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【美術館吟行】渋谷区立松濤美術館(没後120年 エミール・ガレ展 奇想のガラス作家)にて

吟行とは?

吟行とは、短歌や俳句をつくるために外に出かけていくことです。グループで吟行にいったあとは合評会を行うこともあります。美術館に行ってもぼんやりと鑑賞して終わってしまうことが多いため、短歌を詠んで記録することにしました。

展示概要

場所 :渋谷区立松濤美術館
会期 :2024年4月6日(土曜日)~2024年6月9日(日曜日)
展示名:没後120年 エミール・ガレ展 奇想のガラス作家

展示について

エミール・ガレは20世紀初頭の「アール・ヌーヴォー」と呼ばれる芸術運動で有名な人物です。今回のガレ展は個人所蔵の作品の多く展示されていて、珍しいものも出ているようです。チラシにも載っている『花器(プリムラ)』が特に好きで、30分ほど眺めていました。

不思議な話なんですが、ガレは昔のヨーロッパの作家なのに、なんとなく作品に親近感がわくんですよね。図録で鈴木潔氏が解説していますが、この感覚は、ガレがジャポニズムの影響を受けていて、「草花鳥虫の造形を通じ日本人に訴えかける深い「もののあわれ」を表現できたから」のようです。

きれいなガラスを見るだけでも楽しめますし、1時間もあれば展示を1周できる規模感なので、気軽に行かれてみてはいかがでしょうか。

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