こんにちはこんばんは。Tシャツトリニティです。
今回は韓国サイコホラー「整形水」の感想を書いていきます。

あらすじ

「整形水」は韓国発、美容整形をテーマにしたサイコホラーアニメーション映画です。
上映時間は85分、展開も早く最後まで疲れることなく観れます。仕事終わりの映画鑑賞にちょうど良かったです。

以下、あらすじは公式サイトから引用

小さい頃から外見に強いコンプレックスを持ち、人気タレントのメイクを担当しているイェジ。タレントからは罵倒され、ふとした偶然で出演したTV番組では、自分への悪意ある書き込みで自暴自棄に。そしてある日、巷で噂になっている“整形水”がイェジの元へ届けられた。顔を浸せば、自らの手で自由自在に思い通りの容姿へと変えることができてしまう奇跡の水。後遺症も副作用もない。美しくなりたいという欲望に駆られ、イェジは“整形水”を試すことを決意する。全く新しい人生を歩むために。それからしばらくして、周囲で不審な出来事が起こり始める…。

感想

※若干のネタバレ含みます。ラストの展開については記載していません。

整形水、非常に面白かったです…。面白かったし、泣きました。
「顔面が美しい、体型が痩せていることが、人の美しさの基準ではない。」とは言いつつも、やっぱりどこかで「その両方を兼ね備えている人」と「そうじゃない人」に格差が生じていると思います。後者は前者には勝てないというような、世界全体がルッキズムの薄い膜で覆われている感じ。
学生、社会人、いろんなコミュニティに属してきた中で、そう思ったことはありませんか？私はあります。めちゃくちゃあります。
私は自分の容姿や体型が原因で、生き辛いな〜と思いつづけてきた人間なので、主人公イェジにバチバチに感情移入してしまいました。

映画序盤で、主人公のイェジが「こんな顔に産まれたせいで、笑われて、ずっと苦しかった」的な台詞（すみません、正確な台詞を忘れてしまいました…ニュアンスはこんな感じです…）を涙ながらに両親にぶつけるのですが、もう…そのセリフが…「わかる〜〜〜〜〜〜！！！！！！！！！！！！！」なんですよね…。そこで胸が苦しくなって泣きました…。イェジ…そうだよね…わかる…わかるよ…。
整形水を手に入れたら、きっと私もイェジと同じ道を辿るんだろうなあと思います。同じように容姿や体型にコンプレックスを抱いている人がいたら、ぜひ観てください。めちゃくちゃ苦しくなります。オススメです。一緒に苦しんでください。

主人公イェジの日本語吹き替え版声優が沢城みゆきさんなんですが、悲痛な叫び声の表現が凄まじかったです…。

今回は、大阪は心斎橋にあるシネマート心斎橋さんで観てきました！
仕事帰りに立ち寄りやすいし、好みの映画の上映が多くて…本当にいつもお世話になっております…。
シネマート心斎橋さんはTシャツトリニティにも出店されています！
映画好きさん、特に韓国映画好きさんにおすすめのかわいいデザインが揃っているので、ぜひチェックしてください。

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ではでは本日はここまで！
お付き合いいただきありがとうございました。また来週お会いしましょう！

2021.10.02
整形水、喉から手が出るほど欲しいです。美しくなりた〜い。