エルフ族といえば弓による戦闘である。その弓の製作は西と東で弓の形状や撃ち方に違いはあれど、製法は似通っている。

エルフの造る弓は、複合弓、単弓とどちらも作られる。材料としてはアイアガルニーやセンジュノキ、などの硬い木材、エルフツリー、ミズガラシなどの柔軟な木材、東の地域では竹類を素材にする。それに加えて、魔物などの生物由来の角や革、腱、骨、毛や蜘蛛などの糸も利用する。

各種素材を組み合わせて複合弓を創るさに張り付ける材料はとしては、植物由来または、魔物の特に獣の由来の接着剤を造り張り合わせる。乾燥すると接着力を失うものを使うときは保湿性を維持するのにスライムなどの構成液を混ぜ合わせて利用する。スライムなどのゲルは乾燥しにくいので了するようになったとか。

魔物由来も木材も魔力を送り込むことで硬さを増したりまたは、柔らかくなったりする性質のあるものを主に使っている。エルフ族が魔力の調整などが得意だからこそだろう。その性質に加えて術式などを弓に施したり、魔法石などで装飾することで、属性を付与したりより貫通力や魔力の矢を生み出しての拡散させる攻撃などを行えるようにしている。
これらの技術は細工として施すので機能性と芸術性を生み、その結果他種族でも人気の品になる。
といっても魔力をうまく扱えないと本来の力を発揮できない場合がある。（元々、筋力に優れてる種族などであれば、弓としては扱えないこともないだろう）

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