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【読書メモ】『破壊外交 - 民主党政権の3年間で日本は何を失ったか』(著:阿比留瑠比)

ここ最近、岸田政権の支持率云々、裏金云々と騒がしいですが、不思議と立憲共産党、、もとい、立憲民主党などで同じことをやらかしている人がいても、オールドメディアが話題にすることはほぼ、ありません。

安住さんや川田さん、鳩山さんに小沢さん、その他もろもろの方々の挙動、どうなってるんですかねぇ、、あ、ダンサーパーティはまずいと思いますよ、、少なくとも表立ってやることではない、あれは真摯に猛省してほしい。

なんて、相変わらずのオールドメディアの偏向ぶりを眺めながら、ふと思い出したのが『破壊外交 - 民主党政権の3年間で日本は何を失ったか』との一冊。産経新聞の記者・阿比留瑠比さんが、悪夢の民主党政権の主に外交政策(というかヤラカシ)について取りまとめた一冊で、悪夢以上の悪夢にまみれている内容です、、ほんと、勘弁して。

民主党には外交を担う能力も覚悟も識見もなく、初めから無理だったのだ。 

出典:『破壊外交 - 民主党政権の3年間で日本は何を失ったか』

2012年当時、読み進めるに従って、ただただ、怒りしか残りませんでした。題名通りに民主党政権下で完膚なきまでに破壊された3年間の日本外交の軌跡を追うことができます、、ここまでやらかしてくれたのかと、今現在(2024年)でも怒りがこみ上げてきます、昨日のように。

鳩山氏が何か言い、何か動く度に国益は失われていく。

出典:『破壊外交 - 民主党政権の3年間で日本は何を失ったか』

イラクに関しての、いっそ教科書にも載せたくなるようなルーピーの徒名に恥じないアレな二元外交など、鳩山氏(に限った話ではない民主党全般)による国益の毀損状況が凄まじく、今現在(2024年)、よくここまで持ち直しているよなぁ、、との冷や汗を今更ながらに、、安倍さん、菅さん、岸田さんには、ほんと、感謝しかありません。

国民に真相を知らせず、目隠ししておいて、何を言っているんだ。これはもう、国家の敵だ!

出典:『破壊外交 - 民主党政権の3年間で日本は何を失ったか』

古代ローマでも使われていた「国家の敵」とのフレーズがここまで似合う政権は今でも「悪夢の民主党政権」だけで、立憲共産、、立憲民主党は見事なまでにその正統な後継者です、ほんと、勘弁して。

なお、国民民主党は政策によっては期待できるかなと見ていて、個人的には日本維新の会より評価しています、、閑話休題。

官房長官、隊員はもとより領海を守る任務に命をかけています。

出典:『破壊外交 - 民主党政権の3年間で日本は何を失ったか』

当時、民主党政権が醸しだした悪夢が酷ければ酷いほど、現場や過去の自民党での「真っ当な人々」の、その真っ直ぐな有り様が、痛々しいほどに印象に残ります。

中川氏は、東シナ海のガス田の共同開発合意ができた際、表向きは(中略)不満を表明していましたが、その裏では外務省の事務方を(中略)慰労し、本音とタテマエを使い分けていました。

出典:『破壊外交 - 民主党政権の3年間で日本は何を失ったか』

それにしてもやはり、中川昭一氏の早すぎる死は今になっても惜しまれます。本当に「自殺だったのでしょうか?」との陰謀論を勘ぐりたくなるくらいに。こういった人々の想いを踏みにじるかの如く、、

「日本は中国の属国として生きていけばいいのです」。丹羽氏は自信に満ちてそう明言した

出典:『破壊外交 - 民主党政権の3年間で日本は何を失ったか』

こんな輩が大使として派遣されるのだから、どうにも救いようがない政権だったなぁ、とあらためて。

(丹羽氏は)外交官じゃなくて商社マンだ。重視しているのは国益か社益かわからない。

出典:『破壊外交 - 民主党政権の3年間で日本は何を失ったか』

重視した結果、共産中国(CCP)のカントリーリスクは、年を追うごとに飛躍的に上がり続けています。なんというか、丹羽氏のありようを商社マンと言うのは商社マンに失礼かと、彼はただの売国奴に過ぎないと、当時は思いましたが、、今、何してるんだろ(どうでもいいですが)。

「こんなに破壊的で愚かな時代があったのだ」と、いつか笑って振り返ることができる日が来ることを切に願う

出典:『破壊外交 - 民主党政権の3年間で日本は何を失ったか』

今でも笑えません、、(意識してるのか無意識なのかは不明ですが)左右問わずの全体主義者(団体)が日本分断を扇動している状況となっていることを考えると、むしろ悪化しているのかもしれません、、

戦前の日本のあり方は、本来、帝国憲法体制であり、美濃部達吉が天皇機関説で説明していた立憲君主制であって、自由主義に基づく体制であった

だが、左右の全体主義たちによって帝国憲法そのものが骨抜きにされ、選挙によって示された民意を重んじる憲法習律も否定されていった

出典:『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』

間違ってもこのような轍は二度と踏まないよう注意し、リテラシーを高めておきたい所です、、少なくともオールドメディアはあてにはなりませんから。そういった意味では産経さんも最近やや懐疑的にみています、例の本の出版では少しだけ見直しましたけど。

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