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ドイツの水道水は飲めるの?

こんにちは!!ドイツ在住のTさんです。
私は日本に住んでいたころはよく水道水を飲んでいました。
日本の水道水は世界的にも安全と聞いていますし、そもそも小さい頃から水道水をよく飲んでいて、飲めることが当たり前だったからですね。

ドイツに来た当初は『ドイツは水道水って飲めるのかな?』と思っていたことがありましたが、今ではBRITAを通した水を普通に飲んでいます。
今回はドイツの水道水について調べたことを記載していこうと思います。

今回は以下のリンクを参考にさせていただきました。

ドイツの水道水は安全?

いろいろとインターネットで調べてみたところ、既に結論をお話してしまいましたが、ドイツの水道水は基本的には安全です。
ドイツでは、それぞれの水道業者がドイツの水道の厳しい仕様を遵守しなければならないので、過度な心配はありません。

ここで”基本的には”と記載しましたが、都市部と農村部で以下の心配はあるるとのこと。

◆都市部の水質
 ここで問題となるのは、水道の供給水ではなく、古い家の設備や無意識の衛生面での欠陥が、ここでの最高の水質をも台無しにしてしまう場合があります。

◆農村部と都市部の水質の比較
 ドイツの飲料水条例により、都市部でも農村部でも優れた品質の水の供給が保証されています。
 水の質に影響を与えるのは、家庭内設備による汚染や衛生面での欠陥です。井戸水の水質については、農村部では肥料による汚染を考慮する必要がありますが、都市部では排気ガスや交通による井戸水の汚染が高くなる可能性があります。ここでは、対応する井戸水検査がすぐに役立つ情報を提供してくれます。

上記の内容より、供給される水自体は問題ないが、各家庭へ共有される場合に家庭内の古い配管などの設備に関しての水質の悪化の可能性があるとのことですね。

ただ自分の家の水道水に問題があるかは、検査をしてみないとわかりませんよね。。。
T家ではBRITAを通して飲んでいますが、今のところおかしな匂いや味は感じていないので、普通に飲んでいます。

ドイツの各大都市の水質評価は?

ドイツの3大都市である、ベルリン、ミュンヘン、ハンブルグの3つの都市の水質評価についての情報がありましたので、こちらも紹介したいと思います。

以下のリンクを翻訳してみました。

https://www.xn--wasserqualitt-trinkwasserqualitt-wyct.de/wasser-qualitaet/staedte

◆ベルリンの水質は「良好」と評価
ベルリンの水質はこれ以上ないほど良好で、州都の飲料水は過去にも最高評価を受けています。実際、どの主要都市でも水道水の方が質が良いのは事実です。Berliner Wasserbetriebeは、地中、輸送管、井戸、下水処理場の水質を毎日チェックしています。そのため、常にチェックを行い、飲料水条例で定められた制限値への適合を保証しています。しかし、この優れた品質は、それぞれの家の接続部まで厳密に管理されているに過ぎません。住宅設備の老朽化や継手の汚染は、ベルリンだけでなく他の都市でも飲料水の質を大きく低下させます。
◆ミュンヘンの水質 - 水源からの新鮮な水と未処理の水
ミュンヘンの飲料水の特徴は、その優れた水質にあります。バイエルン州の大都市に住む人々には、バイエルンアルプスの麓から湧き出る新鮮な水が供給されており、ミュンヘンの公共事業会社は、離乳食の調理にも理想的な水質を保証しています。

常に新鮮な水を使用する必要があります。水道水を4時間以上使用した水は、重金属で汚染されている可能性があります。ミュンヘンやその他の都市の水道業者は、各家庭の接続部までの水質しか検査・保証できません。その後、各家庭では、飲料水の品質を高いレベルで維持する責任があります。鉛の入ったパイプが重金属を飲料水に溶かし込んだり、家の中の汚れた設備から出る細菌やバクテリアが水を汚染したりと、未知の問題が家庭内に隠れていることが多いのです。
◆ハンブルグ - 純粋な地下水からの水質
ハンブルクの飲料水は、水質が良いと言われています。かつては周辺の川から飲料水を得ていました。19世紀末には、周辺の河川の水質が悪化し、飲料水の処理に適さなくなっていることが認識されていました。
そのため、徐々に地下水から飲料水を得るようになっていき。1905年、ビルブルックに最初の地下水プラントが建設されました。ハンブルクの水質は、飲料水条例の厳しいガイドラインを満たさなければならないため、定期的に検査されています。しかし、水道業者がこの保証をしてくれるのは、それぞれの家の接続部までです。その先にどんな危険が潜んでいて、飲料水の質を低下させるのかは不明です。ハンブルクでは、重金属を水に溶かす可能性のある鉛を含んだパイプをよく見かけますが、これは古い建物に限ったことではありません。

こちらも先ほどと同様な内容になりますね。

まとめ

ということで、今回はドイツの水道水について記載してみました。

結論としては、それぞれの家までの水は保証されているが、各家庭に入った後の水質は、その家の配管の状態などによるということですね。

個人的な考えですが、少なくともT家のアパートではカルキが多いのでBRITAを通してですが、普通に飲んでいますので、基本的には安全に飲めるのかなと考えています。
(もちろん飲んでみて、少しでもおかしな匂いや味がしたらすぐに飲むのをやめた方がよいと思いますが。)

もしドイツに来られる場合の参考になればと思います。

以上、参考になれば幸いです。

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