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働き方を考える時代。


※本ページにはプロモーションが含まれています。

|| 働き方を考え、選ぶ時代

終戦からの高度経済成長をもたらした昭和、そして未曾有の災害や政転、○○ショックといった激流の平成期を経て、令和となった今。
多くの人が働き方を考え、行動に移しつつある時代と言えるでしょう。
SNSでもそうですが、副業を始める方がものすごく多いし、転職に踏み切る方もたくさんいます。
国は投資を推奨し、つみたてNISAやiDeCoをやっている方もいますが、実際のところはこういったSNSで情報を得ている人に留まっているようでもあります。
終身雇用制度はもはやないに等しく、退職金や賞与のない企業も激増しています。
年金制度もこのまま行けば破綻どころか、団塊の世代(今の70代くらい)の子供世代からは掛け捨て状態で、年金などないに等しいのが目に見えています。
こういった時代だからこそ、働き方を考え、選ばなければならないし、逆に言えば選べる時代とも言えるのではないでしょうか。
 

|| 「金持ち父さん貧乏父さん」という本

今でも世界中で読まれているNo.1のビジネス書と称して良いでしょう、ロバート・キヨサキ氏の書いた金持ち父さん貧乏父さんシリーズ。
わたし自身も、周りの多くの投資家や経営者も、この本がきっかけで働き方に留まらず人生を変えたと口を揃える本です。
Youtubeでも多くの要約動画が配信されているので、知らない方はこの記事を読むに当たってぜひ先に視聴してみてください。
要約チャンネルでは中田敦彦さん、フェルミ漫画大学さんをわたしはよく視聴しています。
 

|| キャッシュフロークワドラント

金持ち父さんシリーズでロバート・キヨサキ氏が提唱したのが「キャッシュフロー・クワドラント」。
働き方・お金の得方の違いを表す「ESBI」と呼ばれるものです。

EはEmployeeの略で会社員、アルバイトなど雇われて働く人を指します。
SはSelf employee、自営業や士業(弁護士、会計士など)、医師、芸能人やスポーツ選手といった、自分の能力でお金を稼ぐ人
BはBusiness owner、大企業の経営者やフランチャイズの多店舗展開をしている人、印税や球団のオーナーなど、組織や仕組みによって稼ぐ人
IはInvestor、お金を働かせることでお金を更に得る、投資家(株式、FX、仮想通貨、不動産、事業など)を表します。

あなたは今、どこに当てはまりますか?
もしかしたらどこか1つに当てはまるかもしれないし、2つや3つ当てはまる人もいるかもしれません。
わたし自身は、この本に出会った頃はEのみでしたが、それから3年でESBI全てに当てはまる働き方に変化しました。
 

|| 違いを知る

このキャッシュフロー・クワドラントがこれほど人に影響を与えた理由が、ここから先でお話しする内容になります。
ESBIは単に働き方を区別しただけではなく、働き方の違い=思考の違いをも示しているのです。

左側のEクワドラント・Sクワドラントの人たちは、自分の体と時間を使ってお金を得る「労働収入」という働き方をしています。
つまり、体が動き、時間を使える限りは仕事ができるけれど、それが難しくなったら仕事はできません。
右側のBクワドラント・Iクワドラントの人たちは、組織や仕組み、またはお金が自分の代わりに働いてくれるため、「権利収入(資産収入、不労所得)」を得ることになります。
こちらは自分の少なくとも体を使うことは少ないため、ゆとりもあれば、資産が拡大した時には全て任せて本当の自由を手に入れることさえ可能です。
そして驚くべきことに左側に属しているのは世の中の95%の人たち。
右側に属しているのはたったの5%となるのです。
 

|| 働き方の違いだけではない現実

働き方、収入の得方、そして属する人口の違いを何となくでも考えてみると思い当たる節のある方もいるかもしれません。
もうひとつの大きな違いについてお話ししたいと思います。
わたしはこの現実を突きつけられた時に衝撃と同時に「ハッ」とさせられ、それをきっかけにBIクワドラントに向き合うようになりました。

左側に属する95%の人口で世の中の経済の10%を担い、右側に属するたった5%の人口が90%の経済を担っているという現実。
前回の記事の「パレートの法則」がここでさえも現れているようです(むしろそれ以上)。
確かに、長者番付を耳にすることがありますが、資産額の桁がまず違いますよね。
そして、右側のお金持ちの人たちは、一度こちらの世界に足を踏み入れたら、ますますお金持ちになっていく仕組みに世の中はなっています。
 

|| 時間と自由と責任

クワドラントの違いは、働き方の違いだけではないとお話ししましたが、時間や自由さにも影響しています。
そして当然ながら資産の増加と共に責任も大きくなります。

Eクワドラントの人は働く時間や賃金は会社が決めた条件を見て就職していると思います。
要望は伝えることができても、自由に条件を決めることができません。
Sクワドラントの人は、よく稼ぐ人ほど忙しく、時間のある人は収入が少ないという、シーソーゲームなケースが多いです。
Bクワドラントの人は組織や仕組みが働いてくれれば時間もお金も手にすることができますが、そこまでたどり着くまでに労力かお金が必要。
Iクワドラントの人は投資できる金額に応じて資産も増えるので、お金のある人はどんどん時間もお金も増えて行きます。
ただし、投資というものを深く理解する必要があるし、もちろんリスクも背負うことになります。

Eの人は何か問題があれば会社や上司が責任を取ってくれるけれど、自由さは少ない。
SBIの人は下積みや勉強が必要で、全ては自己責任。
けれどBIの人は資産が増えるほど自由を手に入れ、FIREも夢ではありません。
 

|| 「DIE WITH ZERO」という本

働き方と併せて考えておきたいことは、お金の使い方
DIE WITH ZERO」という本を読んだことがある方は、この意味が分かると思います。
こちらもフェルミ漫画大学さんが要約動画を配信しているので、視聴してみてください。
この本では「お金は思い出や経験に使い切って死ね」ということを伝えています。
わたしは使い切ってということは考えていないのですが、思い出や経験=幸せに繋がることに使おうという考え方に気づきや学びを得られる内容だと思っています。

働き方や稼ぎ方は自分の生きる意義や価値といった部分で人生の幸せを大きく左右します。
しかし、お金の使い方こそが直接的な幸せに影響してくるものではないかと思うのです。
アリとキリギリスの物語のように、お金を貯め続けて幸せを感じることを忘れるのでも、楽しいに全力投球しすぎて未来を考えないのでもなく、アリギリスという生き方が重要ではないかと問うていると思います。
 

|| 労働×労働だけではない副業の選び方

最初に述べた通り、昨今は副業需要が非常に高まっていて、わたしも登録をして一時期活動していたリベラルアーツ大学(通称リベ大)に入る方もすごく多いです。
その中でもブログやメルカリといったスタートのハードルの低い副業に人気が集まっているように感じます。
しかし、蓋を開けてみればなかなか稼ぐというのは難しいと実感している方がとても多い。
そこで心折れて辞めていく方も非常に多いと見受けられます。
わたしが思うに、ブログやメルカリも労働収入の分類だからこそ、副業を始めたことで更に時間がなくなり、余裕をなくしているのではないかと。
だからこそこのキャッシュフロー・クワドラントという考え方を知ることが、副業の選択肢すら広げると思っています。

ロバート・キヨサキ氏の提案としては、E→S→B・Iという流れで働き方を右側へ移行してはどうかとあります。
公務員や副業禁止という企業でなければ、副業として起業することは何ら問題はありません。
究極、公務員や副業禁止の企業でも、やり方次第では起業も不可能ではないのですが、この部分は伏せておきましょう。
SNSで繋がった友人たちの多くは、EとI(株式投資)の掛け持ちや、EとS(ブログ・メルカリ)の掛け持ち、EとEの掛け持ちをしています。
わたしの場合はEのアルバイト、Sのコンサルやコーチ、小さくBのフランチャイズ(代理店)、Iの不動産投資となります。
右側の権利収入を得る道を加える選択肢も、考えてみる価値があるのではないでしょうか。
 

|| わたしの歩んできた道

最後に、前の項目で少しお話した、わたしの働き方についても書いておきたいと思います。
専業主婦を卒業してからずっと非正規雇用で働いてきたわたしが、35歳でこの働き方の違いを知り、38歳でFIREし今に至る経過。
そして、不動産投資を考える場合のおすすめの働き方についてを少しだけお伝えして終わっていきます。

結論からお話すると図の通り、不動産投資を考える上で最も買いやすい働き方が「会社員で安定収入があること」です。
不動産投資にも色々な手法があるので、一概にこれが正解とは言えませんが、もしも銀行で借り入れをした上で物件を買うのであれば、これが最も融資を受けやすいルートとなるでしょう。
銀行は貸したお金が確実に返ってくるかどうか、つまり安心や安定を非常に重視しているからです。

自営業ではそれこそコロナのように突然収入がストップする危険がありますし、そもそも経営状況が悪ければ融資はされません。
わたしのようにフランチャイズ事業をやっていたとしても小さな会社であれば、自営業と見方はほぼ変わりません。
投資家だったとしたら、物件金額の半分以上の現金になりうる資産があれば土俵に乗るかもしれませんが、なかなか難しい話です。

わたしの場合は契約社員(E)として大手企業で働きながら、副業でまず起業(S)し、同時にフランチャイズ事業(B)をスタートしました。
そして家族と協力をして不動産投資(I)に着手したのが、ちょうど勉強を始めた1年後のことです。
その更に1年後に2棟目の収益不動産を購入してEクワドラントを辞め、FIREしたという流れになります。
大手企業で働いていたという、企業の名前も銀行融資を受けるのに有利だったと感じています。

|| 最後に

今回の記事はいかがでしたか?
ご紹介した要約チャンネルを観ると、ここに書かれた大半のことを解説されていると思います。
今回お伝えしたかったのは、4つのポイントです。
①単純に働き方に違いがある
②どの働き方が正解ということではない
③副業として何を選択して行くのか?
④自分の人生の幸せにはどの働き方が本当に必要なのか?
こういった部分にも着目していただきたいと思い、解説してみました。
不動産投資の話題も今後触れて行きたいと思っていますので、楽しみにしていてください。


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