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ジュニア期の競泳選手に必要なこと

12月に入り、自ら保有している、競泳コーチ4資格の
毎年の義務研修をオンラインで絶賛受講中。

今年のオンライン研修はめっちゃグイグイ入り込んで視聴してしまった。

なぜなら、自分が競泳のコーチをしていて、一番勉強したし、今でもそれを意識してトレーニングを考えているからだ!

それをしっかりと考えていくと、競泳選手に必要なことがすごく明確に👍

今日は、”ジュニア期に必要なこと”をテーマに書いてみようと思う
その中でも、
小学生中学年(10歳以下まで)をテーマに掘り下げようと思う。

⚜️この年代の特徴⚜️
筋肉が出来上がっていないので、どんなハードな練習をしても有酸素運動
 ↓ (=大人のように乳酸が生成されにくい体の特性)
 人間の筋肉で一番大きな大腿部の筋肉を刺激する
  キック練習で推進を作る
 この年代が出せるスピードは、大部分がキックの推進力
  よってキック練習だけでも極論ベストが出てくることもある。
 とにかくキックを止めずに泳ぐことに主眼をおいて練習を組む

・芯の入った泳ぎに必要な体幹が出来上がっていない為、ぐにゃぐにゃ
 体幹の関与率が高い背泳ぎのキックで、体幹強化行う。
  キックが伸びる時期は、小さい頃でないとスピードの向上がしにくい。
  板キックをしっかりする光景はよく見かけるが、
  背泳ぎのキックになると弱い子供が多く存在する

・神経系が発達している段階なので、正確な動作&素早い動きを教える
 スカーリングなどのドリル練習で、
  ストロークの基本になるようなテクニックを学ぶ時期
 競争を交えて、身体を100%使って運動するような
  全力を出すトレーニンングが必須

・この時期に飛び込み&ターンのテクニック練習
 陸上でのジャンプや前周りからジャンプ
 脚を素早くお腹の下に丸め込む
  などの基礎的な身体を意のままに動かせる身体作りが必須

この年代は、練習でどれぐらいの距離を泳いだかが問題ではなく、どのようにスピードを出したか?やどのように身体が使えたかが重要

50mの4泳法と200m個人メドレーがきちんと泳げるようになるのが目標

1回の練習距離も1時間で1000m前後で大丈夫!
それでもバンバンベストを出してきてくれるから、楽しくて仕方ないね👍😊

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