”映え” が経済を回す

最近テレビなどでよく耳にする”インスタ映え”。
インスタ映えの意味を調べると、インスタグラムに写真を投稿した際に、見栄えが良かったりして映えるという意味だそうで、最近はそれを職業としている人がいるみたいです。
自分自身もインスタやっていると「この投稿映えてるな〜」と思ったりしますし、そんな”映え”という視点からいろんなものに日本はうまく発展させているなあと感じます。
たとえば夏にお台場で開かれていたチームラボの展示は、多くの人がネットに写真をアップしたことで「私も行きたい!」という人が増え、チケット完売しまくるほどの人気でしたね。

ところでみなさんフェイスブックをどのように使っていますか?
いろんな使い方をしていると思います。
写真を共有するため、自分を発信するためだと思いますが、日本でのフェイスブックのユーザーの年齢層は40代が多く、10代は少ないそうです。
なぜならツイッターやLINEなどいろんなSNSツールがあるから。
また日本人を見ていると、個人情報を晒すということに抵抗があるみたいなのでフェイスブックなどの実名登録など、個人情報オープンなツールはあまり好まないような気がします。

ですが母国のベトナムでは、さまさまなツールがあるのにも関わらずみんなフェイスブックを使っています。
驚きだったのは、その使い方です。
写真共有だけではなく、お買い物や学校の連絡すらもフェイスブックで済ませているところです。
私は帰国した時、中学校に通っている従姉妹がずっとフェイスブックをやっていて観察したことがあります。

アクションを起こすと写真を撮ってすぐに投稿し、
学校の先生とのやりとりをメッセンジャーでして、
友達やクラスメイトとの会話は全てフェイスブック上、
お買い物もフェイスブック上で展開している通販アカウントで注文してデリバリーしてもらう、
タピオカ買うにも携帯でメニューをみて電話で注文してデリバリーしてもらう。

もはや全てのことにフェイスブックが関わっていて、観察してて怖くなりました笑

ですが観察していて思ったのは、「これだとネットがないと経済回らなくないか・・?」。
ベトナムでは主な交通手段がバイクだから、若者(特に学生)はあまりで出かける機会は少ないです。なので多くのお店はデリバリーシステムを導入していてネット上で商売をしています。
それを通してお買い物することでお金は使われていても、足を運んでいるわけじゃないからお店のサービスとかは機能していないんじゃ・・?と思いました。

そう思うと日本のネットを通して、多くの人が実際にいろんな場所に実際に訪れることで経済が回る。映えってすごい・・・!

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