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Tableauの予測機能って使えそうですか?

Tableauには時系列予測機能が付いており、手軽に予測を行うことが可能です。ここでは、それがどれほど使えるものなのかを検証してみます。 課題設計予測対象 :GDP 期間…

Tukareta
1年前
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Tableauで為替の肌感覚を得る

ドル円の価格って何で決まっているって、需要と供給でしょと言われたらその通りなのですが、そこには多くの価格決定要因が存在します。代表的な仮説には以下のものがありま…

Tukareta
1年前
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Tableauでオークンの法則を確かめてみる

オークンの法則とはGDPの成長率と失業率の間には負の相関があるという経験則的な法則があります。イケイケどんどんで国力が上がっていれば失業率も小さくなるというストー…

Tukareta
1年前
Tableauの予測機能って使えそうですか?

Tableauの予測機能って使えそうですか?

Tableauには時系列予測機能が付いており、手軽に予測を行うことが可能です。ここでは、それがどれほど使えるものなのかを検証してみます。

課題設計予測対象 :GDP

期間   :1994/1Q-2021/4Qまでを学習し、2022/1Q-4Qを予測

比較対象 :Prophet

GDPは内閣府が公開している国民経済計算(GDP統計)より取得し、比較対象のアルゴリズムにMeta(旧Facebo

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Tableauで為替の肌感覚を得る

Tableauで為替の肌感覚を得る

ドル円の価格って何で決まっているって、需要と供給でしょと言われたらその通りなのですが、そこには多くの価格決定要因が存在します。代表的な仮説には以下のものがあります。

購買力平価説(PPP説):国内外の物価水準の差から、将来の為替レートを予測する仮説です。同じ商品が異なる国で販売されている場合、その価格差を為替レートの変化に反映させるという考え方が基本となります。

金利平価説:異なる国の金利差か

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Tableauでオークンの法則を確かめてみる

Tableauでオークンの法則を確かめてみる

オークンの法則とはGDPの成長率と失業率の間には負の相関があるという経験則的な法則があります。イケイケどんどんで国力が上がっていれば失業率も小さくなるというストーリラインに違和感はありません。その名の通り、オークン氏が提唱しています。

GDPと失業率はマクロ変数として説得力があり、予測モデルでの採用機会も多いものですが、多重共線性などの考慮が必要なのか気になったりしていました。「法則だから」とそ

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