マガジンのカバー画像

サブカル一人語り( バーチャルYouTuber編)

33
ツカモト シュンが勝手気ままに一人で語るコラム、雑記。 基本一つの作品をテキストにして、サブカルチャーに関して語っていくスタイル。 バーチャルYouTuberに関してまとめたマガ… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

Vtuberとライトノベル作家の仕事における関連性を考えてみた ~SNS時代のクリエイターとしての接し方とは

つい昨日、気になるTweetを見つけた。 この内容で気になったのは、Vtuberに対する誹謗中傷ではない。それに関してはどうであれ、今に始まったことではない。確かに問題とすべき話だが、そう簡単な話でもない。 ともあれ、自分が気になったのは、このアカウントの人物はライトノベル作家であり、デビューから数年しかたっていない点。 確かにこの作家の作品はコミカライズもされているとはいえ、実績、知名度は乏しい作家に他業種から声がかかってくる点に興味を引いた。 別にこの作家を悪く言う

夢月ロアのTweetで騒ぎ始めた周辺 ~誰も静観の出来ない本件

■正月からの炎上正月に放送された番組から炎上騒動となっていたが、ここに置いて誰が悪いのだろうか? 番組で食べもしないで酷評したシェフが炎上するのは、今の時代想定の範囲内だろう。だが、名前が似た無関係な人物に対しては、誤認とは言えその矛先が向くことは許してはいけない。 しかし、そもそもが感情を扇動を煽るような番組作りしたテレビ放送自体も悪いのではないか。昔なら、見ている側の不快だけで済んだが、今はネットというテレビにも上回るツールを個人で持つ時代。先も語ったが、この内容では

ラノベの公募で受賞したら、アイドル(Vtuber)のプロデュースを任されれてしまった件。

自分のTwitterに置いては、情報の収集という側面もあり色んな作品の紹介、宣伝がタイムライン時用に入ってくる。そんな中、目に触れたのが『海鳥東月の『でたらめ』な事情』(著者:両生類かえる イラスト:甘城なつき)である。 表紙に描かれているキャラクターは何処かで見た感じだが、ライトノベルであればイラストレーターが同じ事はよくあるので、まずは気にする必要性はない。 ただ、そんなラノベの表紙というと割と定型的なフォーマットで描かれていることが多いが、この作品は表紙から外してき

『このライトノベルがすごい!2022』がヤバイ!! ~偽マフティー、Vtuber湊あくあに投票できる本年

今年のインターネットミームに置いて、偽マフティーは外せないだろう。 劇場アニメ『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が公開というか、冒頭の15分53秒が無料で公開されたこともあり、一躍有名になって、ネタにされて拡散された。 また、偽マフティーと同様にマフティー構文と呼ばれるインターネットミームも存在する。この双方の関係性は同じ作品がネタでありながら、発生元が大きく違っているので、源流を見るとややこしい部分がある。 どちらにしろ、マフティー構文、偽マフティーはインターネット

牡丹きぃVSフ◯チオザウルス ~Vtuber史の地層となる出来事

タイトルからして、このネタにすべきかは悩んでいた。ただ、誰もネタにしない様子から、とりあえず自分が触れておくかと思った話。 そもそも、DWUネタで伸びた以上、触れないのも失礼なのかどうかは分からないが、逃げるわけにも行かない。 さて、DWUらの箱である深層組から新しい子がデビューしたが、ものの10分で前世が暴露された。しかし、その話題性は一部ではあっただろうが、未だ数字的な伸びは見て取れない。 それはまだ1週間前のこともあるせよ、本来、過去に壮大にやらかしたVtuberだと

セミのモノマネを続けたVtuberが登録者数1000人突破した話

とあるVtuberらの配信を見ている中、Twitterのタイムラインに興味を引くというか、狂っている配信をやっていると流れてきた。 その紹介に何気なく、見てみるとこれが面白い。ただ、ミンミンゼミの鳴き真似をするだけなのに、本当に面白い。それで狂っているといえば、それで終わる話だ。 しかし、自分が見始めたのが5時間ぐらい経った頃は、流れが大きく変わっていた所であった。ただ、ミンミンゼミの面白さだけでなく、ドラマもあって目が離せないモノとなっていた。 それについて語る前に少

『ロシデレ』のアーリャさんがVtuberデビューすることに、あれこれ!

『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』通称、ロシデレというラノベ作品のヒロインがVTuberデビューするらしい。 先日、新たなVTuber世代、第3世代について語った。これは私が考えるに個人から出てくるモノと考えている。しかし、今回の件で再考する余地があるのではないかと考えているほど、大きな出来事だと思っている。 また、この作品単体に関しても10万部以上売れた点を前にも考察しているが、このVTuberデビューに関しては別次元であると考えている。 そして、その裏

VTuber第3世代への移行 ~ターニングポイントが見えた瞬間

桐生ココの卒業の報に、自分自身驚きはなかった。 邪推抜きにしても、彼女を取り巻く昨今の状況では卒業の選択は妥当と考えていた節もあったからだ。だが、別の方面ではバーチャルYouTuber(VTuber)事務所「ホロライブプロダクション」が、どのような形であれ卒業を許したことは浅はかだったと感じている。 この事からVTuberをやるならVTuber事務所に入る必要性、存在意義を否定したといえる。ただ、この理由に関してはまとめていたが、無用なリスクでも今回語る内容とは分けた方が

『探偵はもう、死んでいる。』EDテーマを唄うカグラナナの違和感と起用の理由とは

さて、私の記事でも何度か題材、ネタにしている『探偵はもう、死んでいる。』ではあるが、そのEDテーマがVTuber(作品アカウトでの紹介はVアーティスト)カグラナナ氏が担当される事に、私はびっくりした。 ただ、私がこの事実にびっくりしているのはVTuberがアニメで起用された点ではない。作品アカウトでの紹介でも、ななかぐらとしてイラストレーターをされていることが明記されている、この点である。 ななかぐら名義でもライトノベルの挿絵を描かれている。そんな同業者である氏に別のライ

DWU騒動から1年経っての話

DeepWebUnderground(以下、DWU)とその運営がやらかして、もう1年ともなる。 この経緯等に関しては色んな所でまとめられているし、今回はそこに関しては語らない。それでも、その1年を振り返った話ともなる為、その時のことを自分が書いた記事ではあるが、載せておく。 ただ、この1年で、私は彼女を配信では追うこともなくなった。それでもTwitterはフォローしているため、情報はそれなりに入ってくる。 そんな彼女がVTuberとしての華やかな成果こそないが、あの騒動か

そうか、VTuberによる漫画語りは難しいのか ~多くの実力が試される企画

以前、VTuberは漫画をメインで語る配信をしないよねと、記事にしていた。 その時は、恐らく一定のリスクもあって配信はしないモノだと思っていた。 ただ、その後に色々と漫画語りを行う配信が行われていて、この記事の補足を書かねばと思っていたが、放置してしまっていた。 今回はそれらを補足しつつも、やはり漫画語りがメインになっていない点も改めてまとめていきたいと思う。 ■漫画家も交えてのVTuber、漫画語りまず、上記の配信から語っていく。 こちらはどういう経緯で始まったか分か

イラスト担当・竹花ノート「ママ」のライトノベル ~え、そこは「先生」でしょう

先の記事でアプリ「電撃ノベコミ」について調べている中で、一つのTwitterが目に入ってきた。 イラスト担当・竹花ノートママも頷くリアリティ! ここは一応補足しておかないといけないが、竹花ノートママというイラストレーターはいない。イラストレーターとしては竹花ノートであって、「ノートママ」は別の愛称である。 そして、この「ママ」の意味は子持ちを意味しているのだが、竹花ノートの性別は男性である。もはや、一般の方なら、ここまでで何の話をしているか分からないだろう。 また、ラノ

湊総長像の話題性と違反性 ~ファン独自のメタバース

今年も京都大学に「折田先生像」が設置される季節となりました。 そんな「折田先生像」とは何かと言われると、本来の銅像としての折田先生像と、その銅像への落書き、また、模倣したオブジェが置かれる伝統の二つの意味を持っている。 そんな「折田先生像」は本来の歴史込みでWikipediaにもまとめられている。 しかし、一昔前は黙認され、風物詩とまでされていた「折田先生像」もエスカレートによって、大学側も年々と規制、管理していくことになった。落書きのされすぎで、銅像の撤去に至ったのも、

有料
100

「ブルーアーカイブ」と案件配信 ~海外のマーケティングを見る機会

『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』というアプリゲームの勢いがヤバイ。アニメ、ゲーム関連を扱うイラストレーターは軒並み、絵を上げるほどに知名度は爆上がりである。 ついでに作中でも「銀行を襲うの」という言葉そのモノの展開が繰り広げられている。 しかし、アプリゲームで絵を上げるのは、そのキャラが好きという面もあるだろうが、「描けば出る」という謎のジンクスも関わっているのかも知れない。だからこそ、拡散力は増す。 そんな「ブルーアーカイブ」に関して、ウィキペディア