
そういうと、すかさずスペイン人学生がすごい勢いでこう発した。
「先生!
一生のお願い!
生ちょうだい!!!」
!!!!!!!
このシンプルな1フレーズで「生」を3回もめりこんできやがったー!!!!!
「生のハットトリック」!!!
さすがうちの生徒は天才や。
そのあと、会話練習では「日本にきて驚いたこと」について
ミングルトーク♫
※教室内を歩いてパートナーを見つけて相手にテーマにそって話すフリートーク。
そこで、また別のスペイン人がこう話した。
「あの〜、トイレにある、水がでる、wash-letにびっくりしました。」
他の学生が wash-let の部分が分からない様子だったので、
私「日本のトイレ入ったら、ボタン多すぎてコックピットみたいになってるところあるでしょ?
押したら水がでるやつ。あれがウォシュレットです。」
と、明快に説明するとみんな、
「あ〜あれね!」の納得。
そして、スペイン人がこう続けた。
「日本に来てから、
おしりの穴が
とってもきれいです!」
!!!!!!!!!
やっぱり、うちの生徒はハーバード級や。
このクラスは初中級のはずやのにもう上級以上のギャグマスターっぷり!
そんな、学生のユーモアに助けられ私の授業も無事終わった。
普段、学生から飛んでくる矢を受け止める先生方すばらしい!
彼らこそサイヤ人!
おら、尊敬すっぞ!
日本語教育という「壁」を1つまた乗り越え、
さらに興味がわいてきた。
学生達もそんなかっこいいサイヤ人になれるように、
私も明日から修行しよう。
さ、もう1話だけ改みて就寝しよ。
追伸:
ドラゴンボールで一番外国人にとって難関なのはやじろべぇの日本語理解!
ほな!
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