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【御礼&作品紹介】「#買ったわけ」たくさんの投稿、ありがとうございました!

2024年2月9日~3月10日、noteさんとコラボしたお題企画「#買ったわけ」を開催しました。

物価上昇の話題が絶えない昨今ではありますが、たくさんの魅力的なモノ(商品)に溢れている世の中で皆さまがどんなモノと出会うのか、そして”買いたい”と思うのか、そんな一人ひとりのストーリーを教えていただきたいという思いから実施した今回の企画。最終的には約2,400件の投稿が集まり、私たちがこれまで実施してきたお題企画の中でも最多の投稿数となりました。ご参加いただいた皆さまありがとうございました!

何かを買う理由は人それぞれ

今回の投稿企画では、日々の暮らしの中で「必要性を感じて購入したもの」「前から欲しいと思っていたもの」「リピートしているもの」といった、日常生活を快適・便利にするための買いものエピソードが一番多く集まったと感じました。

一方で「好きなものへの投資」という、人生を楽しむための買いものも多く見られ、好きなものに対する熱量やこだわりの数々は読んでいて一緒にワクワクした気持ちにさせられました。

ほかにも、運命的な出会いや直感で「衝動買い」したエピソード、知り合いやSNSなどを通じて誰かに「おすすめされた」ことがきっかけで購入したもの、ブランドへの「共感」や「接客」が購入理由になったものなど、バラエティ豊かなストーリーを投稿いただきました。一つひとつの作品に目を通してみると、「何かを買う理由は人それぞれ違う」ということを改めて実感します。

買ったもののジャンル傾向は?

皆さまに投稿いただいた「買ったもの」のジャンルをざっくり集計してみました。
最も多かったのは、「家電・電子機器・周辺機器」。そして「食品・飲料・酒類」「雑貨・家具・インテリア」も多く集まりました。次いで「化粧品・生活用品・医薬品」「衣類・服飾雑貨」「書籍・ゲーム・映像・音楽ソフト(電子含む)」。

その中でも、パソコンやタブレット、スマートフォン、そしてキーボードやマウスなど周辺機器を含めた生活環境をアップデートする買い替え/買い揃えに関する投稿、「カメラ」(関連グッズを含む)や「」「」など趣味に関連するストーリーが印象に残りました。その他、日常的に購入頻度が高い食品関連も多く、バレンタインデーの時期の開催だったことから「チョコレート」にまつわる作品も増えたように思います。
また、日用品とは対照的になかなか気軽に買う機会がない「」や「」のような高額な買いものにまつわるストーリーや、サブスクサービスのような無形商品に至るまでバラエティ豊かな作品が集まった「#買ったわけ」。今回も投稿いただいた中から一部作品をピックアップしてご紹介したいと思います。

〇自分にとって最適なモノへのこだわり

今回は電子機器やガジェットに関する投稿がたくさん集まりましたが、その中でも特に印象的だったのが”カメラ”“スマートウォッチ”

カメラやカメラ関連グッズに関する作品を見てみると、そもそも安価ではないカメラですが、いろいろとチャンスを狙って下取りやリセール品などもうまく活用しながら欲しいものを買っていたり、理想的な機能やデザイン、撮りたい写真を実現するために試行錯誤するストーリーがとても興味深く感じました。

またスマートウォッチは気になっているものの、うまく使いこなせるか分からないことからまずはコスパを重視したものから試してみたり、旅行やジョギング、育児などそれぞれのライフスタイルに合わせて最適なスマートウォッチを検討・購入している傾向がみられました。

📷カメラ編

・リセールも活用しながら、わがままを叶えてくれそうなカメラを新調

フォトグラファー/プロダクトデザイナーのMASA / Product designer / Photographerさんは、2年前に中古で買ったカメラが倍以上の金額になっていたこと、個人的に色が馴染まないと感じていたことから、新しいカメラの購入を決意。憧れのインダストリアルデザイナーがデザインを手がけていることや、「最小が故に最大の写真が欲しいわがままを叶えてくれそう」というミニマルさに惹かれて購入します。「心地良かったり、かっこよかったり、嬉しかったりそうした曖昧なことが創作には必要だなと思わされます」と、新しく買ったカメラでの撮影を通じて、創作の醍醐味を改めて実感したようです。愛用している他のカメラとの役割分担が明確にあり、今回購入したカメラに求めているものがハッキリしているのも印象的です。

・フィルムカメラを愛用する理由

思い出を動画や写真で残すことが好きだという大学生のkakoさんは、親友が持っていたことがきっかけで、フィルムカメラの“沼”にハマったそうです。「ハーフカメラで通常の倍の写真が撮れる」と自分にとって最適なカメラを選び、使い方はYouTubeで学習。実際に撮影した素敵な作品を紹介してくれています。「その時その時の空気感が、思い出を思い出す、重要な役割をになっている」「その瞬間を楽しむ、そして現像した写真で撮った瞬間を思い出すのに最適なツール」など、kakoさんがフィルムカメラを愛用する理由がよく伝わってきます。その後、後継機の購入に至るまでのエピソードを綴った作品も投稿してくれました。

・デモ機を触って印象が変わり、購入を決意

フォトグラファーのキートン福永|keaton_fukunagaさんは、リリース発表時に「自分向きじゃない」と感じていたカメラがあったそうです。しかし、発売前にデモ機を触ったことがきっかけで、「これは良いかも!」と考えが変わり、購入を決意。結果的にうまく足し引きされた機能や持ち運びやすいデザインなどが気に入り、満足のいく買いものができたようです。その特徴をひも解きながら、「旅や日常の中で活躍するカメラ」という役割を見出しているところも素敵ですね。

・“沼”から抜け出すための一品との出会い

写真を撮る人間にとって三脚とカメラバッグは永遠のテーマであり続ける」と述べる、旅フォトグラファーのhirotographerさん。カメラバッグ購入のループから抜け出すために熟考して選び抜いた一品の「買ったわけ」を詳しく紹介してくいます。拡張性やカスタマイズ性など、自分に刺さったポイントを「ロマン」と表現しながら熱く綴った文章に引き込まれます。無事にカメラバッグの沼を終わらせることができたのか、その後のエピソードや数ヶ月使った感想も気になりますね。

・使っているストラップと同じものを購入し、経年変化を楽しむ

カメラが趣味だというわちゃさんは、カメラのストラップはおしゃれなものが多かったことから、数年前に革のストラップを購入。徐々に色合いが変わる経年変化と一緒に歩む年月を楽しんでいた様子です。そして今回、新しいカメラを購入したことがきっかけで、同じストラップを再度購入。2つのストラップを見比べながら、「使い込むことで色味や風合いが変わっていく。カメラで撮る写真もそうやって変わっていっているはず」と、革のストラップと写真に共通する魅力を感じたようです。ものを大切に使い続けるわちゃさんの姿勢に心が温まる作品です。

⌚スマートウォッチ編

・ランニングがさらに充実する相棒との出会い

ランニングや筋トレが日課となっているちありさん。noteのランニングに関する記事でスマートウォッチがおすすめされていたことがきっかけで公式サイトをチェックし、その機能の多さに驚いたこと、持ち物を減らせることに魅力を感じて、自分へのご褒美として購入したそうです。腕時計をずっとし続けることが苦手だったようですが、「自分のデータが集まる事が面白い。楽しい。ずっと見てられる」と問題ない様子。日課の趣味をさらに充実させられる相棒と出会えてよかったですね。

・コスパがいい商品でお試し

キャンジョオーガニック | 毎日18時更新 | 自然とともに生きる | 新時代の暮らし方さんは、海外で活動する際に少ない持ち物と時間の中でスマートウォッチを充電するのが大変だったことから、「もはや電池切れのままカバンにしまっていた」と使うのを断念したそうです。そこで、他のスマートウォッチを試してみることに。購入した商品は今使っているスマートウォッチの1/5以下の価格ながら、充電の持ちがいいだけでなく、基本的な機能が備わっていること、長時間つけていても違和感がないサイズ感、いろんなシーンに合わせやすいデザインなども含めて「この金額でこの商品どうやって作ってるんだ。と思うほどのクオリティ」と驚いた様子。これまでのスマートウォッチは「2回買ったけどやっぱり充電が面倒で続かなくて、今回は続けられそうです」と、自分のニーズにぴったりな商品との出会いが印象に残ります。

・単にオシャレというだけでなく実用的だった

スマートウォッチは自分の中で「持てない高級品」に分類されていたというかのさん。他のメーカーのスマートウォッチを検討したこともありつつ結局断念していたそうですが、妊娠中に「スマートウォッチ買うなら今じゃない??」と気づき、ECで貯まったポイントを活用したり、旧型を選ぶなど、試行錯誤しながら比較的安い商品を購入します。結果的に、睡眠時間の計測や夜中の授乳時の懐中電灯、授乳時間のアラームなど、毎日の子育てに大活躍しているようです。懐中電灯やアラームなどスマホにも機能はあるけれど、スマートウォッチだからこそ役立つポイントも伝わってくる作品です。

スマートウォッチも種類が豊富で作品で取り上げているスマートウォッチもそれぞれ。気になっている人にはとても参考になりそうです。
今やスマホで簡単に写真が撮れたりヘルスケアアプリを使えば計測も簡単にできる時代にもかかわらず、自分にとってベストなものへ時間もお金も投資する背景(ストーリー)には、いろいろな思いがあることを気づかせてくれたように思いました。

〇“アナログ”だからこそ自分らしく

電子機器やガジェット系にまつわる投稿が多く集まった一方で、ノートや日記帳、手帳にまつわるストーリーも印象的でした。
アプリとはまた違った、使う人の味がにじみ出てくる“アナログ”ならではの良さを改めて感じます。

・自分らしさが詰まったマイノートの魅力

表紙に一目惚れして購入した、お気に入りのマイノートを紹介してくれたなつめさん。使い道は記録用で、読んだ本の記録やお小遣いの記録のほか、フリーページを設けてお出かけの記録や貼りもの、心に響いた言葉の記録などをつけているそうです。「今年いっぱいで足りるかちょっと不安」というほど重宝しているようで、実際にノートの写真を見ると、ページいっぱいに言葉を書き込んだり、シールでデコレーションしたりと、マイノートを愛用している様子がすごく伝わってきます。自分だけのノートを作ることの楽しさを教えてくれる作品です。

・価格以上の価値を感じる仕事の相棒

安価な手帳」と「高額の手帳」を愛用している、つむじん。さん。高価な手帳には高揚感や美しさを感じるものの、取り扱いが慎重になってしまうことにデメリットを感じていたそうです。一方、安価な手帳はフォトアルバムを有効活用したもので、気兼ねなく使えることから「私のスピードに合わせて物として機能してくれるアイテム」であり、仕事の時短に一役買ってくれる「心強い相棒」とのこと。用途や自分のニーズに合わせて使い方を工夫することで、価格以上の価値を見出しているところが素敵ですね。

〇食料品を買いに行ったら…

スーパーでたまたま見かけた商品を衝動買いしてしまった、安さだけではない商品の選び方など、日常の買いものに関するバラエティ豊かな「買ったわけ」をご紹介します。

・つい買ってしまったキムチ

猿荻レオンさんは買いもの中に、テレビで紹介されたと書かれた店頭のキムチについ足を止めてしまい、店員さんから接客を受けます。その価格に「こんなに高いの?」と思いつつ、次々と味見しているうちに「買いません」と言えない空気になったのと、一度ぐらい食べてもいいかなと購入を決意。3種類のキムチを購入し、家族からも好評だったようです。美味しい試食を頂いたあとついつい買ってしまうという経験は共感できますね。

・期待していなかった冷凍パスタのおいしさに感動

パスタが大好きなことを人にあまり話さないというayamoさん。なぜなら、自分の好みがはっきりしているため、「当たり」のパスタに出会える確率が少なく、誰かと外食したときに申し訳なくなるから、と。しかし、たまたまスーパーで見かけた冷凍パスタを、いつもはスルーしてしまうのになんとなく買ってみたところ、そのおいしさに驚いてあっという間に完食できたそうです。「食事の調理時間がボタン一つで済んだ分、食後のコーヒーは豆を弾き、丁寧にドリップして淹れて、本を片手にコーヒーを飲んだ。それだけでもう、私の休日は充実したものに変わっていったのであった」と、冷凍パスタとの予想外の出会いのおかげで、充実した1日を過ごせたようでよかったです。

・災害に備えて“味変”をストック

お菓子を買うときは、いつも2種類買っているというMasao Iwasakiさん。しかし、「日常的にはお菓子を食べる習慣」はないのだそうです。では、なぜ2種類のお菓子を買うのか?その理由は、防災のローリングストックだと言います。2種類のマヨネーズで山岳遭難から生き残ったエピソードを参考に、災害時に「味変」できるように、例えば塩味と醤油味など2種類のお菓子を買っておき、賞味期限が近くなったら食べているようです。“味変”という考え方が新鮮で、気づきと発見をいただける作品です。

・クーポンから生まれた、新しい商品との出会い

毎月もらえる250円OFFクーポンを使おうとコンビニへ行った、sawayakasapuriさん。珍しく立ち寄ったお菓子コーナーで見たことがないチョコレートに惹かれ、「たまには、マンネリから脱したい」と購入を決意します。早速食べてみると、見た目や包装のリッチ感、何よりもチョコレートの美味しさに満足したようです。その商品はクーポン利用で安く購入できたそうですが、「然るべき金額を支払い、買いたかったかも」と思うほど、商品を開発した企業の方々に感謝の気持ちが芽生えた様子。クーポンやセールがきっかけで素敵な商品が見つかる。そんな偶然の出会いも、買いものの醍醐味の一つですよね。


今回投稿いただいた作品の中には、「noteがきっかけで購入した」というエピソードもありました。そして、自分が気になっているモノやテーマに関する作品を読むことだけではなく、まったく買おうと思っていなかったモノについてのストーリーを読んだことがきっかけでつい買ってしまった、という人もいるのではないでしょうか?

noteは単なるレビューにとどまらず、購入に至るまでの想いも知ることができるため、買ったもの自体の魅力が伝わりやすく、商品への興味が湧いてくるように感じました。

自分が普段意識していない魅力的な商品に出会うというのはワクワクして楽しいですよね。

余談ですが、先日東芝テックCVCが出資しているb8ta Japanのポップアップストアを見学した際も、ドローンのように飛行する手のひらサイズのAIカメラ「HOVERAir X1 Smart」や、“永遠の2歳児”をテーマにしたかわいいコミュニケーションロボット「NICOBO(ニコボ)」など、見たことがない商品との思わぬ出会いを楽しむことができました。新しいものを見つけたり新たな刺激がほしいときは、こういったポップアップストアにフラッと足を運んでみるのも一つの手かもしれませんね。

次回は「ミニマリストや倹約家が買った理由」「生活スタイル・価値観の変化と共に変わる買いもの」「リピートする理由」「衝動買いした理由」といった切り口で、皆さまの作品をご紹介したいと思います!

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