自分を伝える勇気

先日のポートフォリオが完成したおかげで、デザインのお仕事を始めてみようという自信が出てきました。今までは「デザインできます!」と言っても相手に見せるものがなかったので、あまり自信なかったです。
自分の作品を見せられる・見せないってすごく大事だと思います。デザインできても見せ方が分からなければ、見せる勇気が出ないです。

先日とあるインターンに応募し、面談に行きました。
デザインの仕事経験がなかったのでめちゃめちゃ緊張。作品を友達や教授に見てもらってことがあっても、第三者に見てもらうの初めてだったのでめちゃちゃ胃がキリキリ状態でした。
そのインターンは実務経験がなくても応募できる会社。そして面談ではポートフォリオを見せるとすぐに「君デザインできるでしょ!」と言ってもらえました。ポートフォリオが形になっていたので、そう言ってもらえたと思います。

そしてはじめてのインターン応募は、採用をいただきました。わあ…自分ちゃんとデザイン学べてるんだ…ってちょっと感動しました。そしてちゃんと相手に見せれてる…!今まではいい作品・デザインを作るのが一番!と思っていたのですが、それと同じぐらい自分を相手にどう伝えるのか?伝える事もデザインしないと意味がないんだなと改めて感じました。

そして自分を伝えるためには、自分を知ることが必要。
師匠のしょうこさんから「とぅくちゃんの良さってなんだと思う?」と言われます。全然思いつかないです。自分に何ができるのか?改めて聞かれるとわかりません。
「イラストが描ける」絵描くのは好きだから、たしかに描ける。
「考える前に行動する」考えるのが嫌いだから、気づいたら行動してる。
悩んでいたら言っていただいた事はどれも好きだからやっていたり、無意識に行動していたりしている事。

イラストは描くのが好きだから描ける事や、考え事は嫌いだからとりあえず行動する精神は、私にとって当たり前だったのでそれが自分のいいところだと思えなかったのです。多分多くの人が私のように自分の出来る事や行動を当たり前だとなんとも思わない人が多いと思います。

そしてそれをいいところだと言える自信がない。かもしれないですね。

私はベトナム生まれでベトナム語が話せて、美術大学でデザインを学んでいて、美大予備校でデザイン講師もしています。そしてイラストや絵を描いたり、写真を撮ったり、加工したりするのが大好きで得意です。そして初対面の人とでもすぐに仲良くなれます。タスクを溜め込むと忘れちゃうので、すぐに終わらせます。

どれも私にとっては当たり前すぎて、いいところとは思えませんでした。ですが他人が絵を描けたり、いろんな言語を話せるとその人のいいところだと思ってしまいます。そして人と比べて自分にないものばかり見てしまう。

無い物ねだりですね。

これが自分のいいところ!と言うのは難しいけど、私はこれができるんだ!と気づき、そして自信を持ってみる。そうすれば自分の良さを、自分を知ってもらえる。

まず自分にできる事に気づくために、いろんな事に挑戦してたくさんの人と関わる。今年の目標にしよう。


よろしければ〜!いただいたサポートでデザインの勉強がんばります。