あいまいさについて

「あいまい」に触れれば触れるほど世界の深度は深くなる。私たちは世界の上辺しか撫でられていない。人の気持ちも、なぜ生きているのかも、理由がそもそも存在しない事象もあるけれどまだすべて(=世界)はあいまいで不透明なところは大きいと思う。
「好き」という感性の根源を辿って見えてくるのは、私は婉曲的で、秘密めいていて、輪郭が不確かなもの、に親密さを感じるということ。触れそうで触れられない。だからこそ触れたいと思うし知りたいと思うから。

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