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えっ!赤いきつねと緑のたぬきがおむすびに(緑のたぬき編)

【523むすび】キヨスク(緑のたぬき)

スーパーマーケットやドラッグストア、コンビニエンスストアなどで、人がどのような購買行動をしているのかを分析して、販売プログラムやプロモーションを企画していくという仕事をしていた。
そこでは、posやID-posと言われるような実際の店舗での購買情報が蓄積されているデータがあって、そこから世の中の商品の売れ行きだったり、傾向などを読み取るようなこともしたりしていた。

最近の傾向として言えるのは、いわゆる定番品ばかりが売れていて、新しい商品というものはなかなか売るのが難しいということ。

わかりやすいのは飲料などの売れ行きのランキングで、昔からある定番商品が上位を占めており、ここ10年くらいの間に開発された商品というものがほとんど出てこない。

そんな売れている定番商品の中でも、毎年、年末にグイッと売上を上げる(一気にカテゴリーの1位になるくらい)驚異的なものがある。


それが、マルちゃん緑のたぬきだ。

年越しそばとしての需要が、一気に高まるのだろうか。

4年前のデータだけど、こちらにもそれが顕著に現れている。


流通経済研究所が提供するPOSデータ分析サービス「NPI Report」によると、2016年12月26日~2017年1月1日の「麺類」のPOSデータによる売上ランキング(売上高上位20)は、以下の通りとなった。
(麺類の内訳は、インスタント袋麺、カップ麺、乾麺、生麺・ゆで麺、スパゲツテイ類、マカロニ、その他麺類)

なんと「マルちゃん 緑のたぬき天そば東」が、カップ麺だけでなく、パスタや生麺などを含めた全麺類の中で、一番売れている商品になっているのだ!

しかも緑のたぬきは東と西に分かれていて、西も18位にランクイン。どん兵衛の天ぷらそばと並んで、この時期の売上を牽引しているのである。

緑のたぬきの凄さを知ってもらったと思うけど、さらに凄いことを見つけてしまった。

それは…

品川駅で山手線を待つ。ふとキヨスクのチルドの棚を見てみると…見慣れた赤と緑のパッケージが仲良く1個ずつ並んでいる。

そう、あの赤いきつねと緑のたぬきだ!

しかもおむすびに!

ここで、カップ麺の緑のたぬきのパッケージを思い出して欲しい。

カップ麺の緑のたぬきだと、ロゴが左にあって右側には大きな天ぷら(そば)の写真が入っている。

では、おむすびの方はどうだろうか。

同じだ。

しかも、天ぷらの写真部分が透明なフィルムになっていて中身が見えるようになっている。

つまり、ここにあるのは写真ではなく、中身の天ぷらそのものだ!このデザインのセンス、けっこう凄いかも

では、気になる味はどうだろう。

フィルムを開けると、中から巨大なかき揚げが!
サクサクというよりかは、出しの染みたしっとり系。

うひょう、うまそう!

裏から見ると、ごはんはこんな感じ。

かまぼこやネギ。あの緑のたぬきの中に入っているかやくと同じだ。(赤いきつねにあった黄色い玉子はないみたい。ここも忠実)

少し甘味のある出しで炊いたごはんに、これまた味がしっかり染みたかき揚げの組み合わせ。

見た目はちょっとジャンクだけど、味はかなりうまい。
これは、かなりクセになりそうだ。
ぜひとも定番に残って欲しいぞ。

2020年も、もう少しで終わり!
今年を締めくくる縁起の良い「赤いきつね」と「緑のたぬき」のおむすび。

あなたなら、どちらを選びますか?

ご馳走たぬきでした!

赤いきつねとセットで、読んでもらえればと。

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