地中海料理に舌鼓打つヘルズ・キッチン
ヘルズ・キッチンとはマンハッタンのミッドタウン西部に位置するエリア。90年代くらいまでは暗くて雰囲気のあまりいいとは言えない「ちょっとちょっと」な場所だった。
今では某国の元ロイヤルカップルが住んだとかなんとかの、イケてる住居エリアなのだ。多くのレストランやバーなどがあり、平日夜でも賑わっている。
10月に友人がアトランタから来た時に行こうと思っていたペルー料理屋が突然貸し切りになってしまい、仕方なく斜め向かいのレストランに入ったのが出会いだった。
普段は下調べもせずいきなりレストランに入ることなどしないが、地中海料理なら外す確率は低かろうと思った。
予感は当たった😎
めっちゃめっちゃうまかった。
なので今回は長男の帰省に合わせてしっかり予約して来た。クリスマス後だというのに、意外にもわりと空いている。やはりアウトオブタウンの人が多いのだろうか。
ここはTopasといって小皿の前菜が多くあるので、五品ほどオーダーする。どれも素晴らしくうんまい☺️
どれも少量なので4人で食べると即効でなくなる😅いやーほんとにうまいなー😋
この後それぞれメインをいただき、デザートをシェアして帰宅。
以前勤務していた会社の同僚がギリシャ系アメリカ人で、彼から色々ギリシャ話を(いや神話とかではなくw)きいたことがある。
ニューヨーク市内クィーンズに全米最大のギリシャ系移民コミュニティがあり、彼はそこで育った。今もクィーンズからもっと先の、ロングアイランドに住んでいる。
どこの国から来た移民も、最初の仕事として手っ取り早いのは食べ物屋だ。イタリア系はイタリアンレストラン、中国人は中華屋さんという具合に。
ご多聞に漏れずギリシャ系はギリシャレストランなのだが、彼らは地中海レストラン+もうちょっと幅を広げてファミレス的なアメリカンダイナーをやっているパターンが多い。
よってダイナーには上記のムサカやジャイロなどギリシャ伝統料理のメニューが多い。なので地中海レストランに行ったことのない人でも食べたことがある人がいるはずだ。
ギリシャ料理屋の少ないNJだが、ダイナーにはそれらの料理があるので馴染みがある。うちの近所のダイナーもギリシャ系オーナーなのでジャイロなどが美味しい。
以前も述べたが、スペイン、ポルトガル、イタリアなどと同様に、ギリシャやトルコでもタコを食べるので、そういう料理があるのがうれしい。
ヘルズ・キッチンの夜は更けて🌉
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