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【安全情報】レーバークーゼン所在の工場における爆発事案に伴う注意喚起

こんにちは!!ドイツ在住のTさんです。

本日は在デュッセルドルフ日本総領事館より安全情報のメールを受信しましたので、こちらでご紹介したいと思います。

ノルトライン=ヴェストファーレン州やレバークーゼン市周辺にこれから行かれる方やすでに住んでいて、まだこの情報を受け取っていない方の参考にしてただければと思います。

以下が総領事館からのメール文になります。

●昨日午前9時半ころ、レーバークーゼン(Leverkusen)市ビュリッヒ(Buerrig)地区に所在する工場において爆発事案が発生しました。
●これに関連して、NRW州政府からは、噴煙について、ダイオキシン等の有害物質を含んでいる可能性があるとして、すす等に触れないよう付近住民に対して注意喚起しております。
●付近にお住まいの皆様におかれましては、州政府の発表を含む最新情報の収集に努めるとともに、引き続き自らの安全確保に十分注意を払ってください。

こちらの事故はYoutubeのニュースでも報道されていました。

概要としては以下になります。

火曜日(27.07.21)に起きたチェンパーク・レバークーゼンでの爆発事故では、現在も多数の救助隊が活動しています。これまでに2名が死亡、31名が負傷しています。ケミカルパークを運営するカレンタ社によると、行方不明の5人に残された希望はほとんどないという。
ノルトライン・ウェストファーレン州の環境庁(Lanuv)は、ダイオキシン、PCB、フラン化合物が煙の雲を経由して周辺の住宅地に運ばれたと想定しています。これらの物質は、高濃度になると発がん性があるとされています。しかし、実際にどの程度の汚染があるのかはまだ明らかになっていません。
そのため、以下のような行動の推奨事項が適用されます。
- ススには触れないでください。
- 庭の食べ物を食べてはいけない。
- 煤が付着した遊び場、遊具、ガーデンファニチャー、プールなどは使用しないでください。
- 汚染物質の濃度が高まっている可能性があるので、汚染された物体を洗浄しないでください。
- 後回しにできない庭仕事をするときは、手袋を着用してください。

ということで今回はレバークーゼン市の化学工場で発生した爆発事故とその影響についての情報になります。

お近くにお住まいの方は十分ご注意ください。

以上、参考になれば幸いです。

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