ちょっと国会行ってくる。【国会議事堂ツアー①】
皆さんは自分の関係ない地域のニュースをどれくらい気にするだろうか。
例えば東日本に住んでいた自分は、日本のあちこちへ旅行を始めるまでは、西日本のニュースなんて基本的に認識すらできていなかったと思う。
しかし今では鳥取やら愛媛やら福岡やらのニュースを音声や文字で伝えられれば、そのニュースがスッと頭に入ってくるようになった。
これはその土地を旅行したことで、そこが自分と関わりのある場所になったからだろう。
実際に体で経験したことは、自分の世界認識を強力に変えるのだ。
そんな自分が、圧倒的に興味が湧かない世界がある。
それは『政治の世界』だ。
……なんかこう、お金持ちとか家柄が良いとか学歴が凄いとか、そういう人たちが好き勝手やってる界隈というイメージしかない。
だが、あるときCOTEN RADIOの深井龍之介さんが語っていた言葉が、なんだか自分の心に響いたのである。
そう、きっとやろうと思えば世の中は変わるのだ。
(なにせガーシーが議員になるくらいだし)
ちなみに深井さんの予想では、2025年辺りに介護やらで直接的に生活に問題が生じてから、みんなようやく動き出すだろうという感じらしい。
まあ確かに自分に被害がないとなかなか動かないだろうしな……。
しかし深井さんの言葉が心に響いてもなお、
やっぱり政治は自分とは遠い世界の話でしかないなと思う自分がいた。
……いやまてよ?
旅行で西日本の各県に興味が湧いたのと同じように、
政治の中枢に行けば興味も湧くかも……?
そんなわけで、国会議事堂に行くことにした。
(用事のついでに)
おお! ここが霞が関……!!
ニュースでは幾度も聞いている地名だが、実際に来たのは初めてだ。
しかしこうしてマップで見てみると、国会議事堂は皇居のすぐ近くにあったようだ。
今まで東京駅を降りて皇居の辺りを歩き回ることはあっただろうに、全く気が付かなかったし行こうとも思わなかった。
本当に興味がなかったんだなあ……。
しかしこう、何だかこのあたりは緊張感がすごい。
なにせ警備員と警察がそこら中に居るのだ。
おかげでここが日本の政治の中枢ということが否応なしに伝わってくる。
そしてこんな場所でピシッとしたスーツも着ずにスマホでパシャパシャ写真を撮っている自分。(相当に不審者なのでは……?)
まあ職質されたらそのときはどうにかしよう。
……しかしさっきからなんか臭いな!!
ニオイの原因は、この道に植えられたイチョウである。
歩道へと落ちた銀杏(ぎんなん)が潰されて、大変な臭気を発しているのだ。
まさか国会議事堂周辺が臭かったとは……。
しかし政治に興味がなさすぎて全然知らなかったが、国会議事堂周辺には政治関係のものがあれこれ集まっていたらしい。
首相官邸、議員会館、国立国会図書館……こんなに集中していたとは。
話では、議員会館と国会議事堂は地下で繋がっているとか。
雨の日も安心である。
そんなわけで、衆議院に到着。
実は国会議事堂は平日に見学ツアーをやっているのだ。
いやはや、調べてみるものである。
そしてなんで上にリンクを2つも貼ってるのかといえば、
衆議院と参議院で、受付の場所とツアー内容が違うからだ。
(どっちか片方行くだけで1時間)
自分は今回、衆議院のツアーを選んだというわけ。
そしてこれを言うのは大人としてどうなのかという思いもあるが……
衆議院と参議院の建物が分かれていることを今初めて知った。
どうしよう。
この記事めちゃくちゃ自分の馬鹿さ加減を晒す記事になってないか……?
……いや、大人しく認めねばなるまい。自分の無知を。
さっき待合室の窓から見えた見学中の子どもたちの方が、今の自分よりも国会議事堂について詳しいというのは紛れもない事実である。
今更ながらに、自分もしっかり学んでいこう。
……というわけでツアー開始まで待合室(ベンチ)で待っているわけだが、思った以上にどんどん人が集まってくる。
国会議事堂ツアー、思いのほか人気らしい。
最終的に10人くらいになり、エスカレーターで下の階に移動開始。
いよいよツアーが始まるのか……!?
すると、降りた先の広い空間には30人くらいのツアー客がすでに列を作っており、更にあとから追加で子どもたちも大量にやってきた。
国会議事堂ツアー、めちゃくちゃ大人気である。
そのあと、謎の探知機による荷物検査があったりしつつ、
いよいよツアーがスタート。
さあ、国会議事堂の中をまるっと見せてもらおうじゃないか!!
次回へ続く……!
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